2016年6月30日 (木)
2016年6月29日 (水)
2016年6月28日 (火)
備前花生け
夕方から小雨が降っています。散歩の帰りに少し濡れましたが雨か汗か定かではありません。それほどの蒸し暑さです。
そろそろ梅雨も末期になって梅雨の花から夏の花に変わってきました。紫陽花も擬宝珠も盛りを過ぎました。沙羅はまだ当分楽しめそうですが、、、。
変わってひまわりを目にするようになりました。何故か秋の花のコスモスも咲いています。
こんな季節の花を活けるには備前の花生けが一番でしょうね。備前は花を選びませんから季節に関係なく使うことが出来ます。
昔ながらの耳付き花生けもいいけれど、生活様式の変化に対応したこんなスッキリした花器もいいですよ。一杯のひまわりを活けたいですね。
落柿窯作「備前花生け」。
酸化と還元
昨夜来の激しい雨が上がって薄雲りながら陽射しも出て来ました。この梅雨は、今のところメリハリが効いていて短時間に激しく降りますが長くは続きません。それが救いですね。
激しい雨で庭の沙羅(夏椿)の落花が進んでいます。落花も藪椿の様に風情いがあります。良い花です。
今日のテーマは、酸化と還元にしました。酸化焼成は空気を一杯取り込んで焼くのに対して還元焼成は空気の量を抑えて焼きます。このため土に含まれる鉄分の変化に違いが出ます。
酸化焼成された作品と還元焼成された作品の色に違いが出るのはこのためです。どちらが良いとは言えません。お好み次第です。
落柿窯の主は酸化焼成の色合いが好きなので窖窯による酸化焼成をしていますが窯全体が酸化することはありません。従って部分的に還元焼成の作品が出てきます。
今日紹介するのはその一例です。
落柿窯作「備前飯埦」と「備前徳利」。勿論、飯埦が酸化焼成の作品です。
2016年6月27日 (月)
こんな器も
梅雨の晴れ間から梅雨空に変わって来ました。夜には雨の予報です。これから暫くは梅雨空の様ですし、これから梅雨の末期にかけて大雨が心配です。
田植えを終えた田圃ではようやく早苗が根付いた感じがあります。しっかり立って来たように見えますね。
今日は朝から残っていた広場の草刈りをしたら結構疲れて午後はノンビリでした。午後から張り替えをお願いしていた襖が帰ってきたり大工さんが雨漏りの修理にこられたりで寝ている暇はなかったですけどね。。。
さて、今日の作品はこんな器です。アーモンド形の鉢にねじり手を付けていますがその手が折れている、、、というデザインです。ちょっとやり過ぎでしょうか???
落柿窯作「備前手折れアーモンド鉢」。これも多用鉢です。
2016年6月26日 (日)
2016年6月25日 (土)
2016年6月24日 (金)
2016年6月23日 (木)
2016年6月22日 (水)
2016年6月21日 (火)
2016年6月20日 (月)
沙羅の季節
母屋の玄関前で沙羅(ナツツバキ)が咲き始めました。今年も沙羅の季節到来です。梅雨の鬱陶しい中でも梅雨を楽しむことのできる嬉しい花です。
朝咲くと一日で落花する儚い花ですがこの可憐さが愛おしい限りです。
毎年一人で眺めるのがもったいないのですが独居老人ですから全てを独り占め。贅沢です。
今シーズンも暫く楽しみたいと思います。
今日は、雨の合間に母屋の周りと隣接する畑の周りの草を刈りました。陽射しが無くて良かったのですが、ホンの1時間ほどなのに蒸し暑くて汗びっしょりになりましたよ。雨の度に草が伸びますね。
午後から、昨日から取り掛かっている手捻り泡瓶を仕上げました。
これで5つ目かな。次第に手慣れて来たようで上手くできるようになりましたね。
明日のお天気はどうでしょうか。続きの草刈が待っています。
周りの田圃では田植えがほぼ終わりです。速いですね。
2016年6月19日 (日)
2016年6月18日 (土)
2016年6月17日 (金)
2016年6月16日 (木)
埦、碗、椀、盌
「わん」の話題です。
「わん」は器の基本ですからいろいろな材質で造られます。
落柿窯が造る「わん」は陶器なので材質は土。ですからこの埦という字が当てはまります。同じように磁器は材質が陶石、すなわち石ですから碗の字が当てはまります。塗りの「わん」などは材質が木ですから当然この字、 椀ですね。
これらの字を使うのは、本来蓋が付いているものに使われるのが正しいようです。そういえば塗りの椀や湯飲み茶碗を見れば蓋付きが多いです。
また、こんな字を使うこともあります。それが垸です。この字は所謂唐物に使われた様です。
一方で、盌は蓋が付いていない器に使います。従って抹茶盌にのみ使われるのが普通です。
「わん」一つとってみても面白いですね。
落柿窯作「備前埦」。托鉢椀風です。
2016年6月15日 (水)
やはり泡瓶が好き
今日は蒸し暑い梅雨の晴れ間でした。
主は、昨夜から少し体調不良で今日は元気がありません。
朝から大工さんが天井板の仕上げに来られたり、午後からは畳屋さんが畳を敷きこられたりでゆっくりする暇が無かったのですが。丁度姉が覗いてくれて掃除を手伝ってくれました。身体に力が入らない主には大助かり。感謝です。
今日で天井も畳も新しくなって母屋の奥の部屋の改修は終わりです。後は35年経過のエアコンを新しくしたら快適な部屋に生まれ変わります。
そんなこんなで、今日は昨日轆轤挽きした蚊遣り器と風鈴の仕上げをしただけ。
夕方少し歩いてきましたがやはり身体に力が入りません。
ゆえに、今日は春の窯で焼いた泡瓶を紹介して終わります。
落柿窯作「備前泡瓶」。
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