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2012年6月30日 (土)

今年も半分終わり

 雨模様の天気で草木がしっとりして気持ちいい。しかし、雨のたびに草が伸びるのには閉口するがこれも自然なことだからしょうがないか・・・。

 草が伸びたら刈るだけだ。

 今日は、午前中所用で出かけていたカから轆轤も湿りがち。ただ平皿を挽いただけになった。

P1050059w800  今日の平皿は焼成後は八寸になる予定。

 ここまで平たくすると亀板がないと轆轤から外せない。

 仕方ないから明日までこのままにしておこう。

 

 今朝アップしたように庭の娑羅が見事に咲きだした。雨にぬれた沙羅も風情があっていいね。

 それにしても一日で落花してしまう儚い命の花だ。そこがまた愛おしい。

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娑羅開花

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 今年も梅雨の雨の中で娑羅が咲きだした。

 そういえば、今日はこのブログを初めて6周年になる日。6年前にも娑羅が咲いていた。

 悪戦苦闘しながら始めたブログももう6年も経ったのかと思うと灌感慨深い。

 この間、アクセス数は30万件を超えている。

 こんな拙いブログにアクセスしてくださるみなさんに感謝感謝。これからもよろしくお願いしたい。

                        感謝をこめて・・・・・落柿窯主

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2012年6月29日 (金)

真夏の兆し

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 梅雨の晴れ間も今日まで? 入道雲が真夏の兆し。

 予報では、明日から梅雨本来の天気に戻って鬱陶しくなるようだ。

 その上、北の高気圧圏から太平洋高気圧圏に変わるようだから蒸し暑さがやってくる。

 そうなると、今日の天気が梅雨の前半で最後の爽やかな晴天ということだな。

 いつも梅雨の最後は大雨になるから心配になる。九州ではすでに大きな被害が出ているから、これ以上被害が出ないことを祈りたい。

 これから蒸し暑くなると冷たい飲み物が恋しい。酒も冷酒がいいし焼酎もロックが良い。

 そんな夏向きのカップを一つアップしておきたい。

P1050040w800  落柿窯作の夏向きカップ。

 大振りだから、大きなまん丸氷を入れてカラカラ鳴らしながら涼しさを演出したいところだ。

 ジュースでも冷茶でも冷酒でもなんでもOK.

 使う前にはカップを凍らせておくことをお勧めする。

P1050042w800  高台部分には高台脇に緋襷が一本だけ入っている。

 後はひんやりとした土味を味わえる。

 備前焼は夏が苦手と思うなかれ。夏には備前の土味はひんやり感に変わる。

 それが備前の不思議な魅力の一つだ。

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2012年6月28日 (木)

灰被り

 今日も梅雨の中休みで暑いほどの晴天になった。それでも風はまだまだ爽やかで、北の高気圧の勢力圏にあることが分かる。

 これが太平洋高気圧の勢力圏に入れば噎せかえる暑さになるはずだから、いまのうちに爽やかな風を楽しんでおこう。

 ところで、今日戸棚の奥から主がまだ備前焼愛好家だった頃、知り合いの作家さんから頂いた灰被りの徳利がで出てきた。

 このころの主は怖いもの知らずで、いろんな作家さんのところにお邪魔して遊んでいた。

 その中の一人から頂いたものだ。陶印を見るとこの方はすでに故人。たしか備前焼を始められてまだ間がないころだったように思う。

 懐かしいので、今日はこの徳利をアップすることにした。

P1050028v800  豪快な灰被りの徳利だ。

 勿論、登り窯による強還元焼成だから窯変も出ているし底は真っ赤。

P1050027v800  全体の姿はこれ。

 やや首が長めだ。

 それにしても備前の灰被りは豪快だね。

 残念ながら、酸化焼成する落柿窯ではこれは焼けない。

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2012年6月27日 (水)

サンプルに花を活ける

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 昨日出てきた練り込みサンプルにドクダミを一輪。

 これはこれでいいね。意外なほど良く似合っている

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2012年6月26日 (火)

テストの結果

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 このところ取り組んでいる練り込みの焼成結果が得られた。

 先日、焚いた教室の窯の隅に入れてもらっていたサンプルが出てきた。

 結果はこの写真の通り。一瞬、成功かと思ったが、良く見ると練りこみの筋に沿って切れが見られる部分があった。

P1050016w800  この切れは、どうやら中までは達していない様子だから水を入れても漏ることはない。

 収縮の大きな土に練りこんで作ったからだと思う。もっと荒い土に練り込むとどうなるがテストを重ねるしかない。

P1050017w800  全体が切れているわけでもなく、この部分のようにちゃんと馴染んでいるところもあるからすべてダメともいえない。

 今回初めてテストしたのだが、一応の結果が得られて何よりだった。

 また次に窯を焚くときテストをすることになる。

 まあ、そのうち何とかなるさ。

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2012年6月25日 (月)

松材

 備前焼に携わる者にとって松材は切っても切れない関係にある。

 ご存じのように、備前焼を焼く窯の燃料は基本的には松材に限られるといってよい。

 今日の話題はその松材。

 今、落柿窯の工房奥にある談話室の机と作品展示室の作品棚の一部は、落柿窯に古くからあった肥松の一枚板を使っている。

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 これが談話室の机の天板。サイズは210センチ×70センチほどの一枚板だから結構大きい。

 親しい大工さんによれば、鋸目から見て帯鋸で製材されたようだから、この板は明治のころの製材だろうということだった。

 そうすると、ざっと100年は経っていることになる。良く乾燥しているけれど管理が悪かったせ所為か歪みがある。この歪みと取る薄くなってしまうらしい。

 主が机として使う分には少しぐらい歪んでいても良いから最低限削ってもらった。

 同じく作品展示室の棚も同じ板だが、なかなか良い雰囲気を出している。

P1050010w800  一方、こちらは燃料の赤松割り木。

 これがないと備前焼は生まれない。

 この割木は備前では大割りと呼ばれる太いもの。

P1050011w800  こちらは小さな焚き口で使う小割と呼ばれる細い割り木だ。

 何れにしても、備前焼は松様様だな。

 

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2012年6月24日 (日)

青梅が実る頃

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 落柿窯の工房前にある紅梅の青梅が実って来た。無農薬だから収穫して梅酒にでもすればよいのだが、無精者の主のこととて、いつもそのままの状態にしているから、実るほどに落果して辺りに梅の香しい香りを漂わす。今年も同じ。すでにいくつかの実が落ちてかすかに香る。

 梅の花も香しいけれど、実った梅の実も香しい。香りに敏感な主は、こんな自然の香りをいつも楽しんでいる。

 雨の後、久しぶりに畑に出たら茄子、オクラがいくつか収穫できた。見るとミニトマトも色付き始めていた。

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 赤と黄色のミニトマト。いっぱい花を付けているから、これから数え切れないほど収穫できると思う。

 しかし、畑に出るといつも虫(特に蚊)に襲われて後が大変。今日も両腕に何箇所か。今も痒くてたまらない。

 さて、今日の落柿窯の作品は酒器。冷酒か焼酎用だ。

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2012年6月23日 (土)

覚えていますか

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 今日、6月23日は「沖縄慰霊の日」だということを覚えていますか。

 戦後日本の生きる道は平和主義だったことを覚えていますか。

 ヒロシマ、ナガサキを経験した日本の主張は反核だったことを覚えていますか。

 今、この日本の一番大切な心が失われようとしているのではないかと危惧しています。

 主の思いすごしであってほしいと願いながらも、やはり気になります。

 「サトウキビ畑」:の作者「寺島尚彦」さんは、このCDにこんなメッセージを寄せています。

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 こうしていても、世界のあちこちで戦争がおこり多くの犠牲者が出ています。 この忌まわしい現実に目をそむけず、平和を願う気持ちを持ち続けたいと思います。

 これは沖縄の陶芸家、人間国宝「金城次郎」さんの水滴です。

 魚が笑える平和であってほしいと願っています。

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2012年6月22日 (金)

梅雨も一息入れて

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 台風の大雨が去って、今日は梅雨の中休み。遅れていた田植えが一気に進んだ。

 夕方、田植えが終わった田圃に夕日が映える。水田地帯の美しい風景。この風景をいつまでも大切にしたいと思う。

 梅雨の晴れ間にドンピシャで陶芸教室の薪窯に火が入った。

 少しのお手伝いを終えて、振り返れば落柿窯の煙突の上空は夕日に染まっていた。

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2012年6月21日 (木)

夏至は梅雨の雨

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 今日は夏至。あいにくの雨で長い陽射しを味わえないが台風4号が去って遅れていた田植えが一気に始まった。

 主が子供のころは、家族総出で10日以上かかっていた田植えが今では1日か2日で終わる。

 主が委託している田圃も昔は5~6人で2日がかりだったのに、今ではほんの1時間余りで終わる。いい時代だが、それでも後継者はいない。これから日本の農業はどうなるんだろう。

 それはともかく、夏至の今日、甥夫婦から数日遅れの「父の日プレゼント」が届いた。

 中にはリクエストしていた「中能禮(なかよくれい)」さんのCDが入っていた。一緒に主の好物であるスグキとお茶請けの菓子それに手造りのくす玉も。

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 主がいつも行っていた岡山市内のCDショップが閉店したのでCDが手に入らなくなっていたから、このCDはとてもうれしい贈り物だ。感謝感謝。

 台風4号と5号が立て続けに来て雨が続いている。それでなくても梅雨は鬱陶しいのに台風の影響で雨量が多い。

 こんな時には食卓に置いてある砂糖や塩がどうしても湿ってしまう。こんな時期に活躍するのが備前焼だ。

 備前焼の小壺に砂糖や塩を入れておくと比較的湿りにくい。これは備前焼の特徴である「器肌は空気を通すけれど水は通さない」為だろう。この時期こそ備前焼を使ってほしいと思う。

P1040941w800  落柿窯作「備前蓋付き小壺」。

 サイズぁ9センチ×10センチほど。

 食卓に一つあると何かと便利だ。

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2012年6月20日 (水)

一難去ってまた・・

 台風4号が行ってしまったと思ったら、台風5号がすぐそこまで来ているではないか。

 台風5号は勢力が弱そうだから風の心配はさほどないと思うけれど、何せ今は梅雨の真っただ中だから、この台風が梅雨前線を刺激して前線の活動が活発になり大雨を降らせる恐れもある。

 明後日から陶芸教室の窯焚きなのに、なんとかそれまでに通リ過ぎてほしいものだ。

 今日の主は怠惰の虫が居座って練り込みの花器を一本挽いただけ。後は来客と話に花が咲いた。

 そんなわけで、今日の話題は何もないから、以前造った「叩き四方銘々皿」でもアップしておこうと思う。

P1040902w800  叩きで手造りした銘々皿。10センチ四方ほどのサイズ。

 このサイズで薯蕷(じょうよう)饅頭一つの大きさ。

 和菓子の上品さが良く似合うと思う。

P1040903w800  ちなみに、5客だとそれぞれに景色が違う。

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パソコン6周年

 落柿窯にPCが来て今日で丁度6年になる。

 主はPCなど使うつもりはなかったが、お勤めの関係でどうしても拒否できず使い始めた。

 そうなると、意志の弱い主はPCに興味が向いて自分持ちのPCが欲しくなった。

 そんなわけで、ようやくPCを購入して届いたのが6年前の今日というわけだ。

 使うとなると怖いもの知らずの主だから早速ブログを立ち上げた。・・・とはいってもPCに関してはずぶの素人だから何も分からず、先ずは従妹の福田さんのブログ「食卓の備前焼」をまねて設定したのが6月26日。

 PCが届いて1週間目だった。無謀にも良くやったものだ。何も知らないから出来たのだろう。

 何も解らないまま始めたブログが最初から上手くいくはずもなく、写真がアップできず、毎日書いては消し、消しては又書き、そしてアップしてみるの繰り返しで、ようやく5日目になってエイヤ…とばかりに突き進むことにしたのが6月30日。

 今、その日のブログを見返すと4日間悪戦苦闘した様子がうかがえる。

 その日の記事がこれだ。

 それから今まで、PCの不具合時期を除いてほぼ毎日ブログを更新してきた。良く飽きもせず続けているもんだと自分でも不思議に思う。

 その後定年退職したから、今となっては、このブログが独り暮らしの主の安否確認の役目を果たしている。

 このブログが途切れたら主にアクシデントがあったということになる。

 半農半陶・・・自然に任せて気ままに生きていきたいと思う。

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2012年6月19日 (火)

虹の架け橋

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 台風が去って雨戸をあけると虹の架け橋。

 最近、こんなにはっきりと虹を見たことがないから、思わずカメラと取り出した。

 あまりに近い虹なので左右の基部が同時にファインダーに入らない。

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 ここが反対側の基部。一番高いところは青空に消えていた。

 アップで写したら結構な迫力がある。自然の不思議。虹には夢がある。

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 明日は天気が戻るだろうな。

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おにぎり形

 工房の隅っこから、ずいぶん前に焼いたおにぎり形の花器(水盤)が出てきた。

 忘れていたけれど、こんなのも焼いていたんだ。結構良い景色だから使えるね。

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蕎麦を食う

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 台風の風雨音を聞きながら蕎麦を食った。

 この蕎麦色の8寸皿は蕎麦が良く似合う。蕎麦猪口も備前。

 付け合わせのミニトマト、きゅうり、蕎麦つゆ以外は皆蕎麦色。蕎麦は山形産。

 ご馳走様でした。

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台風4号大接近

 台風4号が最悪のコースを進んでいる。今夜は大荒れになる模様。被害が心配される。被害が出ないことを祈ろう。

 主は、台風接近の前に昨日挽いた花生けを仕上げて今日の仕事は打ち切りにした。後は台風情報に耳を傾けるだけだ。

P1040905w800  主が造る花生けはいつも同じ。主の頭にはこのイメージしかないらしい。

 発想の貧困さが恨めしいが、主の才能はこんなものだからあきらめるしかないね。

 後は台風情報に釘付けだ。

 

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2012年6月18日 (月)

台風―接近中

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 サンゴ樹が満開になっている。朝、ミツバチの羽音が止まない。午後3時を過ぎると何時の間にやら羽音が消える。巣に帰るんだろうな。不思議だね。

 そんなことより、強い台風4号が接近中だ。明日夜には日本のどこかに上陸する予報だし、その後列島を縦断する恐れもある。

 風も雨も強いようだから最大の注意が必要だ。

 主は茶室の窓を全部ふさいだ。数年前、台風で障子すべてを破られた苦い思い出があるから、それ以降は台風のたびに備えを怠らないようにしている。

 被害が無ければ良いが、…用心に越したことはない。

 今日も主は花生けを挽いた。

 午前中は昨日の仕上げ。午後から知人の来窯もあったから轆轤挽きは少しだけ。

P1040895w800   主が作る花生けの形は主のイメージだけだけ。

 しかし、発想が貧困な主では造形的なものはとても造れない。

 これが主だから仕方ない。

P1040894w800  今朝から水路に水が通った。

 早速、田圃では鉄の代搔き馬が働いている。

 明日にはもっと多くの田圃でこの光景が見られるだろう。

 今週末には田圃は早苗で覆われる。

 今日のおまけはこれ。嵐の前の擬宝珠。

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2012年6月17日 (日)

嵐の前の・・・

 強烈な台風が近づいている。…なのに今日は不思議なほど穏やかな良い天気。

 嵐の前の静けさ…か?予報では明日から20日にかけては大荒れになる。特に20日は最接近もしくは上陸の恐れもあるようだから要注意。

 今、フィリピン沖にある台風4号の勢力を見ると背筋が凍る。明日には930hpにまで発達するようだし、最大風速は50メートル、瞬間では70メートルとなっているから恐ろしい。

 なんとか直撃だけは避けてほしいと祈るばかりだ。

 主は、今日の不思議なほどの晴天を利用して使いっ放しにしていた泥だらけの道具を洗った。

P1040889w800  ヘラからカンナから何から何まで泥だらけ。

 使うたびに洗えば良いのだが、何せ主は全くの無精者だからいつも泥だらけのまま。

 しかし、さすがに使い辛くなったから仕方なく全て洗った。

P1040891w800  これらはカンナ。

 使い古しから新しいものまで様々だが、やはり使い易いものばかりを使っているようで、カンナの刃の消耗が極端に違っている。

 切れ味が悪くなるとヤスリで研ぎながら使うからもはや刃が無くなりそうなものもある。

 道具は主の陶芸の歴史でもあるなぁ。

 今日の轆轤挽きは花生けを少し。備前はやはり花生けが一番。

P1040892w800  備前定番の耳付き花生けになる予定。

 それにしても台風が心配。なんとかそれてくれるといいのだが…祈るしかない。

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2012年6月16日 (土)

お預け徳利

 今日は、久々に本来の梅雨空。雨が降ったりやんだりしている。紫陽花をはじめ梅雨の季節に咲く花は皆生き生き。

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 ガクアジサイが鮮やか。一気に色が増してきたように思う。梅雨の季節はやはり雨が必須だね。

 庭の娑羅(ナツツバキ)の蕾も大きく膨らんで開花も近い。今年も蕾がいっぱい付いているから楽しみだ。

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 さて話は変わるけれど、今日の話題は「お預け徳利」。

 茶席は、炉から風炉に変わってあちこちで茶会が盛んなようだ。

 そんな茶事に欠かせないのが「お預け徳利」。お預け徳利と言えば備前の右に出るものはない。これに備前のぐい呑みを添えて、客に預けて下がる亭主の想いが伝わってくる。

 そんなお預け徳利に、こんなのはどうかな。

P1040884w800 落柿窯作「備前肩付き徳利」。

 備前の徳利のサイズは大体2合入り。この徳利も2合入る。

 お預け徳利に丁度よい大きさだろう。

 これに備前のぐい呑みを添えて客に預けよう。

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2012年6月15日 (金)

象嵌遊び

 今日は、天気予報の通り、午後から小雨が降り出した。予報では、この先一週間は梅雨前線と近づく台風の影響で雨が降り続くという。

 台風4号はまだ遠いけれど、19日には九州に接近もしくは日本列島に上陸の恐れもあるようだから注意していなければならない。

 今日、陶芸教室が薪窯を詰めた。窯焚きは来週の予定らしいから台風の進路が気にかかるところだ。

 ひどくならないことを祈りたい。

 教室のメンバーは新しい人が一人増えて、今お休み中の1人を加えると7人になった。これ以上増えると工房が狭くらなるし轆轤も使い難くなるからこれが限度だろう。・・・とはいっても、教室は自主運営だから主はあずかり知らぬことだけれど。

 今日の窯詰めも教室のメンバーが全てやっていたから、主は時々アドバイスをするだけだった。

 そんなことで、主は、昨日挽いた皿を使って象嵌遊び。

P1040869w800  こんな輪花象嵌をやってみた。

 仕上げはもっと乾いてからでないと上手くいかない。

 収縮度の異なる土を埋めるから肌別れすることが一番の心配。

 焼き上がりのサイズは尺ほどだと思う。

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2012年6月14日 (木)

お嫁入り

 今日も五月晴れで陽射しが強い。気温は30度近くまで上がった。南風が爽やかだったからしのげたが、風が止まるとむせる暑さだ。

 こんな暑さの日が続くのももうすぐ。主にとっては一番弱い季節が来る。

 今日は、かつての職場の先輩が久しぶりに訪ねてくれた。もう5年近くお会いしていなかったから気になっていたのだが・・・・・。

 久しぶりにお会いして聞くところによれば、昨年末、闘病生活を続けておられた奥さまが亡くなられたという。ご冥福を祈りたい。

 

 さて、話は変わるけれど、その先輩が、主のビアマグを嫁入りさせてくれた。

P1040863w800  これがそのビアマグペアの一つ。

 関東に嫁入りする。

P1040864w800  これがもう一つのペア。

 これからの季節に備前のビアマグは必需品だから嫁入り先でかわいがってもらえれば嬉しい。

 半陶半農の主は、五月晴れの今日、午前中畑にトラクターを入れた。草対策だから何かを植えるわけではない。

P1040853w800  この辺りは18日から水路に水が通リ田植えが始まる。

 週末から雨が本格的になるようだし台風4号も影響するようだからトラクターを入れるタイミングは今日がベスト。

 これでしばらくは耕さなくても良いだろう。

P1040861w800  午後はのんびり轆轤挽き。

 この皿は象嵌にしようかな。

 

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2012年6月13日 (水)

梅雨の晴れ間―五月晴れ

 今日は、昨日の梅雨寒が解消されて五月晴れ。

 「五月晴れ」は梅雨の晴れ間を言うから、今日の晴天は正に「五月晴れ」だ。

 この晴天を逃すと週末からは天気が崩れる予報だから、今日はまたまた草刈日に決めて、いつもの範囲の草を刈った。

 ひと雨ごとに草が伸びる。次の晴れ間には、また草刈りかもしれない。

 草刈の後、午後から昨日挽いた練り込み壺を仕上げた。

P1040846w800  これで練り込みの試作品は一応揃った。

 後は焼いてみるだけだが、何時窯が焚けるのか解らないから、結果はしばらくお預けになる。

 誰かが窯を焚くときに隅っこに入れてもらおうかなぁ。

 梅雨の晴れ間に気がつけば「サンゴ樹」が咲いている。

P1040833w800  この季節には花が少ないから、日本ミツバチの羽音が聞こえるだろう。

 このサンゴ樹は、落柿窯の母屋の目隠しなので伸び放題にしてあるから10メートルを超える大木もある。

 植えた時は背丈程だったのに、30年の歳月で良く育ったものだ。

 花の少ない季節でも何故か香りの花が多い。

 落柿窯の庭ではクチナシ、トウオガタマが香っている。

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2012年6月12日 (火)

鮮やかに咲く

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 雨に似合う花…紫陽花、花菖蒲 擬宝珠、そして沙羅。この中で落柿窯に無いのは花菖蒲だけ。

 花菖蒲は水がないと育たないから仕方ない。

 雨に似合う花はこれからが盛り。擬宝珠、沙羅の花芽が膨らんできた。

 紅梅も結構大きな青い実を付けているし…梅雨もまた楽しだね。

 今日のおまけは白地に緋襷の徳利。「父の日」プレゼント候補の一つ。

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2012年6月11日 (月)

今年の梅雨

 今年の梅雨は、メリハリの利いた形だという予報。降るときはザーと降って、降らないときはあまり鬱陶しくないらしい。6月は比較的降らない日が多そうだが、7月の梅雨末期には大雨になる、…そんな予報だ。

 この辺りの田圃は、田植えの準備に忙しい。18日から用水路に水が入ることになっている。早苗もずいぶん伸びてきた。

 今日、畑に行くとゴーヤの花が咲いていた。昨年は不作だったが、今年は期待できそうだ。

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 季節季節に咲きく花はいいね。特に野菜の花は素朴で主好み。

 ゴーヤの収穫はまだまだ先だが、ゴーヤジュースが待ち遠しい。

 さて、主の仕事は牛歩どころかカタツムリの様。今日は立ち壺を挽いた。

P1040812v800  この立ち壺は、壺で初めて練りこみにして見た。

 全面削りにすると良い景色が出るはず。

 それにしても、小さな壺を挽いても応えるようになってきたこの体力無さが恨めしい。

 明日は天気が崩れる予報。眼科の予約で診察に行くから、なんとか雨が降らないでほしい。

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2012年6月10日 (日)

初物

 梅雨入りの雨でカラカラだった畑が程良く潤った。今日、畑に出てみると、茄子もトマトもオクラも見違えるように元気になって綺麗な花を付けていた。

 おまけに、茄子は早くも実を付けて、今日が初収穫。沢山花を付けているからこれからどん損収穫できると思う。

P1040791w800  オクラの花。

P1040793w800  茄子の花。

P1040795w800  ミニトマトの花。

P1040796w800  初収穫の茄子。

 午後から、昨日の壺を仕上げている所に、お隣さんが「ユスラウメ」を持ってきてくれた。

 昭和30年代、貧しかった時代に、田舎の子供たちにとってこの季節の食べ物と言えば、このユスラウメ、野生のグミ、桑の実くらいだった。中でもユスラウメはどこの家庭にも植えてあって、子供たちは麦藁で編んだ籠に一杯収穫した。甘いものが乏しかった時代の甘い食べ物の一つだったから…美味しかったなぁ。

 今、口に含むとさほど甘さは感じない。変わりに懐かしさが口いっぱいに広がる。

P1040805w800  ユスラウメ。爽やかな自然の甘さと色合いに心が和む。

 夕方、丁度来合わせた若い友人の陶芸家に、「子供たちに教えてあげて」と初収穫の茄子と一緒におみやげ替わりにお裾分け。

 今日仕上げた壺は予定通り「葉茶壷」になった。

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2012年6月 9日 (土)

徳利の出番

 かつて、茶の湯の世界において備前焼の存在意義は絶大であった。水指、茶入れ、花器、そして徳利とぐい呑み。

 これらはすべて茶道具の中心的存在である。伝世の名品も多く存在するから備前焼がいかに取り扱われていたかが良く分かる。

 これらの中でも「徳利とぐい呑み」は庶民の間でもファンが多くて、あれこれと作家さんの作品を集めている人も多い。

 しかし、 このところ徳利が活躍する場面が減って来たように思う。ぐい呑みの人気は変わらないようだが、かつて徳利から酒を注いでいたシーンが減って、ぐい呑みに直接酒を注ぐことが一般的になっている。

 生活様式の変化が影響しているのだろいが、ちょっと寂しい想いが残る。今や徳利は一輪差しに生きる道を見つけようとしている。

 落柿窯でも、今まで沢山の徳利を焼いてきたが日の目を見ることがあるのかなぁ。ちょっと寂しいね。

 落柿窯作「備前徳利」。お気に入りの一品だ。

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備前の壺

 梅雨らしい鬱陶しい天気の中で、先日、薪窯を焚いた従妹で「食卓の備前焼」を管理している福田さんが窯出ししたので見せてもらった。

 いつも通りの綺麗に酸化焼成された作品が出てくる中で、ひときわ目を引いたのがこの「ぐい呑み」。

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 これは何が何でもすごすぎる。酸化焼成する薪窯でこの景色が焼けるのが不思議だが 、現実に目の前にあると信じるしかない。

 時は「父の日」直前。こんな「ぐい呑み」を親父さんにプレゼントしたら酒好きの親父さんなら泣いて喜ぶと思う。プレゼントにしたい人は至急福田さんに連絡を。たしか3~4個しかなかったなぁ。

 さて、主はと言えば・・・今日も壺を挽いた。

 室町末期から桃山にかけて、歴史を刻んできた備前焼の壺は、そのほとんどが葉茶壺。水を通さず空気は通すという備前焼の特徴が茶葉の保存に適していたからだと思う。

 主は、この葉茶壷の形が好きで、今日挽いた壺もその形にするつもりだ。

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 今の時代では備前の壺で茶葉を保存することはないが、この形は花を活けても良く似合う。

 仕上げは耳を付けよう。耳は口を封じる紐を通すものだ。

 おまけに、工房に活けてある花を一つ二つ。

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 どちらもハーブ系の香りがする。

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2012年6月 8日 (金)

梅雨入り

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 今日梅雨入り。カラカラ天気が一気に解消されて紫陽花が大喜びの様子。

 しかし、九州では大雨の予報が出ているから喜んでばかりはいられない。これからひと月半、梅雨空が続く。

 今年は、季節感がはっきりしていて気持ちいいけれど、素地の乾き具合を調節するのが難しい季節でもある。

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2012年6月 7日 (木)

梅雨入り直前

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 スーパーの果物売り場に並んでいる今が旬のアメリカンチェリーを買ってきた。国産のサクランボは高価で手が出せないから、いつもこちらの方だ。

 アメリカンチェリーは大きくて食べ応え有るし栄養価も高い。(これは言いわけだけどね)

 今日は、梅雨入り前の最後の晴天になった。天気予報では、明日には梅雨入りになりそうだから、しばらくはぐずついた天気が続くだろう。

 6月は、梅雨の鬱陶しさばかりが思われるけれど、梅雨の雨を待ち望んでいる花たちも多い。

 紫陽花も沙羅も花菖蒲も梅雨の花。雨は雨でこれもこれもまた良し…だ。

 西洋では「June Bride」(6月の花嫁)は幸せになれる言われるし、身近では「父の日」もある。

 梅雨の季節は梅雨の季節らしい楽しみがある…ということだろう。

 このところ、CMのいたるところで「父の日」プレゼントが話題になっている。備前焼の世界でも、父の日の贈る品々が紹介されているから、主も一つ提案してみようと思う。

 普通、備前焼の世界では、父の日の定番商品は「酒器」が多いのだが、主のように下戸のお父さんもいりはずだから、こんなかわいいコーヒーカップは如何かな。

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2012年6月 6日 (水)

2012年6月6日の出来事

 今日は何と言っても「金星の太陽面通過」が最大のイベントだろう。

 しかし、今日の出来事はそればかりではない。主の好きな唐招提寺では「鑑真忌」のお祭りだし、伎芸天の御座す秋篠寺では年に一度の「大元帥明王」の御堂が開扉される日だ。

 主のことでは、壺モードで仕事をしているはずなのに、何故か壺が皿に変わるという不思議な日でもある。

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 なぜにこうなったかは「言わぬが花」というもの。まあ、こんなこともあるさ。

 もうひとつ、6月6日のこんなに佳き日に、「食卓の備前焼」を管理している従妹の福田さんは、あの薪窯に火を入れた。今回も素敵な備前焼が出てくるだろう。

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 窯焚き大好き人間の主は、勿論薪を焼べさせてもらったのは言うまでもない。

 おまけに、窯焚きの差し入れはこのモンキーバナナ。

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2012年6月 5日 (火)

壺を挽くー続き

 昨日から轆轤挽きで壺を造っている、今回使っている土は、少しばかり荒い土だから、轆轤挽きしていても手にあたる土の感触でそのことが良く分かる。

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 この壺を仕上げると表面は荒々しい傷が入ると思う。それがまた備前の特徴ともいえるから面白みが増すと思う。

 今日は、南沖合を通過していく台風の影響で、南岸にある梅雨前線が刺激されて小雨が降ったりやんだりの天気が続いた。しかし、夕方には雨が上がって青空も見えるようになった。

 この分だと、明日の金星の太陽面通過が観測できるだろう。昨夜は曇り空でせっかくの月食は見えなかったから明日は期待していたい。

  さて、今日の作品紹介は「多用途小鉢」。

P1040696w800  落柿窯作「備前小鉢」。

 茶碗ほどの大きさがある多用途に使える小鉢だ。

P1040695w800  御覧のように高台はない。

 この器の特徴は、何といってもその器肌についた赤い緋襷。

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2012年6月 4日 (月)

壺を挽く―梅雨入り間近

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 久々に…本当に久しぶりに壺を挽き始めた。長く壺を挽いていないから、今日の壺は小手調べ。明日から壺モードに入ろうと思う。

 しかしながら、落柿窯は小さな窯だから、大きなものは入らないし数も限られる。

 壺が豪快に綺麗に焼ける場所は決まっているから、必要な数だけ作ればそれで終わりだ。

 小さな窯で上手く焼くのは本当に難しい。何年やっても同じではないから何時も初めての気分だね。

 さて、今日は月食。金冠日食に続いての天体ショー。ちょっと天気が気になるところ。

 それもそのはずで、今日の天気を見ても梅雨入り間近を想わせる。落柿窯の紫陽花も次第に色がついてきた。

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 おまけの花。二題。P1040686w800

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2012年6月 3日 (日)

なんとなく

 今日は、暑いのか涼しいのか良くわからない天気。蒸し暑いようでもあり、風が通るところでは肌寒いようでもあり・・・だ。

 風は涼しくても陽射しは思いのほか強くて、少し動くと汗ばんで来る。なんとなく体がだるい。

 今日は、御近所の猫ちゃんのいたずらにたまりかねて猫避けネットを張った。落柿窯の駐車場で、ネコちゃんが屋根から車の上に飛び降りて遊ぶ。当然車は猫足だらけ、車の屋根がヘコむ恐れも大きかった。

 そこで、ネコちゃんが屋根から飛び降りることが出来ないようにネットを張った次第だ。

P1040679w800  これで様子見だね。これでも治まらないようなら、もっと強力な措置がいるだろうが、多分OKだと思う。

 この下には、チンクとジムニーがあるから、そのたびに猫足を洗うのが結構大変だった。特に雨の後がひどかった。

 足場を組んで取り付けたから、慣れない仕事に四苦八苦したがなんとかできた。

 この後、どっと疲れが出たようで昼から少し横になっていたけれど、急に思い立って、少し大きめの輪花多用鉢を挽いた。今日の仕事はここまで。

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2012年6月 2日 (土)

無釉の温かさ

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 備前焼の大きな魅力の一つに無釉の温かさをあげることが出来る。窯の中で変化した土の味わいは釉薬をかけた焼き物とは一味違う。

 釉薬の焼き物には当然その良さがあることは確かなことだけれど、無釉の素朴な温かさは自然そのものだ。

 写真のように、焼成した時の備前の土の変化は他に類を見ない。

 同じ備前の土でも堀出される場所によって、その性質は微妙に違う。その為、作家さんは良い土を求めて探しまわることになる。

 備前の土は堀出された場所によって名前があり、還元焼成に適した土、酸化焼成に適した土といろいろだ。

 昔の陶工は、土の良し悪しを舐めて確かめたという。備前の土は魔法の土だと思う。

 ちょっと話が変わるけれど、落柿窯から歩いて5~6分のところに岡山市内の私立高校の立派なサッカー場がある。

 夕方、歓声が聞こえるので行ってみたら、子供たちが試合をしていた。

 それにしても、素晴らしい芝のピッチ。プロのチームでも使えるピッチだ。ファジアーノも昼は借りればいいのに。

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2012年6月 1日 (金)

紫陽花の季節

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 今日から6月。紫陽花の季節になった途端、工房に「八重柏葉紫陽花」が届いた。

 紫陽花の種類は数えきれないほどあるけれど、このタイプの紫陽花を見るのは初めて。葉っぱが柏の葉に似ていることからこの名あるようだ。

 我が家の紫陽花はまだまだこれからだが、綺麗に咲いたら写真をアップしたいと思う。しかし、毎年同じ紫陽花の写真ばかりだけどね。

 そんなことで、今夜は紫陽花の茶碗で茶を点てた。

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 菓子は、到来物の干し柿羊羹。干し柿の自然な甘さが好ましい。ご馳走様でした。

 今日の作品紹介は、展示場から流れ胡麻壺。

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