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2011年11月30日 (水)

ドウダンツツジ

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 遅れていたドウダンツツジがようやく紅葉した。黄色から赤に変わる紅葉のグラデーションがいい。

 しかし、ドウダンツツジも昨年に比べると色合いがいまいちだな。

 今日は、紅葉を想わせる茶碗をアップしておきたい。

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 落柿窯作「備前茶碗」。見込みの淡いピンクの色合いと縁の緋色が色付き始めた紅葉を彷彿とさせる。

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 高台は豪快な胡麻が融けている。

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2011年11月29日 (火)

窯詰め

 今日は曇り勝ちながら温かな日和だった。そんな中、春以降に落柿窯で土遊びをされた方々の作品を窯詰めした。クリスマスまでに焼成して届けたいと思ったから。

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 いくら小さな薪窯といっても土遊びをされた方の作品だけでは窯がいっぱいにならないから、先日の陶芸教室の窯焚きで入らなかった作品を一緒に入れた。

 これは姉の作品がほとんど。・・ということは、主の作品はほとんど入っていないということだ。

 窯に火が入るのは月が変わってからの予定。

 これで今年の窯焚きは納めになる。

 

 このところの冷え込みで木々が色づいてきたから、やっと庭がにぎやかになった。

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 色はいまいちだが、それでも沙羅もドウダンツツジも秋の装いに変わっている。

 これでモミジが紅葉すると一段と庭が華やぐんだが、今年はあまり期待できそうにない。

 

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2011年11月28日 (月)

安堵感

 数日前から探し物をしていた。どうしても見つからなくてイライラ。ストレスが溜まり気分が滅入っていた。

 探し物はこれ。

P1020422w800 相棒である5DⅡのバッテリーチャージャー。

 数日前、使おうと思ったら見当たらない。どこへやったか全く覚えていない。心当たりを探してみたが見つからない。

 バッテリーチャージャーがないと困るから無ければ買わねばならない。価格は5500円。

 いよいよカメラ屋さんに注文しようかと思い、それでも未練がましく再度探したら、何と、何度も見たバッグの底から出てきた。

 この瞬間、気が抜けると同時に安堵感が全身をを包むのがわかった。

 まことに小市民的ではあるけれど普通の庶民はこんなもんだと思う。

 何はともあれ、これでこの件に関しては一件落着。無用の支出もしなくて済んだ。滅入っていたのが嘘のようにスッキリ。現金なものだ。まあ、主も人の子ということだろう。

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初冬の一日

 鬱陶しい天気の初冬の一日。いつもと同じでぼんやり過ごす。周りを見ればようやく紅葉した沙羅、もう蕾が膨らんだ日本水仙、種が飛んで根づいた花、そして訪れる人のない展示室。

 すべてがいつも通りの穏やかな日だ。

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 宝探しのような展示室へどうぞ。

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2011年11月27日 (日)

約束ごと

 陶芸作品の世界で約束ごとと言えば、先ず、茶道具だと思う。

 茶碗しかり、茶入れしかりだ。茶碗は、その形から、見込みから、高台から何から何まで約束ごとに縛られる。

 こんな約束ごとは誰が決めたんだろう。

 多分、歴代の茶人が少しずつ決めて来たんだろう。茶の作法は素晴らしく合理的に出来ていて無駄な動きは全くない。だから作法が余計難しいのかも知れない。何せ、人間は無駄な動きが多いからなぁ。

 主が茶器を造るとき、約束ごとは考えない。約束ごとに縛られると主の技量では作品にならないからね。主はいつも自由だ。

 この感性に合わない人は使ってくれなしだろいうが、それはそれで仕方ない。

 そんな茶碗の一つがこれ。落柿窯作「備前茶碗」。

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2011年11月26日 (土)

明け方の山

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 日の出前の澄んだ空気の中でしか見えない遠くの山並。この山がどこの山なのかわからなかったが、近所の人によると小豆島の山だという。ほんとかなぁ。

 ズームをいっぱいにして引き付けた。今朝は良く冷え込んでいたけれどとても清々しい。

 そんな朝、村の長老(おばあちゃん百歳)が亡くなったという知らせが届いた。昨日救急車で運ばれたから心配していたがやはりだめだったようだ。

 この村はみな長生きでお年寄りが多いから、これからも訃報が届くだろう。今夜が通夜、明日が葬儀。

 この村では、村人が主体になって葬送するのが習わしだから主も明日の葬儀に参列することになる。

 

 話は変わるけれど、今年もまた落柿窯の庭ではサザンカが花盛りになっている。

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 この木はピンクだが、赤のサザンカも白のサザンカも花盛り。紅葉は駄目でもサザンカはいつものように勢いが良い。

 そんなサザンカを愛でながら、久しぶりに美味い茶を点てた。幸いにも、いただき物の信楽銘菓「黒柿」があったので茶の友に指名した。

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2011年11月25日 (金)

今年のモミジ

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 庭のモミジがようやく紅葉した。良く晴れた青空にモミジの赤が映える。

 今年の紅葉は遅れているし、色付きも悪いし、葉っぱも痛んだり散ったりしているけれど、それでも紅葉は紅葉。鮮やかな赤が眩しい。

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 重なり合う葉が造り出すグラデーションは自然の妙。

 このほかの庭のモミジはこれから紅葉が始まるから、今後の気温に期待したい。

 

 さて、一人暮らしの主は、茶を楽しむのに小さな茶器を使うことが多い。こんな一人用の宝瓶は如何かな。

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 小さな茶碗に丁度いっぱいの量の宝瓶。たっぷりの茶葉に60~70度の湯を注ぎ、じっくり出した緑茶はことにほか美味い。至福のひと時を楽しいで欲しい。

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2011年11月24日 (木)

お城も名園も秋の色

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 今日は、いつもの病院のいつもの予約診療日。お隣にそびえる名城も対岸の名園もようやく秋の色。

 診察までに少し時間があったので少し歩いた。川面を渡る冬の風が冷たい。祝日の後だから人もまばら。

 もう11月も終わるというのに、あまり紅葉が進んでいない。ここにきて、木々はようやく秋の色模様に変わりつつあるように見える。

 さて、いつもの診察の結果は一応セーフ。先日の眼科の心配だけが残る形だが、まあ、これもなるようにしかならない。ジタバタしても仕方ない。

 そんなわけで、今日も一日つぶれた。川沿いを歩いていると秋色の木々を備前の花生けに入れてみたくなる。何かないかと探したらこんな花生けがあった。

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 落柿窯作「備前花生け」。これに秋色の木々や赤い実の木々を入れてみたいと思う。

 おまけに名城の写真をもう一枚。秋色に染まる城だ。

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2011年11月23日 (水)

季節外れ

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 ミニトマトとゴーヤが季節外れの収穫。畑に出たらミニトマトのイエローアイコとゴーヤが生っていた。この時期に収穫できるとは・・・今年の温かさを象徴しているようだ。

ゴーヤの木はそろそろ枯れてだめになっているが、ミニトマトはまだまだ元気で沢山の実を付けている。もうしばらく収穫できそうだ。

 今日、寒さ対策で窯場の前にブルーシートを張った。真冬には全体を覆うけれど、今はまだそこまでrはいらない。

P1020365w800夏の間は全てを全開にしているけれど寒くなるといつもシートを張って風を防ぐ。

 これだけでずいぶん寒さが違う。屋根があっても建屋で守られていても冬の寒さ対策は欠かせない。

 今日は雨の予報だったが、どうやら雨は免れた。曇り空の下、久しぶりに備前の壺を外に連れ出した。備前は自然との相性もいい。

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2011年11月22日 (火)

冬に向かって

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 遅れていた紅葉が進みだした。今朝はこの冬一番の冷え込み。あちこちから初霜の便りも聞かれた。

 温かな瀬戸内でも今朝は凛と冷えて空気が澄んでいたように思う。

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 日の出前、初霜かと思えるほどの白く澄んだ風景があった(6時30分ごろ)。ようやく冬らしくなった。足踏みしていた季節の歩みが動き出したようだ。

 それはさておき、今日「食卓の備前焼」を主宰している福田さんの工房を覗いたら、先日窯から出たばかりの作品を手入れしていた。

 窯出しの時も良い作品が多いなあと感じたが、今日手入れされた作品を見てあらためてそう思った。

 その中の一つを写してきたので紹介しよう。

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 福田路子作「備前カフェ・オ・レボール」。見事な景色に焼きあがっている。さすがに松割り木の威力はすごい。

 主の作品はと言えば、今日も宝瓶の紹介。今日の宝瓶はちょっと縦長だ。

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 普通の宝瓶に比べて少し縦長。宝瓶は広い方が茶葉が良く開くから好ましいのだが、このくらいの縦長は許容範囲だと思う。

 宝瓶で入れた濃い緑茶が美味い。

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2011年11月21日 (月)

冬が駆け足で

 冬型の気圧配置が強まって寒くなった。今まで温かかった分、寒さがこたえる。遅れていた冬が駆け足でやってきたようだ。

 実際には、これで平年並みだからそんなにきつい寒波ではないのに、今まで温かさに慣れてしまった体は急には寒さに対応できない。こんな時体調を崩しやすいから歳を重ねた身には特に十分な注意が必要だろう。

 主の健康法は、一にも二にも濃いお茶を呑むことだ。粉にした茶葉は特に良い。抹茶は高価だからいつも緑茶を買ってきて粉茶を造る。これがいい。

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 宝瓶で濃く入れたお茶は何とも美味い。高価な茶葉でなくても番茶でも構わない。とにかく濃く入れる。

 ビタミンが豊富だし殺菌効果もあるから風邪の予防にはこれが一番だと思う。

 実際、主はほとんど風邪をひかない。インフルエンザの予防接種もしたことがない。多分、お茶の効用なんだろう。

 

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2011年11月20日 (日)

西高東低の冬型

 今朝は雨上がりで温かかったけれど、しだいに西高東低の冬型の気圧配置に変わって冷たい北西の風が強く吹きだした。

 この冬初めての本格的な冬型気圧配置になったようで、明日は気温が上がらない予報だ。

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 それにしても、今年はずいぶん暖かいから、なかなか庭の木々が色づいてくれない。いつもは真っ赤に紅葉するもみじもまだまだで緑を保っている。

 いつもなら、この沙羅も綺麗に紅葉している時期なのに今年は色付く前に散り始めた。今回の寒さで紅葉が進むことを期待しよう。

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 展示室に落ち葉を想わせるひらひら皿があった。落柿窯では、この型の鉢は良く造るけれど皿は珍しい。

 サイズは24センチ×4センチだから完全に八寸皿に入る。こんな皿に料理を盛って食卓の真ん中に置くのもアクセントになって楽しいと思う。何を盛るかは使う人にお任せしたい。

 ちなみに、この皿の裏面も綺麗な景色だ。

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2011年11月19日 (土)

心が届けばいいなぁ

 今日午後、岡山県立博物館講堂で「手仕事を被災地に届ける会」の活動報告と講演それにシンポジウムがあったので参加してきた。

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 「白井齊」さんの「手仕事を届ける」と題した講演の後、9月に実施した第1回目の現地での活動報告があった。

 第2回目は12月に現地に入るようだ。

P1020322w800 会場には今度届けられる作品が作家別に一点ずつ並べられていた。

 主が提供した作品も勿論あった。

今回は、90名を超える作家さんから総数700点を超える作品が提供されたという。

 それぞれに作家さんの想いがこもった作品だから、被災者の方々に心が届けばいいなぁ・・・。

 これからも求められる限り活動が続くようだから、主も協力させていていただくつもりだ。

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 これが今日のプログラム。



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2011年11月18日 (金)

備前焼の器

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 最近の備前焼の売れ筋と言えば器だろう。

 かつては備前焼と言えば花生け、壺、茶器、酒器しかなかったのだが、今は全く様変わりして食器としての器が売れる時代になってしまった。

 今までの花生けや壺に魅力が無くなったわけではない。一番の原因は、生活様式の変化と昨今の経済不況。給料が下がる時代になって、どうしても必要なもの以外は買わないのが必然といえる。

 こんな時代に真っ先に影響を受けたのが備前焼だったのかもしれない。

 その上、今の住宅には大きな壺や花生けを置く床の間がない。壁はボードで釘が打てないから掛け花入れも掛けられない。

 そんなこんなで、備前焼が使われるシーンは食器、酒器、茶器が中心になった。中でも食器はちょっとしたブームだ。

 使うほどに艶やかに変化していく器は備前焼独特のもの。使っていただかないとこの魅力は到底あじわえない。

 もっと備前焼の器(壺も花生けも)が使われる時代になってほしいと願っている。

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2011年11月17日 (木)

寒々として―初冬の風物詩

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 ようやく寒々とした初冬の風景が広がった。遠くで稲藁を焼く煙が流れていく。時折、煙の臭いも漂って来る。

 いつもの初冬の風物詩だ。今年の冬の訪れはずいぶん遅くて、ここへ来てようやく寒波が来た。それでもこれで平年並みとか。温かいから野菜が良く育っている。

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 御覧のように、落柿窯の畑では白菜も大根も小蕪も菊菜も立派になった。毎日、新鮮な野菜に事欠かない。有機無農薬栽培だから草も野菜と同じように元気だ。無農薬なのに不思議なほど虫が少ない。土が強いのだろうか。

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 今年の柚子もどうやら豊作。今少し大きさが足りないが、冬至のころになると大きくなるだろう。柚子の爽やかな香りが嬉しい。

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 一番寒々としているのはここ。落柿窯の展示室。お嫁にいけない作品が寂しそうに並んでいる。

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 展示室ではこの壺がお出迎えする。

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2011年11月16日 (水)

磨く―研く

 今日、先日薪窯を焚いた福田さん(食卓の備前焼)が窯を出した。見事に酸化焼成された綺麗な作品が出るわ出るわ。

 作品は本人が紹介すると思うからここでは取り上げない。

 窯出し後、痛んだ棚板を研くというのでグラインダーを用意した。

P1020301w800 新しい砥石を付けたグラインダー。これで研くと楽だが、この埃はすごいからマスクは欠かせない。

 事実、近くの車が真っ白。

 研磨の後アルミナを塗って終了。面倒だが時々グラインダーをかけるといいね。

 それにしても、棚板をミガクのは「研く」と「磨く」のどちらの字が適切なの。

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2011年11月15日 (火)

眼科の診察ーちょっとヤバい

 今日は午後から眼科の定期診察日。午前中、車検に出していたチンクを迎えに行った。代車に借りていた古いプントがブレーキの効きが甘くてとても怖かったけれど、チンクが帰って来てひと安心だ。

 午後から眼科の定期診察に行ったら右目がちょっとヤバい状態になっていた。眼底に少し出血があるようだ。平成2年、眼底の光凝固治療をして以来落ち着いていたのだが、20年以上経ってそろそろ寿命なのかも知れない。

 しかし、まだしばらくは見えていてほしいから、今後は経過観察が続くことになる。

P1020298v800 工房に初冬の花「ツワブキ」が活けてある。

 この花器は丸徳利型の一輪差し。もちろん落柿窯作。

 拳を少し大きくしたほどの大きさだが、焼けの景色も落ち着いているからどんな花を入れても良く似合う。

 最近、備前の花生けの人気が落ちているようだが、こんなに小さな一輪差しでも花を生かす力は抜群だ。

 もっと備前の花生けが活躍してくれることを願っている。

 使った人は手放せなくなるはずだ。

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2011年11月14日 (月)

仕事が進まない

 全く仕事が進まない。何も外にしていることもないのに、ただ怠惰なだけ。

P1020287v800 今日もこの鶴首を一本挽いただけでおしまい。

 仕上げは明日できるかどうか。

 明日は午後から眼科の診察だし、午前中はチンクを受け取りに行かなくてはならないし。

 まあ何とかなるさ。

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この鉢に何を盛る?

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 こんな鉢を造っては見たものの、さてこの鉢に何を盛る。

 料理に使うかインテリアに使うか、それは使う人のアイデア次第ということにしよう。

 サイズは30センチ×10センチほど。

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菊に埋もれる日

 今日は「菊比べ(花比べ)」の日。この地方では、菊の花が咲くこの時期に先祖の墓に菊の花を供える風習がある。これが「菊比べ」または「花比べ」と言われている。

 主も今朝菊を持って墓参りした。すでにどこの墓も菊の花に埋もれるように供えられていた。主の先祖墓も、すでに姉が菊を持って参っていてくれたから周囲に取り残されてはいなかったけれど、まだ花筒に幾分余裕があったからいっぱいに供えた。

P1020280w800 この季節は、墓ばかりでなく落柿窯の仏壇にも玄関にも菊がいっぱいだ。

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 玄関を開けると菊の香が。

 薄暗い玄関の灯り取りと浮かび上がる菊の花。ちょっとミスマッチかも。

P1020293w800 菊は菊でもこちらは菊菜。

 今年は、この通り菊菜の出来が良くてほぼ毎晩食卓に上る。

 今夜も鍋に入る予定。

 そろそろ大根も白菜もOKのようだ。もちろん小蕪も言うことがない。




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2011年11月13日 (日)

片身替わり

 「陶器大辞典(加藤唐九郎編)」によると、片身替りとは、「器物の半身が調子を異にしたものをいう。・・・」とある。

 そこで、今日は片身替りの一つを見ていただきたいと思う。

P1020274v800 落柿窯作「備前耳付き花生け」。

 御覧のように片身は白胡麻が掛かっている。

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 もう一方はこんな紫蘇色。

 

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 真横から見るとこんなにはっきりと分かれている。

 気分によって、活ける花によって景色を変えて楽しめるから面白い。

 落柿窯のような窖窯で酸化焼成すると、火表と火裏がはっきりと分かれるから、比較的片身替りの作品が出やすいけれど、綺麗に分かれるのはあまりない。

P1020272w800_2 小さな花器にサザンカを入れて工房の入口に置いてある。

 なんでもない花器だがサザンカが良く似合う。

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2011年11月12日 (土)

窯焚き日和

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 良く晴れて暖かい小春日和の今日、従妹の福田さん(食卓の備前焼)が窯を焚いているから覗いてきた。

 いつものことながら、松割り木の燃える炎、パチパチとはじける音には魅せられる。日中は気温が高めだったけれど、夜になって幾分ひんやりして来たようだから絶好の窯焚き日和だP1020271w800
 夕方の温度はこのくらい。やっとあぶりが終わったほど。これから本格的に攻め焚きになる。

 体調に気を付けて頑張ってほしい。

P1020268v800 工房のロケットストーブにこんなものを取り付けた。

 この間、煤対策で直接ヒートライザーに煙突を取り付けたら煮炊きが出来なくなってしまった。

 そこで考えたのがこの缶。これに煙突を繋いで缶の上にヤカンを置いて湯が沸かせるようにした。

 不格好だが費用ををかけずに造るのだからこんなもんだろう。

 これで冬対策はOKだな。

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2011年11月11日 (金)

備前擂鉢

 かつて「備前擂鉢投げても割れぬ・・・」と言われるほど堅牢な擂鉢は備前焼の代表だった。

 しかし、それも今は昔、最近の日本人の生活には備前の擂鉢は活躍の場を失ってしまったように思う。

 家庭で使う小さな擂鉢は100円ショップに行けばいくらでもあるし、わざわざ備前の高価な擂鉢を使うこともない。

 かつては、家庭で胡麻を摺り、味噌を摺り、そのまま食卓に上がっていたから擂鉢が活躍するシーンが多かった。

 それが、今では日本古来の食生活が洋風にとってかわり、胡麻ドレッシングなどという美味い調味料もある。

 そんなこんなで備前の擂鉢が使われなくなって久しい。最近では擂鉢型小鉢が器としてよく出ているように思う。

 それでも、主は擂鉢が好きで窯を焚くたびにいくつか入れている。今日はそんな擂鉢をアップしておきたい。

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2011年11月10日 (木)

チンク車検

 今日、チンクを車検に出した。チンクは今回が初の車検だ。

 定年退職を前に大きな車を全部止めて小さな車にしたのがこのチンク。早いもので、あれからもう3年もたったんだ。

 退職してから出無精になり走行距離はまだ7500キロほどしかない。この分だとこの車はきっと主より長生きだろう。これが主にとっては最後の車になると思う。

 そうは言っても、今日ディーラーに行ったらAlfaRomeoのMITOがあったらもう欲しくなる。困ったもんだな。

P1020247w800 これがMITO.

 もし、次に車を変えることがあったらこれだな。

P1020248w800 イタリアの遊び心いっぱいの車はいいなぁ。

 

 今日は気温が上がらない。明日は冷たい雨になる予報だ。少しずつ少しずつ冬に近づいて行くのを感じる。

 昔、主は寒さに強かった。雪の便りを聞くとわくわくした。しかし、今では暑さにも寒さにも弱くなっている。

 冬は暖かい色の備前が似合う。特に緋色の温かさがいい。

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2011年11月 9日 (水)

冬支度

 今日は、嬉しいお知らせがある。夏の草刈で誤って切り倒した大山桜が草の中から新しい芽を出しているのを見つけた。

 切り倒した時はショックでしばらく落ち込んでいたけれど、かすかに新しい芽好きを期待していた。

 今日、畑に出てみると草に埋もれた根元近くから新しい元気な芽を吹いていた。

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 元気な新しい芽を見つけた時は思わず頬ずりしそうになった。初咲きが予想より遅れるけれど生きていてくれてよかった。こんな想いは二度と嫌だ。草刈には充分気をつけようと思う。

 さて、今日から少し冷えてきたから工房の冬支度をした。

P1020245v800_3 試験焚きのロケットストーブに煙突を繋いだ。煙突がないとどうしても煤が出て煙る。

 薪ストーブの煙突を繋いだら全く煤が出ない。快適だ。

 ロケットストーブは薪ストーブに比べて燃費が良いらしいから、この冬はこれでいこうと思っている。

 温かさは落ちるかもしれないが、行けるところまで行ってみよう。

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 煙突からは全く煙が出ない。完全に酸化焼成しているようだ。

 いつも通りに今日の作品は芋徳利にした。芋徳利は主が一番好きな徳利の形。

P1020242v800_2 昔、森陶岳さんが相生の大窯から出た芋徳利をつまんで写っている写真があるが、主はあの印象が忘れられない。

 あれ以来芋徳利は主の憧れでもある。

 落柿窯作「備前芋徳利」。

 この芋徳利はもうずいぶん前の作だ。

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2011年11月 8日 (火)

立冬

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 立冬に合わせたように今朝は少し冷え込んだ。落柿窯の庭もしだいに冬の風情が増している。

 それでも、この秋は温かい日が多いから、立冬の声を聞いてようやく晩秋の気温に戻ったように思う。

 今日も工房でロケットストーブの試験焚きをしていたら暑いほどだった。このストーブが活躍するシーンはもう少し先になるな。

 今日は、10月に大本山知恩院で行われた「法然上人八百年大遠忌法要」を無事終えた甥が帰省した。

 今回の土産の一つがこれ。

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 法然上人八百年大遠忌法要グッズの数々。

 さて、このグッズをどう料理するか・・・。

 これで当分暇つぶしが出来るなぁ。

 さて、今日の作品は、立冬の風が舞うイメージの叩き皿。

P1020235w800 落柿窯作「備前叩き長方皿」。

 サイズは39センチ×12,5センチ。

 不規則な緋襷が、落ち葉が舞う立冬の風のよう。

 ただ叩いただけの皿でも景色次第で趣が増してくるから面白い。

 

 


  

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2011年11月 7日 (月)

雨上がりは冬模様

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 雨上がりの夜明けは冬模様だった。昨日までの温かい天気もどうやら終止符がうたれたようで、やっと例年の晩秋らしくなる予報だ。今朝の夜明けもそれを象徴しているようだった。

 そこで、今日は冬に向かって、先日友人が造ったというロケットストーブの制作に取り掛かった。

 材料は、ガソリンスタンドでいただいたペール缶2個、ボイラーに使っていた煙突、軽石2袋。この中で購入したのは軽石2袋1220円也。

P1020216w800 ペール缶に穴を開け煙突を通して完成。

 早速、燃焼実験をしたが、驚くほどよく燃える。

 今までロケットストーブというものを知らなかったが、造り方は簡単だし結構使えそうだし、これは当たりだ。

 この冬はこれでいこうと思う。

 話は変わって、恒例の作品紹介。今日は大平皿を選んだ。

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 今朝の雨上がりの夜明けのように光が射した景色の平たい大皿だ。

 落柿窯作「備前叩き平大皿」。サイズは39センチ×3センチ。

 この皿のテーマは風と光。

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2011年11月 6日 (日)

素地が乾かない

 今日も一日雨が降ったりやんだりの鬱陶しい天気。こんな日は気分がのらない。それでも工房に出て昨日の鶴首を仕上げようとしたが乾いていない。

 そうなると一気に気持ちが萎えて、テレビで全日本学生駅伝を眺めていた。

P1020202w800 仕上げ前の素地は、気を抜くと乾きすぎたり歪んだりするから、管理は思いのほか面倒だ。

 これからの晩秋から初冬にかけてが一年で一番過ごしやすいから、この時期に仕事を進めたいと思うのだが、いつもの怠惰の虫は相変わらずだから、はたしてどうなることやら・・・。

 それはさておき、またしてもパソコンのキーボードが不具合になった。

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2011年11月 5日 (土)

温かい雨

 今朝、起きてみるとすでに雨が降っていた。この季節にしては温かい雨だ。

 天気予報では、この雨を境にして平年並みの気温に戻るらしい。このところ異常に気温が高かったから気持ちが悪かったけれど、これで季節通りに戻ってなんだか安心できる。

 暖か過ぎて体がダラーとしていた主も今日から轆轤の前に座った。久しぶりに土の感触を楽しみながら鶴首を挽いた。鶴首はやはり難しい。

 さて、落柿窯の展示室に入りきらない作品が工房の隅に置いてある。

P1020131w800 これはビール坏の群れ。

 何故か裏向きに。どうして?・・と思われるかもしれないが特に理由はない。この状態が安定するからというだけ。

 しかし、こうして見ると、それぞれの景色が良くわかるなぁ。

 形もいろいろ。景色もいろいろ。使うほどに味わい深くなる備前の器だ。

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2011年11月 4日 (金)

寒風陶芸まつり

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 今日、11月4日は晴れの特異日第一位にランクされるほど、晴れの特異日中の特異日だと聞いた。 

その通り、今日は素晴らしい晴天。気温も高く、所によっては夏日のところもあったようだ。

 昨日から始まった「寒風陶芸まつり」に陶芸教室のメンバーが行くというのでついて行った。

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 展示の正面は、森陶岳さんの大甕。覗きこんだら係のお姉さんに叱られた。

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 安倍安人さんの水指。

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 寒風に窯を構えている作家さん達の代表作も並んでいる。

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 陶芸会館のガラスケースにはこの辺りで出土した須恵器が展示されていて興味深い。

 このほかにも、作家さんのチャリティー販売があったり、食べ物のテントがあったり、陶芸道具のお店があったり、地域でとれた野菜の販売テントがあったりで結構楽しい。

 それに4日、5日と森陶岳さんの大窯も見学できるようだから興味のある方は是非行ってみては。

 それにしても、今日いただいた地図を見ると、寒風の作家さんもずいぶん増えたなぁ。






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2011年11月 3日 (木)

晴れの特異日

 11月3日は晴れの特異日。過去30年を見ても雨の日は数日だけ。

 今日は、抜けるような青空を期待していたのに、実際は一日中曇り勝ちの空だった。それでも雨にならないのはさすがに晴れの特異日。

 近くの寒風陶芸の里では、今日から「寒風陶芸まつり」が始まった。11月6日までの開催。

 例の90メートルの窯も公開されているようだし、寒風に窯がある作家さんの作品も展示されている。興味のある方は是非足を運んでいただきたい。

 主は、明日は陶芸教室のメンバーが来られるから留守にはできないし、今、知人が窯を焚いているので覗きに行く予定だし、寒風陶芸まつりに行けるかどうかわからない。

 話は変わるけれど、先日、友人がロケットストーブを造ったようだ。興味があるので、主も造ってみようと思い、今日は古い120ミリの煙突を探し出して準備をした。後はガソリンスタンドでペール缶をいただいてくるだけだ。完成したら報告したいと思う。

 それはさておき、今日の作品紹介は大平皿。これは以前紹介したことがあると思うが、再度アップしておきたい。

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 落柿窯作「備前大平皿」。サイズは39センチ×4センチ。

 家族で鍋を囲む時、この皿にたっぷりの新鮮野菜を盛ってほしい。瑞々しい野菜を盛ると、皿も一層瑞々しくなってくる。鍋を囲んだ楽しい団欒はいいね。

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2011年11月 2日 (水)

日の出前に

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 このところ日の出の時刻が遅くなって、朝寝坊の主でも、たまには日の出前の風景に出会えることがある。

 今朝はそんな時間に恵まれた。午前6時半ごろの東の空は明るくて、太陽が昇る辺りの山の端が赤く染まっている。

 夏に比べると日の出の場所がずいぶん南に下がった。冬至の頃にはもう少し南に下がる。

 それにしても霜月の割りに気温が高い。それに伴って野菜の生育が早い。10月には相当寒い日があったから、このまま冬になるのかと思わせたけれど、然に非ず。

 このまま温かい日が続くと紅葉は期待できない。

 温かいのはうれしいが、季節はあまり変動してほしくない。冬に向かっては寒い日があるのあたりまえだから。

 今年は京都あたりの紅葉を見に行きたいと思っていたが、はたしてどうなるやら。紅葉次第だな。

 さて、今日の器はこれ。

P1020169w800 落柿窯作「卵型小鉢」。

 「汲み出し」ほどの小さな鉢だが、御膳の中にに一つあると楽しい。

 和え物、香の物、煮物…等、使い方は自由。

 実は、この形は偶然の産物なんだ。

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2011年11月 1日 (火)

緋色の魅力

 早いもので、今日から11月。霜月といわれるから、そろそろ冬近しだね。

 このところ、落柿窯の周りは初冬の風景に変わって、心なしか寒々しく感じられる。

 夜明けは遅いし日の入りは早い。まっしぐらに冬に向かっているのが実感できる。

 ついこの間まで、涼しさが一番だったのに人間は勝手なもので、この季節になると温かいものが恋しくなる。

 これからの季節は正に備前焼が注目されてくる。みんな備前焼に目を向けてほしいと思うけれど、備前焼の中でも温かい緋色は冷えた心をほっこりさせてくれるはずだ。

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 緋色もその濃淡がいろいろで、どんな色合いが好きかは個人の好みの問題だが、こんな緋色は如何かな。

 落柿窯作「備前叩き四方皿」についた緋色の抜け。

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 サイズは40センチ×24センチ。

 この大きさがあれば家族の鍋用に使えると思う。

 たっぷりの野菜を盛って使いたい器の一つだろう。

 野菜が無くなるほどに緋色があらわれるというわけ。

 最後まで温かさが保たれることになるよ。

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