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2011年7月31日 (日)

少なからずショック

 今朝、畑の草を刈った。トウモロコシが全滅。今夏の野菜はほぼ全てがだめだった。

 しかし、こんなことは良くあることだから全く気にはならない。

 今日、ショックだったのは主の退職記念に陶芸教室の皆さんがプレゼントしてくれた大山桜を誤って草と一緒に切り倒してしまったことだ。

 余りに根本が草に埋もれていたから全く気づか無いうちに切り倒していた。

 プレゼントされて3年、ようやく枝も茂って来て、来春あたり初咲きが期待されていただけにショックが大きい。

 何とか新しく芽吹いてくれないものか。ほんの少しの可能性に賭けてみたい気持ちだ。

 大げさに言えば、主の第二の人生が途切れたと同じ。ショック、ショック。

 切り倒したのは主だから自分の責任。仕方ない。あきらめるか。

 

 

 さあ、気を取り直して焼き物の話をしよう。

 今日の作品は、昨日に続いて落柿窯の茶入れの紹介。

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 落柿窯作「備前茶入れ」。どちらも春の窯から出た作品だ。

 右は「肩付き茶入れ」。左は「茄子茶入れ」。それそれを大きくするとこんな感じ。

P1010105v800 「茄子茶入れ」は濃い緋色に濃い緋襷が付いている。

 昨日の茶入れと違って大きさも丁度良い。

 これなら一般的だと思う。

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 もう一つはこの「肩付き茶入れ」。

 この茶入れは落柿窯の酸化焼成には珍しく強還元で焼けているから、横焚き口の下に置いてあったと言うことがよくわかる。

 肩のすぐ下にへら目が入っているし胴には縦に一本へら目が入っている。

 縦のへら目の部分はかせ胡麻で、濃い緋色がその胡麻を囲んでいる。

 大きさも手頃だし景色も良いから、象牙の蓋を合わせると見違えるように化けると思う。

 

 桜ショックから早く立ち直りたいけれど、当分引きずりそうだな。

 

 


 

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2011年7月30日 (土)

車好き

 主は昔からおかしな車ばかりに乗ってきたように思う。それも古い車が多かった。

 今日、久しぶりにヤナセに行ったら、主がチンクとどちらにするか迷ったBRABUSが今発売されているのを知った。

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 この小さい車は2人乗り。ノーマル車が75馬力であるのに比べてエンジンをチューンして102馬力にアップしている。排気量は999CC。

 かつてノーマル車に試乗してみたらちょっと非力であったからBRABUSがあればと思ったのだが、そのときは発売されていなかった。

 そこで小さな車で力のある今のチンクにした次第だ。

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 今、チンクと比べてみても仕方ないことだが、もう一台持てる余裕があれば是非ほしい車であることには違いない。

 ダブルシックスやクアトロポルテのように大きな車も魅力だが、主は小さな車が好みだからこんな車がもっと出てきてほしいと思っている。

 それにしてもほしいなぁ~。

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激しい雷雨

 午後、激しい雷雨になった。ほんの1時間余りだったけれど雷を伴って激しく降った。

 おかげで気温が少し下がったが、雨があがると一段と蒸し暑くなったように思う。それでも、からからだった土地は充分水を含んで生き返ったようだ。

 暑さの中では水が恋しい。雷雨でも何でも良いから水は嬉しいが、新潟、福島の豪雨はありがたくない。ほどほどが一番だ。

 新潟、福島の豪雨で被災された方々に心からお見舞い申しあげる。特に、福島は、地震、津波、原発事故、その上今回の豪雨と立て続けだ。心が痛い。

 「災害に負けないで」と声援を送ることしかできないのが歯がゆいが、何とか踏ん張っていただきたいと祈るばかりだ。

 今日の豪雨の中で先日薪窯を焚いた福田さんが窯を出した。主が入れてもらったヒラメも出てきた。

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 早速、洗面器に水を張りヒラメを水に放した。手先でちょこちょこと土をこねただけのヒラメの箸置き。

 これでも何とか使えそうだ。箸置きも乾いた状態では良くない。使う前には必ず水を含ませるのは食器と同じだ。

P1010090v800 もう一つこの茶入れも焼けた。

 落柿窯作「備前肩付き茶入れ」。

 ちょっと大きめの茶入れだ。

 主の中ではもう少し小さくなるはずだったが、思いの外収縮が小さかった。

 小間で使うには少々でかすぎると思う。

 大人数なら良いかもしれない。

 茶入れは象牙の蓋をつけ、仕覆を着せる必要があるからPoorな者には負担が大きすぎる。

 造り手としても心苦しいばかりだ。

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2011年7月29日 (金)

備前焼の金は金?

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             落柿窯作「備前金彩ぐい呑み」。

 備前の色合いで金や銀は少々異質だ。この金彩備前を売りにしている窯元さんもあるけれど、主は積極的にこの色を出すことはしない。

 何故?・・・と言われても困るのだが、主の好みではないからと言うのが正直なところだ。

 しかし、時としてこんな金彩が出ることがある。これは偶然の産物だが、金彩を焼こうと思えば焼けないことはない。だがあえて焼くことはない。

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 備前焼の金彩は金ではないから金・プラチナを買い取ってくれるお店に持って行っても買ってもらうことはできない。

 これが金で売れればいくらでも焼くんだけどね。

 

 今日は陶芸教室に工房を明け渡して主は体力回復に専念した。

 今年は、今のところ7月の猛暑日は一日も無いのだが、それでも結構暑い。

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2011年7月28日 (木)

夏日和り

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 気温が高い。蒸し暑い。雷注意報。蝉の声。

 今朝、気がつくと台所の北窓の網戸にアブラゼミがとまっていた。蝉もこの暑さに一休みか?

 今日はいつもの病院で定期検査。病院の中は寒い程冷えていたから長い待ち時間も苦にならない。ベンチでうつらうつらしていたら時間が過ぎた。

 結果は横ばい。大きな変化はない。もう少し焼き物を作っていたいから健康には程遠くても変化なしは結構嬉しい。

 ここに来てやっといつもの夏が来たように思う。クマゼミも鳴き出したし、「瀬戸の夕凪」も夏らしい。

 暑さが極端に応える主にとってはつらい夏でも、自然は、いつも通りに過ぎていくのが一番良いのだから暑さを楽しむ術を見つけることにした。

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 これもその一つ。ちょっと大きめなティーポットにたっふりの茶葉と水を入れそのまま冷蔵庫へ。

 数時間で冷たくて美味い茶が飲める。備前焼の洗礼を受けた茶はまろやかでことのほか美味い。無くなるとまた水を足して冷蔵庫へ。

 最近、落柿窯にお越しになるお客さんに出すととても好評だ。皆さん美味いと言ってくださるから本当に美味いんだと思う。

 冷蔵庫から出したティーポットは、しっtりと汗をかいて誠に涼やかだ。

 最近の主は、仕事もせずにお茶ばかり飲んでいる。仕事しよう。

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2011年7月27日 (水)

天候不順の夏

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 「梅雨明け十日」は晴天続きだったけれど、台風6号が去ってからは天候不順な夏になった。

 今日も曇りがちで蒸し暑い。風はあるものの先日までの爽やかさは感じない。

 今日、所用で100均に行ったら、ご覧の団扇を売っていたので買ってきた。竹製で一本は表面が布張り。この団扇が100円とは・・、いくら中国製だと言ってもあまりに安いのではないか。

 昔は、あちこちの商店が宣伝に団扇を配っていたが、今は全く見ることがない。あれも竹製の団扇だった。良い時代だったな。

P1010047w800 今日の天候不純の蒸し暑さの中で従妹の福田路子さん(食卓の備前焼)が薪窯を焚いている。

 窯焚きオタクの主は、当然見に行ったついでに少し焚かせてもらった。

 汗だくになってもやはり窯焚きは楽しい。

 まだまだ窯の温度は低い。これからが本格的な窯焚きになる。

 熱中症に気をつけて頑張ってほしい。

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2011年7月26日 (火)

福を呼びたい

 今年は梅雨明けが早かったのと春の気温が低かった所為でなかなか蝉の声が聞こえなかったのだが、台風6号が去ってから少しずつ声を聞くようになった。

 先ずニイニイゼミ、それにアブラゼミ、クマゼミと鳴き声を聞くと夏気分が盛り上がる。それにしてもまだ鳴き声が少ない。

 子供の頃のことを思い出すと、蝉が鳴くのはこの時期だったような気がする。それが近年の温暖化の影響か蝉の鳴くのが早くなって来たように思う。今年はこれからが蝉の季節なんだろう。

 このところの暑い夏にはクマゼミが勢力を誇っていたが、今年はまだクマゼミもおとなしい。騒々しくなくて良いけれど、反面ちょっと拍子抜けの感も残る。

 さて、このところ世の中は嫌なことが多すぎる。

サッカーやゴルフで女性が大活躍して少しは世の中を盛り上げているけれど、嫌なことの方が圧倒的に多い。

 何とか福を呼べないものか・・・、と言うことで、落柿窯の福を呼ぶ作品に登場してもらった。

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 福を呼ぶ一番人気はやはりフクロウだろう。これは夫婦フクロウ。

 春の窯から出た作品だ。フクロウは福を呼ぶアイテムとして人気が高い。収集家も多いらしい。玄関において福を呼び込もう。

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 次は七福神。布袋、恵比寿、大黒、福禄寿、寿老人、毘沙門天、弁財天の七人の賢人が宝船に乗ってやってくる。

 被災地にも、不景気な焼き物の里にも、就職氷河期の学生にも、大企業にいじめられている中小企業にも、そのほか全ての人々に、ほんの少しでも福を運んできてほしい。

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            七福神、全員集合。

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2011年7月25日 (月)

これも備前焼ー風鈴など

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 今日、風鈴を組んだ。あり合わせのたこ糸に自作の風鈴を釣ってティッシュの箱を切って造った短冊をつけた。

 風を当てるとチリン・チリンと思いのほか良い音が出る。高温で堅く焼締められた備前焼ならではだと思う。

 こんな小物を造るのも面白い仕事だ。

P1010030w800 これはエンドウ豆の箸置き。

 エンドウ豆の箸置きは主のアイデアではない。オリジナルを真似た物だ。 

 このオリジナルの作者は、今は子育て真っ最中で焼き物から離れている。

 主の親しい陶芸家だから真似ても許してもらえるかな?

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 これは香を立てる台座。

 コーンでもスティックでも使えるようにしてある。

 香炉の中に置いて使えば香灰が無くてもすむ。

 

 今、備前焼の世界は変わりつつある。壺や耳付き花生けが次第に陰を潜め、変わって生活を楽しむアイテムが増えてきた。これらの小物たちもその範疇に入るだろう。

 さあ、暑さに負けず仕事しよう。

 

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2011年7月24日 (日)

綺麗な小割り

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 故あって、今日急に小割りを入れた。今回の小割りはとても品質が良い。こんな小割りが入ったのは初めてだからやきもの屋にとっては嬉しい出来事だ。

 しかし、いつもこんなに良い割木が入るわけではなくて、これはいかがなものかと首をかしげたくなることもある。

 秋には大割が入ることになっているのだが、大割も良い品質の物であってくれれば良いのだが・・・。さて、どうだろう。

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沖縄の風

P1010021w800 今日、お友達の夏花ちゃんから、先日沖縄石垣島で行われた「歌の日コンサート」に参加した時のお土産「かりゆしウエア」が送られてきた。

 753さんのブログで「ビギン」が出るこのコンサートのことは知っていたけれど、夏花ちゃんも一緒だったようだ。

 一緒に入っていた絵はがきには初ダイビングも経験したとか、良かったね。

 主は「かりゆし」のウエアはそれこそ初体験。デイゴ柄のウエアは涼しげで沖縄の風そのもの。今夜はちょっとリッチな気分だ。

 いつも主を気遣ってくれる夏花ちゃんに感謝感謝。

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食欲不振に冷茶漬け

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 毎年のことながら、暑さが厳しくなってくると主の食欲は極端に落ちてしまう。今年もやはり食欲不振が続いている今日この頃だ。

 食欲が無くても食べないわけにはいかないから、どうしても喉ごしの良い食事になることが多い。素麺や冷やしうどんそれに冷茶漬け。

 怠惰な主は素麺を茹でたりうどんを茹でたりする手間を省いて勢い茶漬けにすることが多い。

 栄養を考えていては茶漬けなど食えないけれど、何も食わないよりはましだから「お茶漬けのもと」を振りかけて掻き込むことになる。

 のり、わさび、鮭などいろいろあるが、どれも結構美味い。

 今日の作品は、そんな冷茶漬けにぴったりの飯茶碗。ご覧のように白地に赤い緋襷が一本。所々にほのかに緋色が見える。

 こんな景色の飯茶碗はやはり夏向きだろう。冬にはこの景色では寒過ぎる。

 それにしても、このところの食欲不振で体重が落ちた所為か、主は急にしわが増え年寄りに見えだした。嫌だね。

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2011年7月23日 (土)

水との相性

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 暑いねえ。さてさて、今日のテーマはちょっと脇に置いて、今年も「カラスウリ」の花が咲いている。

 いつからここにカラスウリが繁茂したのかは定かではない。数年前気がついたときには花が咲いていた。以前は無かったから多分鳥が運んだのだろう。

 それにしてもカラスウリの花は結構神秘的で魅力的な花だね。

P1000995w800 今年は花の数が多いから、うまくいけば秋には赤い実が生るかもしれない。

 今まで実が生っているのを見ていないから今年こそ期待している。

 秋の楽しみが一つ増えた。

 そろそろ今日のテーマに入ろう。今日は備前焼と水との相性に付いて。

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 これは落柿窯作の水滴。水に沈めた状態で写している。

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 一方これは水に沈める前の状態。

 主がいつも言っているように、備前焼は水との相性が抜群だから、器を使うときにはその直前に充分に水を含ませることが大切な一手間になる。

 この一手間がないと備前焼の魅力は半減してしまう。

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 これは水を充分に含ませた後の色合いだ。これを見ていただくと一目瞭然。説明の必要は無いと思う。

 皆さん、備前焼を上手に使って、備前焼を存分に楽しんでください。





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香りー新しい香立て

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 先日の阪本結香さんの薪窯に入れてもらった香立ての中でサイコロ形の一つを使ってみた。

 白く抜けて優しい緋襷が付いた皿の中央にサイコロを置く。サイコロの目は6つあるからお好みで使えばよい。

 写真は1の目にスティックの香を一本。上等な香ではないけれど一応沈香ではある。

 暑さ厳しき折からエアコンと扇風機を上手く使ってのんびりと甘い香りきけばしばし暑さを忘れると思う。風鈴などあれば尚良かろう。

 今回焼いてもらった香立ては、サイコロのほかに丸形てコーンでもスティックでも使える2種類だが、残念ながら数は少ない。

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2011年7月22日 (金)

夏向きに

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 たった3日間入院していただけなのに、絶食検査の所為か今日はまだしっかり足が定まらない。何となくふらつく。

 今日は落柿窯の工房を絵手紙教室に開放して、主はもっぱら休息に専念した。

 ふらふらと、その辺にあった夏向きの器を使って、夏のもてなしの設いはこんなところだろうとセットしたのが上の写真。

 落柿窯作の白地に上品な緋襷の銘々皿に抹茶入りに水羊羹、同じ色合いの夏向き湯飲みに水出し煎茶を添えて。

 いつも言っているように夏には水出しの煎茶が一番よく似合う。お茶の世界でも「名水点て」なる作法があるようだから夏のもてなしの心はこれだろう。

 さて、退院して来たら、先日薪窯を焚いた阪本結香さんが窯出しを終えて、一緒に窯に入れてくれた主の小物作品が工房に届いていた。

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 これはちょっとした隙間に入れてくれた湯冷ましであるよ。このほかに箸置きもあるし香立てもある。

 この湯冷ましは主が造る小さめの宝瓶にはちょうどの大きさだ。

 この湯冷ましは今度初めての土で造った物だからテストピース代わり。

 結果は合格点。裏に付いた緋襷も綺麗だから、これからこの土を少し使ってみようと思う。

 

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2011年7月21日 (木)

土用の丑の日ー無事帰宅

 このあたりは台風の影響もほとんどなく無事に過ぎ去ったようだが、主は検査入院でそれどころでは無かった。

 今回の検査入院はゆっくり骨休めをしてこようと思っていたのに、今回に限って結構きつくてゆっくりするどころでは無かった。

 それでも結果的には心配する事象は無かったから一安心だ。

P1000968w800 この病院では入院する患者のために全てのベッドにこのメッセージが折り鶴とともに置かれている。

 ちょっとした心遣いだけれど患者にとっては慰めになる。

 医師も看護師もそのほかのスタッフもクリーン作業の人たちも皆優しくて親切。患者にとっては何より嬉しいことだ。

 それはさておいて、今日は「土用の丑の日」。一説によると平賀源内が夏に不景気になるうなぎ屋のために造った宣伝文句が広まったとも言われているが、ウナギは美味いから、あえてこの宣伝に乗ろう。

 今日夕方帰宅すると、今、窯を焚いている「食卓の備前焼」の福田さんから退院祝いに見事なウナギの蒲焼きが届いた。

P1000972w800 ご覧のように四万十のうなぎ。輸入物ではない高級品。

 このあたりでは一押しは「岡山市内にある「うなせん」の鰻重だが、このウナギはどんな味かな。

 残念ながら、病院でのほぼ絶食状態から、いきなりウナギはちょっときつそうだから明日までお預けだ。

 今夜はゆっくり寝るのが一番。お休みなさい。

 


 

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2011年7月18日 (月)

台風接近中

 大型で非常に強い台風6号が接近している。

 今日は、あっぱれ「なでしこジャパン」のニュースに感動の涙を流しながら明日からの検査入院の準備をしていた。

 瀬戸内のこのあたりでも夕方近くになって東からの風が強まってきた。午前中小雨が降っていたけれど今は止んでいる。予報では大雨になるところもあるようだから注意が必要だ。

 しかし、今回の台風は風台風らしいから明日の入院の足が心配される。強まる前に出かける方が良さそうだな。

P1000940v800 今、主が加盟しているCanonPhotoCircleからこんなアルバムが届いた。加盟して3年目なのに送られてきたのは今回が初めて。

 良い写真が多くて参考になるけれど入院に持って行くには重すぎる。

 退院したらゆっくり眺めることにしよう。

 主が今撮っているのは花の写真ばかり。カメラを抱えてちょっと旅に出たくなった。

Img_1344w800 7月2日に5DⅡで写した庭の沙羅。今はもう花は無い。


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2011年7月17日 (日)

焼け付く暑さの中で

 備前の焼き物屋に限らず、この猛暑の中で働いている人は多い。いくらスーパークールビズでもやはり暑い。

 しかし、防護服を着ていないだけましだと思いながら、みんなこの暑さの中で頑張っている。

 ほかの窯業地のことは知らないけれど、備前の焼き物屋さんは、なぜかこの暑さの中で窯を焚く。

 これから8月にかけて、主の知り合いの作家さんも何人か焚くようだ。多分、秋になったら展示会があるのだろう。暑さに負けず頑張って備前焼を盛り上げてほしい。

 かくいう主は怠惰を旨としているから暑い時は全く動かなくなる。昨夜のように気が向いたらちょこっとお手伝いする程度だ。

 さて、話は変わるけれど、主は明後日から2泊3日で検査入院する。主は残念ながらスマートフォンを使っていないからその間はブログの更新が止まることになる。明日もブログを更新できるかどうか解らないから一応このブログでお知らせしておきたい。こういうことだからブログの更新が無くとも心配しないでいただきたい。

 今朝クリーン作戦が終わってから一日ぼんやりしていたのだが、何か紹介できる作品はないかと展示室を眺めたらこんな壺があった。これも5月の窯から出てきた物だ。

P1000966w800 これなら夏に出しておいても暑苦しくないと思う。

 落柿窯作「備前壺」。

 被せで焼いた壺で、この景色は火裏だ。

P1000965w800 火表の景色はこちら。豪快に胡麻が流れている。抜けの景色が面白い。

 やはり壺は備前焼の代表格だと思う。

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クリーン作戦

 今日は市内で一斉に行われるクリーン作戦の日。早朝から軍手に火ばさみを持って村人が集まった。

 最近は道路に空き缶やペットボトルをポイ捨てする人が減ったようで集まるゴミの量は以前に比べてずいぶん少なくなっている。

 ただ、ところどころに捨てられているたばこの吸い殻にはちょっと閉口する。どうやらドライバーが車の窓からシガーケースの中を捨てているようだ。車はすっきりするだろうがゴミ拾いをする者にとっては大迷惑。マナーを守っていただきたい。

P1000960w800 村の中心に建つこの大師堂がいつもの集合場所。朝6時過ぎから7時過ぎまで一時間ほどだったが、今朝は朝曇りもなく早朝から日射しがきつかったから汗だくになってしまった。

 それでも村中がきれいになると気持ちがよい。

 お地蔵様にも今朝は新しい花が供えられた。

 暑くても朝の空気は清々しい。

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今夜の月ー満月

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 今夜は満月。快晴の空に美しい満月が輝いている。さっき阪本結香さんの窯焚きを少しお手伝いさせてていただいて今帰宅したところだ。

 窯焚きはいつも楽しいが、今夜は満月のおまけまで付いた。

 夏の窯焚きは暑さが半端ではないから大変ではあるが、それでも割木の燃える音、炎の踊りを見ていると癒される。やめられません。

P1000234w800 これがあるから陶芸は楽しいのだよ。

 何せ、火遊びと、どろんこ遊びが憚ることなく堂々とできるのだからね。

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2011年7月16日 (土)

暑さのピーク

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 梅雨が明けてそろそろ10日。今が暑さのピーク。来週になると台風6号の影響を受けそうだから少しは暑さが和らぐのではないかと思う。

 庭の沙羅が終わりを迎えた。この花が最後かもしれない。今年はいつになく多くの花を咲かせてぅれた沙羅に感謝。

 さて、こんなに暑さが厳しくても備前では今窯を焚いている作家さんが何人もいる。厳しい窯焚きだと思う。熱中症にはくれぐれもおきをつけあれ。

 主の知り合いの作家さんもこの中に何人かいて、親しい女流作家の阪本結香さんもその一人。今、薪窯を焚いている。体調に充分気をつけて頑張っていただきたい。

 こんなに暑い夏でも備前の器は水を充分に含ませて使うと以外と涼やか。

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  この八寸を少し切る皿も充分に水を含ませるとこんなに艶やかで涼い。

 これなら冷製パスタ皿に使えると思う。

P1000950w800_4 肌はぁたたくてそれでいて涼しい。

 酸化焼成ならではの魅力だろう。

 

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2011年7月15日 (金)

我が家のトトロ

 今年の「梅雨明け10日」はまさに言われ通りの晴天になっている。南方海上に発生した台風6号の影響が出るまではこの猛暑が続くようだ。

 しかし、その後は幾分暑さも和らぐという予報だから当てにしないで待つとしよう。気象予報士によれば8月は例年並みの暑さとか。是非そうであってほしい。

 さて、主は今日も「トトロの蚊遣り器」を造った。これでトトロは2個目。

P1000933w800 今日のトトロは先日の物よりやや大き目。

 前回は手探り状態で造ったけれど、今度のトトロは思いの外スムーズにできた。

 前回のトトロは口が大きすぎた反省から今回のは少し加減してある。

 やはり習作は必要だね。

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 今まで5月の窯から出た新作をあれこれと紹介してきたが、今日の作品はこの楊枝立て。

 大きさがぐい吞みほど。壺形と竹筒形。

 干支の楊枝立ては時々見るが、こんなシンプルな物も良いのでは・・・と思い造ってみた。

 食卓に一つあっても邪魔にはならないと思う。
 

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2011年7月14日 (木)

夏本番

P1000932v800 梅雨が明けてから連日の真夏日が続いている。

 しかし、今年はまだ涼しい風が吹いてくるから何とかしのいでいる状態だ。

 昨日あたりから工房の床が乾いてきた。いよいよ本格的な夏になったようだ。

 主にとって夏のもう一つの基準である蝉はまだ鳴かない。きっと土中の温度が低いのだろう。

 蝉の声は待ち遠しいが、あのムッととする暑さを思うとゾッとする。

 今日は、夏草を摘んで自作のミニ花生けに入れた。充分水を含ませた花生けに猫じゃらしの緑が爽やかだ。

 暑いと身体が言うことを利かない。今日もぼんやりした時間が多くなった。

 

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2011年7月13日 (水)

夏草

 

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 落柿窯の展示室の奥にある小さな空き地に夏草が生い茂っている。梅雨入り前にきれいに草取りをしていたけれど梅雨が明けるとこの状態だ。これはいつものことだから仕方ないけれど、あまり伸びるのもよろしくないので近いうちに草取りをしなければなるまい。

 しかしながら、展示室としてはこの緑の状態が結構良い景色を造っているから空き地が土色に変わるのもなんだか味気ない。

 今日は久しぶりに展示室に入った気がする。梅雨の間は窓もあまり開けることがなかったから、今日一日風を通したら空気が入れ替わったようで気持ちよい。

 昨年の夏の終わりに展示室にもエアコンをつけた。それまでは、夏にはとても入れないほど暑かったから、お客さんが来られても展示室にご案内するのがはばかられていた。この夏はエアコンのおかげで少しはゆっくり作品を見ていただけると思う。

 さて、話は変わるけれど、備前の色合いは千差万別であるのは何度か紹介してきたが、今日はもう一度「白」と「赤」について見てみよう。

P1000913w800 まずは「白」。

 中央部分を注目していただきたい。

 この皿は白地に赤い緋襷。

 これは窯の中で高温であったことを示している。

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 一方この皿の中央部はほのかに赤い。

 上の皿とほぼ同じデザインで同じ大きさ。もちろん土も同じだ。

 こちらは上の皿に比べて窯の中で少し温度が低い場所にあったことを示している。

 このように、備前焼は少しの温度変化がそのまま作品に現れる。

 窯の中に置かれた場所によって焼けが変わる。棚の上下、左右だけで違いが出てくる。同じ場所でも重ねた作品の上、下によっても変わる。

 作家は焼き上がりを予測しながら窯詰めをするのだが、窯を開けてみるまではどうなっているか解らない。これがわくわく感の一番だと思う。

 予測通り行かないのが備前の最大の魅力かもしれない。

 

 

 

 

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2011年7月12日 (火)

雨のち曇りのち晴れ

 今朝はほどよいお湿りの雨になってくれた。連日の猛暑がひと休みだ。

 雨が上がって曇ってくると次第に暑さが戻って来て、夕方、青空が出た頃にはまた明日からの猛暑の予感。

 しかし、今日の雨はほんの少しのお湿りでもありがたかった。おかげで午前中は扇風機さえいらないほどだった。

 今夜も涼しい風が入ってくるから熱帯夜は免れそうだ。

 外は風があっても工房にはあまり入ってこないから扇風機を動かして少し轆轤を回したが気分がのらない。

 何故かと言えば、窯出し以来工房にも窯の周りにも展示室にも作品が溢れていて素地を置く場所が無いのが原因のように思う。

 そこで、今日は今一度落柿窯のご案内をしておきたい。

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    備前焼落柿窯

        陶工(窯主)  岸 野   勇 

        〒701-4254  岡山県瀬戸内市邑久町豆田282

             TEL  0869(22)0144

       メールアドレス  rakushigama@rhythm.ocn.ne.jp 

           アクセス  交通・最寄駅 JR 赤穂線 邑久駅

                  自家用車はナビかGoogle MAP

 上の作品は5月の窯から出てきた、落柿窯作「備前破れ桶花生け」。

 こんなんやら、あんなんやらいろいろな物があって落柿窯は宝探しのようで面白い。また、備前焼に挑戦してみたい方は轆轤体験も可能だから一日楽しめると思う。是非遊びにおいでいただきたい。

 さて、今日の主はちょっと轆轤を回して湯冷ましを挽いた。この間から宝瓶をいくつか造ったから湯冷ましがないと話にならない。宝瓶を使うには必ず湯冷ましが必要だからね。

P1000906w800 主の造る湯冷ましも宝瓶と同じで造る度に形が変わる。

 その時その時の気分で轆轤を回しているからだろう。

 それにしても作品が邪魔だ。

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2011年7月11日 (月)

蚊の季節

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 今日も暑い夏空が広がった。夕方までは全く雲が出ない青空。気温は真夏日まで上がっている。しかし、連日爽やかな風が吹いてくるから、今のところエアコンが無くてもどうにか過ごせている。

 この暑さで少しの水たまりがあればあの嫌な蚊が大量に発生してしまう。庭の水たまりを極力無くするように気をつけてはいるが、なにせ草と木々に囲まれているから蚊は多い。

 主は、今日初めて蚊遣り器を造ってみた。蚊遣り器は初めて造るから先ずは試作したと言うべきだろう。

P1000898w800 試作の蚊遣り器。

 一つはおなじみの豚さん。もう一つは、主の好きなトトロモデルの蚊遣り器だ。

 どちらもサイズが小さくて一般的な蚊取り線香は入らないが、ホームセンターで見たらミニサイズの蚊取り線香も市販されていたからひと安心。

 トトロの方は大あくびをしたトトロのイメージだ。牙と歯をつけてみたらトトロらしくなった。

 最近は豚さんの蚊遣り器を見ることが少ないからこちらも主のイメージだ。

 それにしても、主は蚊に好かれるのか良く刺される。そのため主の周りはいつも電気蚊取り器と殺虫剤が置かれている。

 

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2011年7月10日 (日)

朝曇り

P1000890w800_2
 梅雨が明けて厳しい暑さになっている。連日の真夏日に体力消耗が激しい。

 今年は例年になく早く梅雨が明けたから土用までまだ日にちがあるのに朝起きると土用の朝曇り。しかし、それもつかの間、すぐに青空が広がって暑い日射しが注ぎ出す。

 その前に、しばらく放っておいた茶室を夏用に設えた。軸を朝顔に変え、水指を口の広い鬼桶に変えた。

 全ての窓を開け放つと涼しい風が流れ込んでくる。茶室の窓はこの風を巧く取り込むようにできている。ここにも先人の知恵が生きている。

 それにしても暑さが厳しい。P1000893w800

 落柿窯の柿の大木が木陰をつくっているのがせめてもの慰めだ。
 

 それでも柿の枝には小さな秋の先取りを見つけることができる。

P1000895w800_2 暑い夏を乗り切ると実りの秋が待っていることを思いながら、のんびりゆっくり歩いて行こうと思う。

 

 

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2011年7月 9日 (土)

雷注意報

 今夜は大気の状態が不安定で中国地方にはあちこちに雷注意報が出されている。

 このあたり、岡山東備地区にも雷注意報が出されているが、今のところ雷の音は聞こえない。

 雷と言えば、今日の昼間、工房にある作品を整理していたら落雷模様のビアマグが出てきた。

P1000883v800  夏向きの器の続きと言うことではないけれど、このビアマグに付いた3本の緋襷は上空の雷雲から伸びる稲妻。落雷の風情がある。

 本物の稲妻を見ながら縁側で冷たいビールなどを楽しむのに使ってほしいビアマグだ。

 もちろん、ビールを注ぐまでは冷凍室に入れておくことを忘れないように。。。。

 

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梅雨明け十日

P1000885w800  昔から、「梅雨明け十日」と言われるように、梅雨が明けてからしばらくは天気が安定して暑い晴天が続く。

 今年の梅雨明けは昨日だったが、今日は早くも梅雨明け十日の様相を呈した。

 気温も上がって真夏日だ。しかし、今日は思いの外南風が爽やかで、大きく窓を明けて横になっていると眠気を誘うほどだった。

 工房の床も次第に乾いてきたから、じめじめ感は少ないけれど動くと汗が噴き出してくる。

 結局、今日は何にもすることなく時間だけが過ぎた。時折ニュースを見るにつけ原発事故と原発再開の話題には腹の立つことばかり。

 原発再開を急ぐより、福島周辺の被爆者を救う方が先ではないか・・・、これが国民の切なる願いなのに、政府は全く動かないし政治家の動きも鈍い。この事故は100%東電と政府の責任なのに、インタビューに出てくる大臣をはじめ政府高官連中の言葉は他人事にしか聞こえない。腹立たしくて余計暑さが増すばかりだ。

 

 考えていると腹立たしいばかりで余計に暑くなるから話題を変えよう。

 備前焼の色合いは今まで濃いものが多かったので従来から夏向きでないと思われがちだった。そんな備前焼も最近では涼しさを感じる色合いの物がたくさん焼かれている。

 今日紹介するカップも夏向きの色合いだ。

P1000875w800_2  白い細カップ。ただ赤い緋襷だけが景色になっている。

 このカップもただ色が付いていないだけでカリカリに焼けている。焼けの甘いところはみじんもない。

 このカップも冷凍室で凍らせてから使うことをお薦めする。

 ジュースでも麦茶でも美味しさが増すこと請け合いだ。

P1000879w800  参考までに、この湯飲みはどちらも良く焼けた備前焼。

 酸化しているか還元しているかだけの違いでこれほどの差が出る。土も同じなんだよ。

 備前って面白いね。

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2011年7月 8日 (金)

梅雨明け-2011夏

 今日、気象庁が「中国、四国、近畿、東海が梅雨明けしたと見られる」と発表した。

 例年に比べてずいぶん早い梅雨明けだ。しかし、梅雨入りも記録的に早かったから梅雨の期間は例年並み。

 主は、今年の梅雨は長いのでは・・・と予測していたが見事に外れたけれど、工房の床はまだ湿ったままだし蝉の鳴き声もまだ聞こえない。

 天気図上では太平洋高気圧が強まって梅雨前線を押し上げてしまっているが、主の梅雨明けの条件は、工房の床の乾きと蝉の初鳴きだから、多分、もうしばらくは鬱陶しさが残ると思う。

 それはともかくとして、主は暑さに弱いからこれから猛暑日が続くと思うとうんざりだけれど、これも日本の自然だから何とか楽しむ術を見つけたい。

 さて、今日は、陶芸教室に工房を明け渡して主は午後から歯医者さんに行って入れ歯を修理してもらった。入れ歯だと味はないし上手く食事ができない。まるで老人そのもの。気持ちは若くても肉体の衰えは如何ともしがたいのが現実の姿だ。嫌だね。

 話は変わるけれど、今夜はありがたいことに涼しい風が入ってくる。窓を大きく開けてこの風を一杯に入れているところだ。

 こんな夜は爽やかな香りを楽しむのにもってこいだ。

P1000830w800  香りを楽しむアイテムとしてこんなアロマポットは如何かな。

 落柿窯作「備前アロマポット」。

 中に小さなローソクを置き頭の皿に少しの水を入れアロマオイルを数滴垂らす。

 暖まってくっるとオイルが気化して爽やかな香りが漂ってくる。

 主のお好みのオイルはなんと言ってもラベンダー。

 透かした穴から漏れる明かりとラベンダーの香りは、あの思い出の富良野に連れて行ってくれる。まさに至福のひととき。こんな時間を是非どうぞ。

P1000873w800  そうそう、今日の主の仕事は、この八寸皿を一枚仕上げただけ。

 こんな日もあって良い。

P1000869w800  沙羅の落花が進んで蕾の数が減ってきた。

 今年の沙羅もそろそろ終わる

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2011年7月 7日 (木)

七夕の雨は櫂の雫

 「この夕降りくる雨は彦星の早漕ぐ舟の櫂の散りかも」(万葉集第十巻2052番) 

 今朝、ABCラジオを聞いていたら気象予報士の清水さんがこの歌を紹介していた。まさに、今日の七夕の雨降りにぴったりの歌だ。

 万葉集には百三十首を超える七夕の歌があると言う。早速ネットで検索してみたらこの歌が見つかった。

 意味は、「今夜の雨は彦星が織姫に逢いに行くために急いで漕ぐ舟の櫂の雫だろう」という風に解釈される。

 万葉の昔から七夕の行事が中国から入っていたのに驚くが、同時に雨でも七夕を楽しむ日本人の感性の豊かさに感動する。

 現代の日本人もこの感性を引き継いでいるはずだから大切にしていきたいと思う。

 そんな訳で、雨の七夕を楽しむためには見えない物に思いをはせる感性が求められるのだが、今夜は備前の大皿を星空に見立ててみたい。

P1000862w800  40センチを超える備前の大皿。皿全体を天空に、胡麻を星屑に、緋襷を天の川に見立てて彦星と織姫のランデブーに思いをはせることにしよう。

 (ちなみに、この大皿は5月の窯から出た新しい作品。落柿窯作「備前大皿」。サイズは42センチ×8センチ。)

 

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2011年7月 6日 (水)

畑の様子

P1000849w800  これが畑?・・と思うほど草に覆われてしまった落柿窯の畑。トウモロコシもゴーヤもトマトも今年は全滅かも。

 草ばかりが元気で野菜がちっとも育っていない。昨年は豊作だったゴーヤの蔓が伸びてこない。

 今年の苗の植え付けが早すぎたのか、春に大量の牛糞を入れてのがかえって災いしたのか解らないが、とにかく今年は全くだめだ。

 今日は、少し涼しかったからあぜ道や周りの草を刈ったついでに畑の草ごとトウモロコシも全て刈り倒そうかと思ったのだが、ちょっとかわいそうだからもう少し様子を見ることにして薹立ちしたチンゲンサイの畝だけを刈り倒した。

 涼しいと言っても草刈りは結構きついから休み休みで2時間とちょっと。結局汗だくになって午前中でやめた。

 午後から横になって休養していたら少し回復してきたから工房に出て轆轤を回して平皿を挽いた。

P1000851w800  これは焼き上がりが八寸のパスタ皿。

 この状態では九寸以上あるが乾燥と焼成で八寸ほどになるはずだ。

 縁に櫛目を入れた。

P1000853w800  これは九寸皿になる予定。

 ろくろ挽きした状態では尺寸は充分あるが、これも乾燥と焼成で九寸ほどになる。

 ただし、使う土で収縮が皆違うから、できればテストしてみるのが望ましいのだが、主は、いつもぶっつけ本番ばかりだからそれだけ失敗も多い。

 この土は初めて使う土だから焼き上がりがどうなるか楽しみにしている。

 P1000472w800 さて、今日の作品紹介は偏鉢。

 落柿窯作「備前偏鉢」。

 サイズは尺寸ぎりぎり。

 結構大きいから食器としては使い難いかもしれない。

 夏には水を張ってミニ蹲いとして使うのが良いと思う。

 小さな竹簀をかけて柄杓を添えるとお洒落だ。

 暑い夏を涼しく過ごす一つだろう。

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2011年7月 5日 (火)

ちょっとした不注意から

 福島原発事故のようなケースを除いて、いろんな事故は、ほとんどがちょっとした不注意が原因になることが多い。

 今、病院に行くとしつこいほど個人確認される。これも不注意からの医療事故が多いからだ。

 昨夜、主はちょっとした不注意で薬を間違えて大変なことになるところだった。慣れは怖い。いつも繰り返している馴れた手順がかえって災いしたように思う。命拾いをした。

 実は、これが初めてではない。これが2度目。考えてみると、どうやら注意力が欠けたとき起こっているように思う。

 昨日は体調不良でぼんやりしていたのかもしれない。もう二度とこんなことがないよう十分に気をつけたい。もうこりごりだ。ボケたのかなぁ。

 そんなことで昨夜から明け方まで眠ることができなかったから、今日はほとんど横になっていた。

P1000844w800  先日から咲き出したばかりだというのに、もうこんなに沙羅の落花が増えてきた。そのうち一面白くなる。

 今日は一日ぼんやり庭を眺めていたから仕事をしていない。だから新しい仕事はアップできないけれど、続けている作品の紹介だけはしておきたいから、今日は菓子器をアップする。

P1000845w800  落柿窯作「備前三日月形菓子器」。

 ご覧のように三日月形の菓子器に手をつけてある。

 内容量は多くないが和菓子を3つ4つが良いと思う。

 茶席でも亭主がこの菓子器を下げて来るのも絵になるのでは・・・。

 造る側から言えば曲線が多いから傷ができやすいのが難点といえる。

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2011年7月 4日 (月)

雨・雨・雨

 今日は南から流れ込んでいる暖湿流が梅雨前線を刺激して日本海側が大雨になったが、夕方からその梅雨前線が南下して、この時間には岡山県南でも雷を伴った強い雨が降っている。

 この強い雨によって災害が起こらないことを祈りたい。

 今日は気温は案外低かったけれど湿度が高く蒸し暑さは相当なものだった。工房の扇風機だけでは仕事に集中できない。すぐに汗が滴る。

 主は特に汗かきだから暑さに弱い。その上、暑くなると食欲が極端に落ちるから体調管理が難しい。どうしてもエアコンが無いと生活できないから、今日も緩くエアコンをかけて扇風機を回した。

 この季節、雨が降ると蒸し暑さは相当だが気温はそれほどでもないからエアコンの効きも良い。まだ緩いエアコンで対処できる。

 そういうわけで、倹約しながらもエアコンは欠かすことができないから、今日も工房に緩くエアコンをかけて仕事をした。

P1000843w800  このところ宝瓶ばかりをアップしているけれど、今日も宝瓶を造った。

 今日の宝瓶の蓋にはつまみに椿を乗せたのも造ってみた。

 こんな仕事も集中しないととてもできない。

 それに今日は体調不良で、何故かシャックリが止まらない。やっと止まったと思えばまた出る始末。夏ばてが始まったのかな。

 さて、気を取り直して、今日の作品は少し深めの輪花鉢を選んだ。

P1000834w800  落柿窯作「備前輪花鉢」。

 サイズは七寸に三寸。

P1000835w800  胡麻も良いし緋襷も面白い。

 この鉢もこれからの季節は素麺鉢だな。

 一杯のサラダを入れても良さそう。

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2011年7月 3日 (日)

節電フィーバー

 梅雨の後半に入って鬱陶しい梅雨空が続いている。今日も雨が降ったり止んだりで鬱陶しい。

 気温は高くはないけれど湿度が高くて動くと汗が噴き出す。それでもこの夏は電力会社と政府の脅迫とも思える節電指示で気の弱い人はエアコンが使えないでいる。

 全く平気な主だって一瞬エアコンをかけるのをためらうことさえあるから、心優しい国民はこの脅迫に負けてしまうのが現実だ。

 そんな中で、先日落柿窯の古い扇風機が壊れて動かなくなったから購入しようと近くのホームセンターに行ったところ、品薄になって適当な物が選べない。仕方なく少し離れたホームセンターに行った。

 こちらの店も品薄で在庫のない製品が多かったけれど、何とか適当な機種に在庫があったから購入することができた。しかし、在庫はあと僅かしかないようだったな。

 この現象は、この夏の暑さをエアコンをやめて扇風機で代用しようとしている結果だと思うけれど、本格的な暑さの中では扇風機では対応できないと思う。

 エアコンのある家庭は無理な我慢をしないで上手くエアコンを使ってほしい。熱中症で倒れたら馬鹿を見るのは自分だから。

P1000833v800  そんなこんなで、ホームセンターを2軒回って手に入れたのがこの扇風機。

 もちろん中国製だけれど一応リモコンも付いているしタイマーは6時間付いている。

 その上、「ゆらぎモード」、「おやすみモード」まで付いた優れもの。

 これで価格は2980円。お買い得感が一杯だ。

 それにしても電力会社は勝手だね。火力発電所などの運転を止めておいて、原発が使えないから電気が足りないことばかりを宣伝しているんだから。

 企業努力をしない会社が電気会社のようだ。

 それはさておいて、今日の落柿窯の作品は夏向きパスタ皿を選んだ。

P1000826w800  落柿窯作「備前パスタ皿」。

 サイズは九寸がちょっと切れる。

 上と下の作品に挟まれて焼いているから色合いは薄くて緋襷だけが付いている。

 これからの暑い季節に冷製パスタや冷麺用に使うと良いのではないかと思う。

 料理の得意な人・・どう思いますか。

 

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2011年7月 2日 (土)

半夏生の頃

P1000802w800

 今日は半夏生。早苗が根を張ってきた。長い梅雨もようやく後半を迎えて、これからが大雨の時期。

 昔から、半夏生の頃には大雨になることが多かったようで、この頃までに田植えを済ませて早苗がしっかりと根を張ることを願う意味で蛸を食べる風習の地方もあるようだ。

 今年は早く梅雨に入ったから長い梅雨になっている。このまま行くと記録的に長い梅雨になると思う。梅雨明けが待ち遠しいけれど、近年の夏の猛暑にはほとほと閉口する。

 猛暑の中では備前焼はちょっと不利だが、何とか涼しく使ってもらうことはできないかと考え、もっとも良い方法を伝授することにした。

 一番は備前焼の器肌にたっぷりと水を含ませることだろう。その効果は絶大で肌は艶やかになるし涼しげにもなってくれる。

P1000814w800  落柿窯作「備前平鉢」。

 サイズは、23センチ×7センチほど。

 ご覧のようにたっぷりと水を含ませると暑苦しい備前焼が一気に涼やかさを増す。

 これに氷を入れ冷えた素麺を盛りつけてみよう。

 器肌がしっとりと汗をかいて何とも涼やかである。

 

P1000431v800 次は定番のビアマグ。

 最近、備前焼のビアマグの魅力がだんだんと知られるようになったけれど、使い方についてはご存じない人が多いようだ。

 備前焼のビアマグを使うには、まず普段から冷凍室で凍らせておくことが重要である。

 使う直前に冷凍室から出して凍ったビアマグに冷たいビールを注ぐ。

 この方法を知ると備前焼のビアマグの魅力が何倍にも跳ね上がること間違いなしだ。

 

 備前焼は使うほどに変化していく焼き物だから棚の奥にしまい込んでおくと魅力が半減する。

 備前焼を使った人はきっと新しい発見があると思う。備前焼の魅力は無限ですよ。 

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お詫びと訂正

 ブログのお仲間からメールが送れないとの連絡があり、先日の窯出し案内時にお知らせしたアドレスを確認したところ一部が間違っていました。

 これではいくら実行して頂いても送れませんね。誠に申し訳ありません。今朝早速訂正しました。ご迷惑をおかけした方には心からお詫びいたします。

 今後とも宜しくお願いします。

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2011年7月 1日 (金)

梅雨の雨は涙雨に

P1000794w800  

 梅雨も後半に入って、今日は梅雨空が戻った。気温も上がらないから涼しさを感じる。

 先日から沙羅の儚い命を話題にしてきたけれど、そんな中で訃報が届けられた。

 主がお世話になってきた備前の重鎮の一人が亡くなられた。まだ70の半ばを超えたばかり。まじめで備前の良心でもあった作家さんだから残念でならない。

 晩年は病を得ておられて心配していたが、ついに・・・と言う感じだ。

 心からご冥福を祈りたい。それにしても無常感はぬぐえない。

 

  さあ、気を取り直して・・・、今日の話題は、このところ嵌っている急須。

P1000785w800  この写真は、5月の窯から出てきた横手急須と後手急須。

 どちらも小さめの茶碗で5杯分ほどの容量がある。

 どちらを選ぶかはまさに好みの問題だから、どちらを選んでもよいと思う。

 強いて言えば、横手急須は緑茶用に向いており、後手急須は紅茶用に適していると言えよう。

 しかし、使い方に決まりはないから使う人の自由に任される。

 さて、あなたならどちらを選ぶかな?

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