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2011年3月31日 (木)

退職記念日

 今日は3月31日。主が退職してから丸2年が経過したことになる。

 ということは、主が陶芸を中心にした生活を始めて丸2年ということだ。

 この間、落柿窯の窖窯を焚いたのは一度だけ。4月末から予定している窯が2度目ということだな。

 それにしても、病院と仲良くしながらもなんとか生活できるのは周りのみんなに助けられているおかげ。感謝。

 怠惰を旨として、のんびりゆっくりの暮らしはこれからも続いて行くけれど、何にもない主に出来るのは元気を出すことだけ。これからも頑張って生きようと思う。

P1010217w800_2  さあ、早く腰を直して窯詰めにかかろう。

 

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腰の具合

 腰を痛めて一週間。だいぶん良くはなったがまだ腰が重い。

 じっと寝ていれば良いが、立ち上がる時や椅子に座ったり立ったりするとずしりと重く感じる。

 このままでは毎日の運動ができないし仕事もままならない。しかし、今無理をすると一層ひどくなりそうだからおとなしくしている。

 今日も、もっぱら日向ぼっこで過ごしたが、試しにちょっと轆轤を挽いてみた。

P1010685w800  やはり轆轤を挽くと腰への負担が大きくなるようでまだちょっと無理だな。

 今日は、7寸皿を少し挽いてみただけで止めにした。

 このまま温かい日が続くと腰にも良いのだが、温かい日は週末までとか。

 来週、寒くならないように祈りたい。

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2011年3月30日 (水)

光の春

 今日は通院の日。いつものお城の隣にある病院に行った。薄曇りながら時折温かな陽射しが注ぐ穏やかな日和。大震災も原発事故もここでは嘘のよう。

 P1010669w800  名城も春めいている。水辺には光が輝いていた。

P1010676w800

 近くの小さな公園では、しだれ桜が咲き始めている。

P1010678w800  まだ2~3分咲きというところ。ソメイヨシノは、少し蕾が固いようだった。

 川沿いを散策するカップルも春風に包まれて幸せいっぱいに見えたよ。

 春だなぁ。

 病院の帰り、家電量販店に立ち寄って23インチの液晶モニターを買ってきた。

 今まで使っていたのは19インチの四角だったから地デジ放送を見るのには不敵当たから前々から変えるつもりにしていた。

 今日は液晶モニターと一緒にパソコンに繋ぐ地デジチューナーも買った。

P1010683w800  さっそく繋いで使ってみると、もう少し大きくてもよかったように思う。

 だけど、このモニターは型遅れだから安かった。勿論、主のことだからもっと頑張ったのは言うまでもない。

 本来はパソコン用だからこれでいいことにした。

 取り外した19インチをだれかもらってくれないかな~。捨てるにはもったいないからね。

 ちなみに、この液晶モニターはacer製。中国のメーカーだよ。

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2011年3月29日 (火)

桜鯛

 今日も温かい日和だったけれど桜の開花宣言はまだない。その代わり、お隣さんから釣り立ての鯛をいただいた。瀬戸内ではこの時期鯛は産卵のため赤みが強くなるから桜鯛と呼ばれている。

 有名な鞆の浦辺りでは桜鯛の浜焼きが売られているし、瀬戸内のあちこちでは塩蒸も売られているようだ。

 この桜鯛を突然いただいたからさっそく焼鯛にした。

P1010666w800  これで一献といければ良いが、下戸の主には無理なはなし。

 まあ、おいしく頂こう。

 出来れば炭火で焼ければ最高なのだが、炭を熾すのは面倒だからIHクキングヒーターで焼いたらやはりこんなになってしまった。残念。

 今日も腰の具合が今一つで1日寝ていた。

 ニュースで流れるたびに原発事故が深刻さを増しているから落ち着いて寝ていられない。怖いなあ。

 

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2011年3月28日 (月)

不安の中でも

P1010653w800  今朝は相当な冷え込みだったけれど、ようやく寒気が去って、日中は春らしい日和に恵まれた。

 近くの道沿いにあるサクランボの花が満開に近くなっている。今朝見たら、まだ日本ミツバチの姿は無かったけれど明日からの陽気で飛来するだろう。

 こんな陽気でも被災地のニュースには心が痛むし、福島原発事故はニュースが流れるたびに深刻さを増しているから恐怖心が強まってしまう。

 原発事故についてはいろいろ問題は多いけれど、今は、これ以上汚染が広がらないうちに一日も早く収束してくれることを祈るしかない。事故が収束しないと被災地の復興が遅れることにもなりかねない。

 こんな状況ではあるけれど、今日は、陶芸教室の窯出しだった。

 教室の焼成としてはこれ以上は望めないほどの出来だ。

P1010655v800  口を開けるとこんな光景が目に飛び込んだ。

 火を止めたときから大体の予測は出来ていたが思っていた以上の焼け具合だ。

 教室が使っている土ではこれ以上の結果は求められないと思う。それほどの焼けだ。

 いくつか写真に撮ったからアップしておこう。

P1010659w800  かえるおばさんの振り出し(菓子器)。

 綺麗な緋色と抜けのコントラストがいい。

 口に栓をつけると茶箱用に使えると思う。

P1010660w800  Tさんの一輪差し。

 寝かせて焼いたら見事な景色だ出現した。

 プロ顔負けの焼けだ。

 教室でこんなのを焼かれたらプロはたまったものじゃない。

P1010661w800  Mさんの叩き長方皿。

 自然の胡麻と緋色。抜けに付いた緋襷が綺麗に決まっている。

 食卓に丁度よい大きさだから多用途に使えると思う。

 菓子でも、刺身でも、天麩羅でも良いだろう。

P1010664w800  I サンの水滴。

 良い造りだ。細かい仕事が得意なI さんだから、水滴の頭に土筆を載せてある。

 水ももちろん良く出た。

 これらの外にも兜あり、お雛様あり、カエルあり、カップありで賑やかな作品たちだった。

 そういえば植木鉢がもったいないほど良い焼けだったな。

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2011年3月27日 (日)

今日の花生け

 寒さは少し緩んだけれど、まだひんやりした天気だ。近畿では、和歌山からの桜便りが聞こえてきたから、そろそろ温かくなるだろう。

 夕方近くになって、4月に異動が決まっている若い友人が転勤の挨拶がてら立ち寄ってくれた。

 この友人とはもう二十数年の付き合いになる。今まであらゆる場面でお世話なってきた。もちろん窯焚きも例外ではない。これからも何かとお世話にらると思う。感謝だ。新しい勤務地で大変だろうが、体に気をつけて頑張ってほしい。

 さて、主の腰の具合が今一つで満足に轆轤が挽けない。仕方ないから、今日は、手造りで花生けを造った。

P1010648w800  UFO型花生け。

 昨日の部品がUFOになった。

 花が入るかどうかはわからないが、多分、面白く使えるはずだ。

P1010649w800  こんな花生けも手造りした。

 さて、どんな風になるかはお楽しみというところ。

P1010650w800  一輪も造ってみた。これは轆轤挽きだが、これ以上大きなものはちょっと挽けない。

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2011年3月26日 (土)

元気を出そう

 「知恵のある奴は知恵を出せ、力のある奴は力を出せ、金のある奴は金を出せ、何にも出せない奴は元気を出せ」と言ったのは、ラジオでDJをやっている歌手の松山千春さんということを知った。

 何にも出せない非力の「やきもの屋」である主に出来るのは、元気を出して備前焼を焼き続けることだけだ。

 四月からの窯詰めに向けて、今日は以前から考えていた「ある物」の部品を挽いた。

P1010643w800  これがその部品。

 少し乾いたところで思っている形に仕上げていくことになる。

 思いはいろいろあるのだが、主の技量で出来るかどうかについては少なからず不安があるのも事実。

 まあ、元気を出してやってみよう。

P1010646w800  今日の作品紹介は水指。

 落柿窯作「備前炭壺水指」。

 この水指は見るからに炉用。

 これからの風炉にはそぐわないかもしれないね。

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プチオフ会

 今朝早く、753さんが小旅行の途中、朝食用においしいパンを提げて陶芸教室の窯焚きを見に立ち寄ってくれた。

P1000247w800_2  丁度、主もその場に居合わせたから、炎と温度を見ながら急遽プチオフ会になった。

 753さん、ありがとう。お疲れ様でした。

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2011年3月25日 (金)

腰痛と窯焚き手伝い

P1010641w800  今日、陶芸教室の薪窯に火が入った。

 主は昨日の散歩で腰を痛めたようで、昨夜からズキンとくる。手持ちの湿布を貼りまくってなんとかしのいでいるけれど、どうもよろしくない。

 しかし、今日から陶芸教室の窯焚きが入っていたから腰痛を押してちょこっと手伝った。

 気分は若いつもりでも、歳は正直だ。もう無理は出来ないことが身にしみたよ。

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2011年3月24日 (木)

春なのに冬のよう

 今週は冷たい季節風が吹く寒い日が続いている。今日も寒かった。

 そろそろ桜の開花も聞こえるけれど、この分だと、この辺りの開花は遅れそうだ。

 しかし、落柿窯の母屋の周りでは無数の土筆が顔を出している。温かくなると一面のスギナ畑になるところだ。

 主は、除草剤を全く使わないから土筆を安全に食用に供することが出来る。小さな子供かいれば喜ぶだろうが、誰も採る人がないから今のところ伸び放題。

P1010637w800  御覧のように土筆を摘むというより刈り取る方が早そう。

 家の周りのほぼ二分の一に土筆が生えている。

 この場所は我が家の北東場所。北にも東にも生えている。

 せっかくだから一度は土筆を食べよう。

 今日はのんびりと片手急須を仕上げた。

P1010639w800  ちょっと大きめの片手急須。

 落柿窯では急須も土瓶もみんなこの口。

 いつか、お客さんから、ちょっとひょうきんで笑えると言われたことがある。

 今回の窯用には、いくつか土瓶と後ろ手急須を造っているが、片手急須はこれだけだ。

 

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2011年3月23日 (水)

素地(白地)の様子

 落柿窯の工房の素地が次第に増えてきた。そろそろ置く場所に困るようになっている。

 工房の棚には展示室に入らない作品が結構たくさん置いてあるから、どうやら、これが原因だろう。

P1010626w800  そろそろ窯詰めを始めてもよさそうだな。

 25日から陶芸教室の窯焚きだから、そのお手伝いが終わったら4月の初めから詰め始めようと思っている。

P1010627w800  それにしても素地が雑多だから窯詰めに苦労しそうだ。

 毎回、詰める前に頭の中で何度も詰め方のシミュレーションを繰り返す。

 今回も同じようにすることになりそうだ。

 窖窯は、窯詰めで焼けが決まるといってよいし、窯の中は狭いから大変な作業になる。

 P1010628w800  お隣のワンちゃんが里帰りしてからちょっと寂しくなった。

 今日は久しぶりにアイボと遊んだ。

 初期のロボットだから、なんとか主が相手をすることが出来る。

 老人のお相手にはこれでも良い。

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2011年3月22日 (火)

まだまだ制作中

 今日は、とんでもない発言をした大臣のニュースが飛び交っているけれど、大臣としての資質を疑う。選挙民は少なからずショックだろう。きっと、次はないね。

 それにしても原発事故の現場で命をかけている人たちには心から敬意を表したい。この人たちのおかげで何とが大惨事にならず踏みとどまっているのだから、本当に日本の救世主だと思う。いくら感謝してもし過ぎることはない。

 主は、原発事故を気にかけながらも4月の窯詰めに向けて最後の追い込みで制作を続けている。

 追い込みといっても主の仕事は大したことはないから偉そうなことは言えないが。

P1010624w800  昨日は、乾きの悪かった大皿も今日はなんとかなるほどだったから「梅紋大皿」に仕上げた。

 大皿といっても30センチを少し超えるサイズだから、焼成後は30センチほどか。

 中央部の梅紋がどうなるか楽しみだ。

P1010625w800  皿の仕上げが結構手間どった。

 午後から風が冷たくなって気温が下がってきた。

 天気予報では被災地はまたしても雪になるようだ。

 ニュースが気にかかりながらも仕事は止められない。耳でテレビの音を拾いながらカップを少し挽いた。

 夕方、散歩に出たら冷たい風が身に凍みた。

 

 

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2011年3月21日 (月)

休養日

 雨の春分の日。朝の気温は高かったけれど、その後は、ほとんど上がらなかったから肌寒い日になった。

 雨のため昨日挽いた大皿も乾いていないし、なぜか気力もわかないから、今日は完全休養に決めた。

 ニュースで流される被災のニュースに涙しながら、もっぱら炬燵にもぐりこんでうつらうつら。

 厳しい生活を強いられている被災された人たちに後ろめたい思いをしながらも無理のできない体調だから仕方ない。

 落柿窯の庭では種類の違う椿が次々に咲きだしたし、サンシュユも咲いている。

Img_1187w800_2  待っていた乙女椿?が咲きだした。

Img_1190w800_2  「庭のサンシュユの木~・・・」と歌われる、あのサンシュユの花。

Img_1195w800  小手毬が芽吹いている。

P1010618w800  今日の作品紹介はビールカップ。

 落柿窯作「備前ビアマグ」。

 酸化焼成された景色がいいと思う。 

 ビールが美味いよ。

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2011年3月20日 (日)

曜日の感覚

 今日は日曜日だったね。このところ主の曜日感覚がボケてきた。

 リタイアしてしばらくは結構はっきりしていたのだが、丸2年も経つとだんだんわからなくなっている。

 何せ、毎日が日曜日だから無理もないが、もうひとつの原因は、毎日休まず同じ仕事をしているからだろう。陶芸が仕事になってからは曜日に関係なく仕事が続いている。

 今日は日曜日だから休めば良いのだが、轆轤挽きした素地の乾きは待ってくれなうから、どうしても仕事場に出ていくことになる。

 そんなに大した量の仕事をしているわけではないのにね。

P1010614w800  これが昨日轆轤挽きした菓子器の仕上げ後。

 午前中は乾いていなかったからのんびり構えていたら、気がつくと削りごろ。

 あわてて仕上げた。

 今日はこれだけにしようと思っていたのに貧乏性の所為でまた新たに大皿を挽いてしまった。

P1010615w800  これでまた、明日の仕事が出来た。

 こんな風に休むことなくまず仕事が続いていく。

 しかし、主の仕事などバリバリの作家さんから比べると遊んでいるようなものではあるが。

 まあ、これが主が生きている証だからいいか。

 先ほどのNHKニュースで大震災から10日ぶりに80歳の老人と16歳の少年が瓦礫の下から救出された様子を見た。

 悲惨な中でもほっとするニュースだ。良かった・・・。

 さて、話は変わるけれど、お隣の仲良しワンちゃんが今朝早く里帰りのため岡山空港から出発した。見送りには行けなかったけれど、飼い主さんによると不安そうだったようで、思わずハグしてやったと言っていた。

 だから今朝の散歩は一人で歩いた。ちょっと気抜けしたが、散歩の範囲を広くしたおかげで、今年初めて麦畑を見つけることが出来た。

P1010612w800  今のところ、主の散歩コースではこの麦畑が唯一である。

 上空の雲雀がこの麦畑を見つけてくれるといいが。

 だんだん子供のころの原風景が消えていくのが寂しい。

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2011年3月19日 (土)

PTSDが心配だ

 寒さが去って温かい晴天になった。しかし、夕方から曇って明日からはまた雨の予報だ。

 大震災から一週間を過ぎ、ようやくテレビ番組が日常に帰りつつある。この間、テレビ画面に映し出される映像は悲惨なものばかり。大人でもショックを受ける画面ばかりだから子供たちに与える影響は深刻だろう。これ以降、PTSDの子供たちが多くなることが心配される。

 識者によれば、子供たちのPTSDを防ぐには楽しいアニメを見せるのが効果的だという。大人は震災に付いていろいろ話すのが良いらしいが、子供たちは、心にため込んでしまってPTSDになる恐れが多いといわれる。

 災害を伝える報道は必要だが、どこか一局ぐらい終日楽しいアニメを流してくれないものかと思われてならない。無理なんだろうなぁ。

 さて、主は次第に日常に戻ってきた。今日は昨日のどんぶり鉢を仕上げその後、菓子鉢を挽いた。お彼岸の墓参りも忘れていないよ。

P1010608w800  どんぶり鉢。予定より少し小さい。

 これからの季節、うどん、蕎麦、素麺など鉢を使うシーンが多くなる。

 楽しんで使ってもらえたら嬉しいね。

P1010609w800  今日挽いた菓子鉢。

 その一.

P1010610w800  菓子鉢、その二。

P1010611w800  菓子鉢、その三.

 駄菓子からお茶菓子まで使ってほしい器だ。

P1010606w800  被災者のみなさんに、一日も早く安寧が訪れますように。

 フクロウに願いを込めて・・・。

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2011年3月18日 (金)

2時46分

 先週の今日、午後2時46分「東北。関東大震災」が起きた。先週は絵手紙教室だったけれど、今日は陶芸教室。しかし、メンバーは同じだから震災時刻の2時46分には穏やかではなかったと思う。

 あの日から一週間経って落柿窯の様子もほぼ日常に戻ってきた。

 今日は教室の窯詰めのお手伝い。

P1010604w800  窯焚きは来週金曜日からの予定だが、窯を詰めるには今日の教室の日しかないから少し早いけれどこのまま置いておく。

 今回もいろいろ力作揃い。

 兜あり、お雛様あり、カップありで窯を詰めるのにちょっと苦労していたようだった。

P1010605w800  教室の後、どんぶり鉢を挽いた。

 うどんやラーメンを備前のどんぶりで食う贅沢は何となく嬉しくなると思う。

 

 

 それはさておき、大震災の支援の輪がどんどん広がっている。

 芸能界もスポーツ界も一般国民も、日本だけでなく世界中に支援の輪が広がるのは大きな希望だ。

 やきもの屋の間でもいろいろ工夫しながら支援の輪が広がるのは心強い。それぞれの立場で出来ることをやろう。

 心から犠牲になった多くの人たちのご冥福を祈ると共に、厳しい避難生活を送っておられる38万人の方々は、なんとか生き抜いてほしいと願っている。 

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2011年3月17日 (木)

一週間

 今日も寒い一日だった。テレビに写し出される被災地は雪に埋もれているところも多い。避難所はさぞかし寒かろうと思うと穏やかではない。

 今日で地震から一週間が経って、次第に道路も鉄道も電気も復旧してきたのはかすかに光が見える思いだ。

 しかし、避難者が34万人、死者、行方不明者が1万数千人というニュースを聞くたびに暗澹たる思いを抑えることが出来ない。

 被害を受けられた方々に心からお見舞いを申し上げるしかない。

 こんな思いの中で、被害のない我々にできる協力は、いつもと変わらない日常を生きる事だ。それが復興につながることになる。冷静になって一日も早く日常に戻ることが必要だと思う。買いだめなんか止めよう。

 そんな思いもあって、主はいつもと変わらなく暮らしているけれど、心の波が治まることはない。

 こんな時こそ仕事に集中しなければならない。そのために、今日は鶴首を挽いた。

P1010593v800  主にとって、鶴首は難しいテーマだから集中しなければ手に負えない代物だ。

 集中を取り戻すにはこれしかないと思い、今日は鶴首を挽いた次第である。

 結果はこれ。

 結局、満足に挽くことはできなかったけれど、それでも集中できた事は良かったと思う。

 早く日常に戻ろう。

 

Img_1178w800 今日、僅かではあるけれど郵便局から義援金を振り込んだ。

 郵便局には振込先別に振替用紙が用意してあった。これも小さな支援の一つだと思う。

 みんな、金額に関係なく被災地に気持ちを届けていただきた。協力をお願いする。

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2011年3月16日 (水)

春よ来い

 日々悲惨な大震災のニュースが流れている。その中でも、6日ぶりに救出された被災者のニュースは希望だ。あと一人あと一人・・・救助隊の人たちには頑張っていただきたいと願うばかりだ。

 今日は冷たい季節風が強く吹きつけた。被災地は寒さが厳しいはずだ。暖房もない避難所で頑張っている被災者を見るにつけ心が痛む。

 ただただ頑張ってほしい。ライフラインが通れば少しは状況が好転するはずだ。それまでなんとか踏ん張ってほしいと願わずにはいられない。

 この寒気が去って、被災地にも春よ来い。早く来い。

 主は、なんとか日常に帰るべく無理やり仕事を続けている。今日はサヤ替わりの筒を伸ばした。

P1010584w800  今の長さは50センチ。

 傘立てだ。

 今まで傘立ては何本か焼いてきた。前回の窯にも入れた。

 備前の傘立てはちょっと贅沢かもしれないが玄関に置くとちょっといい感じ。

P1010581w800  もう一本のサヤ替わりの花器はこんな形に細工した。

 高さが少し低いけれどこれはこれで良いはずだ。

 象嵌の真似ごとをして遊んでみたが、うまくいくかどうかは焼いてみなければわからい。

P1010588w800 P1010589w800

 この辺りは花の季節を迎えようとしている。

 被災地の春はまだ遠いけれど、春は必ず来るもの。頑張っていただきたいと祈る思いだ。

         

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2011年3月15日 (火)

日本人の資質

 今回の大震災のニュースが世界を駆け巡っているけれど、その中で特筆すべきは、日本人の資質についての高い評価だろう。

 こんなに被害を受けたにも関わらず、被災者も被害を受けていない人も極めて冷静で節度あること、被害者間での共助の精神、略奪が起こらないことなどなど、何れも日本人の資質の高さを示すものとして紹介されているという。

 GDPが中国に抜かれたといっても、日本民族の資質の高さには比ぶべくもない。

 これまでの歴史の中で、この民族は、いろいろな困難を乗り越えて発展して来たのは紛れもない事実である。

 きっと、この困難も乗り越えられるはずだ。誇りを持って、自信を持って頑張ろう。

 今日のニュースでは原発事故が大いに気にかかるけれど、命がけで困難に立ち向かっている東電の勇者たちを信じて見守るしかない。これ以上被害が広がらないことを祈るばかりだ。

 さて、支援の輪が次第に広がっている。今、自分に何が出来るのか、それぞれが考えて出来ることをすることが求められていると思う。頑張ろう。

 今日は温かかったけれど天気が崩れてきた。被災地は寒さが厳しくなる予報だから避難所で生活している人たちが心配だ。一刻も早く必要な物資が届けられますように・・・。

 主は原発事故のニュースに背筋が寒くなりながらも昨日に続いて2本目となるサヤ替わりの筒を挽いた。

P1010578w800  これにも鶴首を入れる予定。

 もう少し背を高くするかもしれないが、これで窯の入口に入れる作品が揃ったことになる。

 心配は窯詰めまでに乾くかどうかだ。

P1010574v800  今日の花は、お隣からいただいた椿。

 結構大輪だから迫力がある。

 椿は、備前の花生けに特に良く似合う。

 避難所にも花を置いてほしいと思うのだが・・・。この願いをだれか届けてほしい。

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2011年3月14日 (月)

救助から共助へ

 今日もニュースから目が離せない。自衛隊を中心に何万人もの人たちが命がけで懸命の救助活動をしていることに心から敬意を表したいと思う。

 結果、多くの命が海からも陸からも救われていることに安堵するけれど、それ以上に、犠牲になった人たちが万を超えるというニュースには心が痛む。

 救助の限界72時間を越えようとしている今、救助隊の人たちには、もう一段の踏ん張りを期待したい。どうか一人でも多くの命を救ってほしい。

 しかし、時間の経過は容赦ないのも事実だ。これからは救助から共助へと舵を切るときが近づいていると思う。

 いよいよこれからが被害を受けていない我々の出番だ。ネットでも、赤十字でも、NHKでもそのほかいろんなところで義援金の募集が始まっている。みんな協力してほしい。ただ義援金詐欺が横行しているのも事実だから送金先をしっかり確認することが必要だ。情けないがこれも現実。

 さて、我々に出来ることは寄付だけではないだろう。我々の日々の活動を壊さないこと。それぞれの立場でしっかり働くこと。経済を支えること。ちゃんと納税すること。これらすべてが日本の復興につながる。ボランティア活動もこれからだ。心したいものだ。

 気が滅入る中、主は少しずつではあるけれど仕事をしている。窯詰めが近づいていることから、今日はサヤ替わりになる筒を挽いた。

P1010565w800  この中に先日の鶴首を入れて焼くつもりだ。

 窯の中で直接炎の洗礼を受けるのを防ぐためにサヤを使うのだが、主はサヤを持っていないからこんなもので代用することが多い。

 うまくいけば中も外も作品になるから一石二鳥といえるんだが、そうは問屋がおろさない。

 どちらも割れることの方が多い。

P1010567w800  先日の擂鉢が乾いてこんな風になった。

 櫛目が難しい。これで擂れるかどうかは焼いてみるまで分からない。

 焼いてからのお楽しみだね。

P1010572w800  工房の花。チューリップの蕾が開きかけた。

 右の花は「春あやめ」だと聞いた。

 被災者の人たちにも春が来ますように・・・祈っている。

 

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2011年3月13日 (日)

頑張れニッポン

 今日は、春本番を思わせる晴天になったけれど、未曾有の大災害にショックが消えない。しかし、今、被害を受けていない国民が成すべきことは、れぞれの立場でしっかり日本を守っていくことだろう。

 今こそ日本国民が一致団結してこの難局を乗り切らねばならないと思う。

 今は救助隊の行動を見守るしかないが、今後、国民一人一人の力が必要になる局面が必ず来るはずだ。その時まで我々は救助隊を応援していよう。

 主は、朝からニュースに釘付けだった。ショックが大きくて仕事が手に付かない。

 しかし、気を取り直して昨日挽いたコーヒーカップ用のソーサーを仕上げた。

P1010564w800  今日の仕事はこれ以上出来なかった。

 被災者の事が気になって胸苦しい。

 早く、一刻も早く、一人でも多くの生存者を救出してほしい・・・そればかりを思う一日だった。

 

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2011年3月12日 (土)

大災害

 昨日の巨大地震、大津波の被害は目を覆うものばかり。おまけに、今日は原発の事故も・・・。不安が増すばかり。

 多くの救助隊が奮闘されているけれど、人命救助は一刻を争うもの。大変だとは思うけれど頑張っていただきたいと願うばかりだ。心から応援している。

 ニュースを見るだけで何もできない身がもどかしいが、ただただ被害者の無事を祈っている。

 主は、ニュースを見ながら少しだけ仕事をした。胸が詰まる思いの中での仕事は辛いけれど、素地の乾きは待ってくれない。

P1010562w800  轆轤挽きしていたコーヒーカップを仕上げた。

 少し乾き気味で、取っ手をつけるにはギリギリのタイミングであったが、なんとか仕上げることが出来たのは幸いだった。

P1010563w800  このカップに似合うソーサーをいろいろ考えたが良いアイデアが浮かばない。結局丸い皿にした。

 デザイン力の乏しさが悔しいが仕方ない。

 シンプル イズ ベストということにしておこう。

P1010555w800  おまけの写真。

 昨日の絵手紙の題材。

 福寿草と土筆。春が来たなぁ~。

P1010560w800  チューリップの蕾も膨らんだ。

 春なのに…大災害が恨めしい。

 被災者に心からお見舞いを申し上げたい。

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2011年3月11日 (金)

大地震・大津波

 今日午後2時46分三陸沖でマグニチュード8,8の巨大地震が起きた。これに伴って大津波も発生している。

 落柿窯では、今日は絵手紙教室だったが、テレビでこの地震と津波がライブ放送されたのを見て息を呑むと同時に全員震え上がってしまった。

 関東方面にいる家族や知人に連絡を取ろうとしたが電話は全く通じない。テレビにくぎ付けになりながら安否を気遣うばかりであった。

 被害地域の方には言いようもないけれど、ただただ少しでも被害が少ないことを祈るばかりである。

P1010545w800  春が来るというのにこの災害とは・・・言葉もない。

 それにしても地球のエネルギーのすさまじさにおののくばかりである。

P1010547w800  被害が拡大しないことを祈ろう。

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2011年3月10日 (木)

焼き立てホヤホヤ

 相変わらず寒い日が続いている。昨日よりは風は弱まったけれど冷たさは変わらない。

 天気予報では週末辺りから春めいてくるというから、後2^3日の辛抱だろう。

 それはともかく、友人の若い女流陶芸家「阪本結香」さんが先日焚いた窯に入れてくれた主の作品が届いた。

 まさに焼き立てホヤホヤ。

P1010534w800  まずはビアマグ。

 濃い緋色と赤い緋襷が良い景色だ。

 見事な酸化焼成で上がっている。

 これからの季節、このカップで呑むビールは格別だろうな。呑める人が羨ましい。

P1010536w800  次は楊枝立て。

 竹節形だ。

 この楊枝立ても上のビアマグと同様見事に酸化焼成された。

 緋色も緋襷も良い。

 食卓のワンポイントになると思う。

P1010537w800  最後は、落柿窯新作のお雛様。

 これまでのお雛様は座り雛だったけれど、今度の新作は立ち雛だ。

 このお雛様は、初めて焼くからどれほど小さくなるか不安があったのだが、それほど小さくなっていない。

 こんな立ち雛もいいね。

 今日の主は、昨日の擂鉢を仕上げてから新しくコーヒーカップの本体を挽いた。

P1010544w800  ちょっと小さめにしたからデミタスカップになるかも。

 さて、このカップに似合うソーサーはどんなのがいいかな。

 こんな時、デザイン力に差が出るなぁ。辛いね・・。

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2011年3月 9日 (水)

春なのに

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 春なのに真冬のような風の冷たさに思わず首がすくんでしまった。今日も晴れたり曇ったり時雨たりの天気が続いている。気温が低くて強く吹きつける西風が一層寒さを運んでくるようだ。

 こんな日には、怠惰な主が一層怠惰になるのだが、最近はお隣のワンちゃんの世話を仰せつかっていることもあって寝ているわけにもいかず工房に出た。

 この冬、風邪の一つも引かず元気に過ごせたのもワンちゃんとする散歩のおかげかも知れない。

 それはともかく、今日は、台所の食器棚から小さな擂鉢を探し出して、それをモデルに擂鉢を挽いた。

P1010531w800  昨日挽いた擂鉢には口をつけたのだが、現在市販されている擂鉢には注ぎ口がない。

 ただ丸くて摺り目が入っているだけだ。

 これが現代の食卓の擂鉢なんだな…ということで、今日挽いたものには注ぎ口を付けていない。

 摺り目の入れ方も単純ではないし大いに参考になった。

 明日は、この擂鉢に仕上げてみよう。

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2011年3月 8日 (火)

今日の仕事

 今日もまだ寒かった。工房の暖房が離せない。温かくなるのはもう少し先のようだ。

 この寒さで主の指にアカギレが戻ってしまった。天気予報より正確だ。

 こんな状況でも主は少しずつ仕事をしているのだが、無計画に轆轤を挽くからとりとめがない。

P1010529w800  今日の花生けはこの壺。

 あまり大きくはないから気軽に使えるだろう。

 予定では耳を付けるつもりだから葉茶壷型花生けということになる。

P1010528w800  そのほか擂鉢型小鉢も挽いた。

 以前、胡麻を摺ってそのまま器として使える擂鉢を頼まれて造ったことがある。

 その時は室町の形にしたが今回は今売っている擂鉢を参考にして轆轤挽きした。

 このまま擂鉢にも器にも使える。

 今流行の自家製ドレッシングを造ることもできる。

 しかし、主はやはり室町の擂鉢が好みだ。ただし、日常で使うシーンはないけどね。

 

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2011年3月 7日 (月)

素地が割れる

 不安定な天気だ。朝は雨上がりで温かく穏やかだったけれど、午後から雨、風、曇り、晴れとめまぐるしく変わる天気になった。

 夜になって結構冷えてきたから、明日の朝は気温が下がるだろう。

 関東では、今日も大雪だし、今年は3月が寒いらしい。

 この分だと桜の開花も遅れそうだ。

 昨日は啓蟄だったから虫たちが活動を始める時期だけれど、この寒さにせっかく顔を出した虫たちも巣穴にすっこむことになりそうだ。

 さて、寒くなったり温かかったりの天候で素地の乾燥が左右されて割れることも多い。

P1010520w800  この写真のように乾燥途中で割れることが多々ある。

 皿の場合、割れるのは大体が中央部だ。

 この皿もちゃんと覆いをしていたにもかかわれず気がつくと割れていた。

 こんな傷が多く出るのもこの季節。しっかり養生するしかない。

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2011年3月 6日 (日)

比叡山銘菓

 今日は、天気予報の通り午後から雨になった。そんな中、夕方甥夫婦が帰省の途中土産を持って立ち寄ってくれた。

 甥は総本山知恩院の僧侶だから、この春の「法然上人八百年大遠忌」の準備に追われて相当多忙のようだが、三月末からの本格的行事を前に休みをいただいたらしい。。

 今回の土産の中に「比叡のお猿さん」という比叡山銘菓が入っていたからさっそく茶を点てて賞味してみた。

P1010517w800  かわいいお猿さんの形をした最中だった。

 形があまりにもリアルだから、ちょっとかぶりつき難いところもあるけれど、中は刻み栗を炊きこんだあっさりしたこしあんで結構いける。

 今夜の茶碗は萩の井戸を使った。ご馳走様。

 いつもながら、甥夫婦に感謝だ。

P1010511w800  さて、雨が来る前の天気は穏やかだったから、薄曇りの中を気球が飛んでいた。

 温かくなって空の散歩もずいぶん楽になっただろう。

 今はまだ田圃に何もないから丁度よい時期だ。

P1010512w800  落柿窯の周りの田圃ではそろそろ春の田起こしが始まっている。

 今日も朝からあちらこちらの田圃でトラクターが動いていた。

 そういえば、今年は全く麦畑を見ない。昨年はいくつかの麦畑が見られたのだが、一体どうしたんだろう。

 日本の農業政策は大丈夫か?・・・。それより、あの雲雀たちはどこに巣を作るのか心配になる。

 今日の主の仕事は、少し乾燥気味の鶴首を仕上げた後、昨日挽いた花生けをn仕上げた。

P1010514w800  こちらは乾燥が今一つだったが、なんとか仕上げることが出来た。

 一応イメージ通りの形になったと思う。

 あと少し、あと少しと思いながら、次第に素地が増えていく。

 

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2011年3月 5日 (土)

春の天気

 寒気が去って温かい春の陽射しが戻ったのもつかの間、明日からまた天気が崩れる予報だ。

 春の天気はめまぐるしく変わるのが特徴でも、こんなにコロコロ変わると体調管理が難しい。

 「春はライオンのようにやって来て、羊のように去っていく」とか「3月の風と4月の雨が5月の花を咲かす」とか言われるように、安定しないのが春の天気の特徴だ。

 自然の営みの中で生かされている人間は否応なく自然とうまく折り合いをつけるしかないのが現実だろう。

 ただただ怠惰に、のほほんと生きている主でも自然への畏敬の念は忘れない。

 落柿窯のある小さなな里でも、このところ体調を崩す人は増えてきた。老人が主体のこの里がそのうち消えてなくなるかも知れない。

 しかし、自然の営みの中では人間の存在など小さなものだから、里が消えようが生まれようが塵のようなものだ。

 考えるのはもうよそう。人間にとっては今を精一杯いきていればそれで良い。

 さて、今日は、落柿窯の展示室の花を紅梅から水仙に変えた。

P1010509w800  紅梅の甘い香りとは違った水仙の爽やかな香りが心地よい。

 いつもの年なら日本水仙はとっくに終わっているのだが、今年は寒かった所為か、ひと月ほど開花が遅れたからまだまだ元気に咲いている。

 落柿窯の茶室の露地では今まさに盛りを迎えている。

P1010506w800  今日は昨日挽いた鶴首を仕上げようとしたのだが乾きが悪くて途中でやめた。

 変わって、この花生けを挽いた。

 明日はまた天気が悪そうだから乾きが悪いだろう。

 ゆっくりとのんびりと出来ればいい。

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2011年3月 4日 (金)

早春はいつも寒い?

 今日も厳しい寒さだ。朝の気温は-3度。一面の霜原だ。この時期にこの気温は結構きつい。

 それでも陽が昇ると真っ白い霜が瞬く間に消えていくから、「寒」の時期とは明らかに違っている。日の出も早くなったし・・・。

 今回の寒さは明日の朝までのようだからちょっと一息だ。その後も寒さは来ると思うけれど、陽射しは確実に春だ。

 今日はまたまたショックだった。昨日仕上げた鶴首の口が割れていた。主の不注意でエアコンをつけっぱなしにしたのが原因だが、やはりショックはショックだ。

 しかし、それを引きずらないのが主の良いところ。陶芸教室のあと鶴首を挽き直した。

P1010500w800  今日は夕方から同じ大きさで2本挽いた。

 壊れた物と比べて少し小さいがまあいいか。

 窯焚きまでまだ2カ月はあるから、これからもいろいろ造ってみよう。

 さて、今日の作品紹介は細身のビールカップ。

P1010503w800  落柿窯作「備前ビールカップ」。

 これぞ酸化焼成という景色が出ている。

 抜け、緋色、緋襷がはっきりしたビールカップだ。

 暖かくなったらこんなカップでビールを飲もうよ。

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2011年3月 3日 (木)

寒い雛祭り

P1010496w800         落柿窯作「備前お雛様」。 

 今日は雛祭り。2月中は温かい日が多かったけれど、3月に入ったら急に寒が戻ってしまった。おかげで今日は寒い雛祭りだ。

 落柿窯には女の子はいないけれど、主がなぜかお雛様が好きで、いたるところにこのお雛様が飾ってある。

 このお雛様は工房に飾ってある色の黒いお雛様だ。

 落柿窯は、いつも酸化焼成しているから白いお雛様やこんな黒いお雛様がいり混じっている。

 寒い寒いといっても桃の花は咲いているし、水仙も椿も梅も盛りを迎えようとしているから、春はもう手が届くところにある。

 三月一日から東大寺二月堂の修二会(お水取り)が始まった。この法会が終わると、いよいよ本格的な春だ。

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2011年3月 2日 (水)

寒の戻りと揚げ雲雀

 今日は厳しい寒の戻りになった。時折晴れ間は出るものの曇りがちでたびたび時雨が来た。

 夕方、ワンちゃんと散歩に出たが、うっかり薄着で出でしまったから北風の冷たさに凍えそうになった。

 しかし、こんな寒さの中でも揚げ雲雀の声がする。明日は雛祭り。寒の戻りはあってもやはり春は春。 

 主はと言えば、こんな寒さの中でものろのろと仕事をしている。今日も花生けを造った。

P1010474w800  今日造った手付き花生け。

 昨日の破れ桶と違ってちょっとモダンだ。

 この形は初めて造ったがこんなのもいいね。

 主の仕事は雑多だ。この後、湯呑みを少し挽いたと思ったら全く違う鶴首を挽いた。

P1010480w800  鶴首は難しい。備前の鶴首は独特の形をしている。

 詳しくは備前焼作家山内厚可さんのホームページの備前雑記の中にある鶴首の項を見ていただきたい。

 今までいくつか造って来たが満足できるものはない。

 ただ、これは・・・と思うものがひとつだけあるからアップしておきたい。

P1010482v800  落柿窯作「備前鶴首徳利」。

 古備前にも海揚がりにも名品はあるけれど、主のイメージにある鶴首はただひとつ。森陶岳さんが相生の大窯で焼いた鶴首徳利だ。

 あの強烈な印象がずっと頭から離れない。

 ちなみに、主の鶴首は「備前落柿窯作品集」に搭載している。

 

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2011年3月 1日 (火)

鬱陶しい天気

 鬱陶しい天気が続いている。明日からは寒の戻りになるようだ。このところ春を思わせる暖かさだったから急激な気温の変化は年寄りにはちょっときつい。

 しかし、寒さもそんなに長く続くわけではないから我慢するしかないね。

 さて、今日は久々に「破れ桶花生け」を造った。

P1010468w800  この花生けは中に剣山を沈めて使うと具合が良い。

 大きな花より背の低い花が似合うと思う。

 豪快な花生けに可憐な花を生ける面白さを味わえるはずだ。

P1010471w800  前回の窯から出た落柿窯作「備前破れ桶花生け」。

 胴の部分に付いた自然桟切がかすかに雲のような景色を見せる。

 早春のサンシュと藪椿を合わせてみたい。

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