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2010年6月30日 (水)

好きなもの

 今日で一年の半分が終わる。梅雨もそろそろ折り返しだ。

 毎年、梅雨の末期に起こる豪雨の被害がなければよいが、今年の雨の降り様はちょっとおかしいから心配になる。

 今日は、近所の人に誘われて海辺の町にあるパスタ屋さんに行って来た。前々から話だけは聞いていたが行く機会がなかったので今日は良い機会になった。

P1030369w800  海辺の町の高台に立つパスタ屋さん。

 店内から海が見えるロケーションは若い人やアベックに人気であるのが良く分かる。

 今日も平日にかかわらず老若男女でほぼ満席だった。

 味は、悪くはない。しかし、主がここまで来るにはちょっと大変だから、今度はいつ来れるか分からない。

 食べることが好きな主ではあるけれど、食事療法が必要な主は、好きなことを食べ物以外に求めることにしている。

 そんなわけで、人それぞれに好きなものを求めてコレクションをずる。

 主の仕事で言えば、備前焼のコレクションをしている人は酒器が多い。特に「ぐい呑み」と「徳利」。

 好きなものをコレクションするにはお金がかかる。余り高価なものでは厳しいから、勢いぐい呑みが多くなる。主の知り合いでも棚に入りきれないほどぐい呑みを集めている人もいる。

 こういう人はこだわりがあるから、好みのもの意外は手を出さない様で、主のぐい呑みはなかなかお嫁に行ってくれない。

P1030370w800  落柿窯作「備前ぐい呑み」。

 ちょっと摘んだだけでもいくつも揃う。

 形も焼けもいろいろ。

 一つでも感性の合う人にかわいがってもらいたいものだ。

 

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2010年6月29日 (火)

6月29日ー岡山大空襲の日

 今日は、岡山大空襲から65年目。市内では慰霊祭が行われた。先日の沖縄の日から終戦の日まで日本は祈りの季節だ。

 ワールドカップに浮かれるのもいいけれど、せめて、この期間だけでも戦争と平和について考える季節であって欲しいと思う。

 さて、今日も朝から草刈り。梅雨の雨で見る見る草が伸びてくる。刈っても刈っても終わりがないけれど、放っておくこともできないから梅雨の晴れ間を利用して根気良く刈っていくしかない。

 午前中、草を刈ったら午後からダウン。しばらく横になっていた。無理は禁物。草が伸びたくらいでは死ぬこともないから程ほどにしておこう。

 夕方近くになって、昨日挽いた花器を仕上げた後パスタ皿を挽いた。

P1030360w800  仕上げた花器。

 シンプルに、それでいて面白く・・・、主のデザイン力ではやはり無理だった。

P1030362w800  夕方、散歩の前に挽いた皿。

 パスタでもカラーでもOK。

 最近、この形のパスタ皿を見ることが多くなった。

 こんな物にも流行があるのかな。

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2010年6月28日 (月)

初咲の沙羅

 梅雨の晴れ間、噎せ返るような蒸し暑さの中で、今年も沙羅が咲きだした。

Img_0812w800  初咲の沙羅。

 今年も良い花を咲かせてくれた。

 たった一日の儚い命の花だ。花の形も花びらも頼りなげで、それがまた愛おしい。

 鬱陶しい梅雨空に一服の清涼剤になってくれる。

 この写真は、いつものFX40では撮れなかったから、5DⅡに28~300ズームをつけて、Avで絞りは4で撮った。

Img_0813w800  この睡蓮も同じで写した。先日アップした睡蓮の写真と比較して欲しい。

 先日の睡蓮はFX40で撮ったものだった。

P1030358w800  この写真は、FX40で展示場入り口を撮ったもの。

 今日、親しくしている若い女流陶芸家が訪ねてくれたので展示場を見てもらったら、余りの変わりようにびっくりしていた。

 まさに、「劇的ビフォーアフター」だね。

 

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2010年6月27日 (日)

梅雨空

 昨日までの雨は上がったけれど、湿気が体にまとわり付く蒸し暑さだ。先日やっと乾いた工房のコンクリートの床がまたしてもじっとりと湿っている。

P1030354w800  工房に入ると湿った独特のにおいがする。

 洗面台の周りも、作業台の下も、土練機の下もじっとりだ。

 これでまた当分は鬱陶しいなぁ。

 この床が乾くと梅雨明けになるが、まだまだ先だな。

P1030356v800  こんなに蒸し暑いとさっぱりした飲み物が欲しくなる。

 丁度、展示棚にこの白いカップがあったので、先日頂いた梅エキスを冷水で割って飲んだ。

 甘酸っぱい梅の香りが口いっぱいに広がる。爽やかな夏の飲み物だ。

 備前の白い器は珍しいが、夏にはこんな白い器がいいね。

 備前にも夏向きの器があるんだよ。

 落柿窯作「備前細カップ」。

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2010年6月26日 (土)

ブログ開設記念日

 今日は一日中梅雨空。しとしと雨が降り続いている。主は、このところ寝不足気味で朝から体が重い。こんな日は無理をしないことにしている。体の重さは疲れの信号だろうから、一日ごろ寝と決めた。

 ボンヤリしていて思い出したのは、主がブログ「落柿窯発季節の便り」を開設した記念日と言うことだ。

 そういえば、4年前の2006年6月26日に訳もわからずブログを開設した。インターネットが繋がって4日目だったと思う。

 始めて4日ほどはトラブル続きで、アップしては消していたが、30日になって原因が分かり、それからはどうにか続いて、気がつけば4年が経過したことになる。

 この間、PCがダウンしたり(2度)、主が入院したりで、時には途切れることもあったけれど、原則的に毎日更新を続けてここまで来た。

 そんなに話題が豊富にあるわけではないし、拙い文章の繰り返しでしかないが、独居老人の主にとっては、このブログが唯一安否情報を兼ねているから、これからも可能な限り続けていこうと思っている。どうかお付き合い願いたい。

 このブログの更新が訳もなく途絶えた時は、主に異変があったということになる。

 さて、今日までのアクセス数は、「落柿窯季節の便り」が「19万4千件」を超え、もう一つの「備前落柿窯作品集」の方は「3万2千件」を超えた。

 こんなに多くの方がこのブログを訪問してくれたことは驚きでしかない。ただただ来てくださる皆さんに感謝するばかりだ。

 ブログが継続できるのは、主の安否情報と言うこともさることながら、多くの方々に見ていただいているという事実も大きな励みになっていることは間違いない。

 そんなわけだから、これからもよろしくお願いする次第だ。

 さて、今日の作品紹介をなんにするか考えた末、ブログ開設の少し前、主にPCの活用を勧めて去っていった友人が残した香炉をアップすることにした。

 この作品は今までも紹介したことがあるから覚えている人もあると思う。

P1030353w800  主が好きな山がデザインされた香炉だ。

 山は穂高岳か剣岳を彷彿とさせる。峰にかかる月と満天の星も表現している。

 彼の人は、大きな夢に向かって旅立って行った。夢が叶うことを祈りたい。

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2010年6月25日 (金)

アジサイの花

 今日は梅雨空が戻った。鬱陶しいけれど蒸し暑さはない。気温は23~24度ほどで、風も涼やかだし窓を開け放って寝転んでいると寒いくらいだ。

 「梅雨寒」とまではいかないけれど、一日涼しく過ごした。

 今日は工房で絵手紙教室があった。絵手紙の日は、工房が花で一杯になる。今日もたくさんの花が飾られた。

P1030328w800  数種のアジサイ、カスミソウ、ドクダミ。

 これらの花を備前の花生けに入れて描いている。

 主は絵の才能が皆無だから、いつも邪魔にならないように見ているだけ。

P1030334w800  晴れると乾いた感じがするアジサイも雨の中では生き生きして鮮やかさが戻った。

P1030337w800  ガクアジサイもしっとりとして清楚。

 この株はピンクもブルーも混ざりあって面白い。

 アジサイの季節はアジサイの茶碗で・・・、と言うことで久しぶりにアジサイの茶碗を引っ張り出して茶を点てた。

 アジサイを愛でながらの茶も一興である。

P1030331w800  お稽古用のアジサイの茶碗もこの季節にはピッタリだ。

 菓子は頂き物の手作りケーキ。

 銘々皿は、これも季節のサギの絵柄の有田焼を使った。

P1030333w800  有田焼きの銘々皿。

 この銘々皿が我が家に来てずいぶん経つ。5客揃いで結構なお値段だった。

 主が造る銘々皿の5倍ほどもした。今だと到底買えないなぁ。

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2010年6月24日 (木)

北の高気圧ー五月晴れ

 梅雨の晴れ間。五月晴れ。爽やかな晴天の一日だった。

 梅雨の最中とは思えないほど爽やかだ。それもそのはずで、今日の五月晴れは、北の高気圧が梅雨前線を押し下げたもの。従って、爽やかな晴天になった次第。

 反対に、太平洋高気圧が梅雨前線を押し上げると真夏のような梅雨の晴れ間(五月晴れ)になる。こうなると梅雨明けが近い。

 今日の晴れで工房の床が乾いた。梅雨の間は作品の乾燥にも気を使う。

 今日の爽やかな晴れを利用して展示場に風を通した。あわせて、展示棚を工夫して作品を並べ直した。

P1030317w800  この台は大工さんに頂いた端切れ。欅の立派な板で厚みもある。

 入って一番目につくところに一番目立つ壷を置いた。

 何せ作品が多すぎて格好良く並べられないのが残念だ。

P1030319w800  今日は窯の煙突の上空も青空が広がった。

 この中に小さな窖窯がある。

P1030321w800  こちらが工房の建屋。

 軒に割り木を積んでいる。次の窯用に乾燥させているところだ。

 屋根の下だからさほど濡れることはないけれど雨が続くとやはり渇きが悪いから、今日のような乾燥した晴天は嬉しい。

P1030323w800_2  おまけの写真。

 擬宝珠は雨が似合うけれど、晴れた日にもすっきりしていて爽やかだ。

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2010年6月23日 (水)

沖縄慰霊の日

 今日は65回目の沖縄慰霊の日。犠牲者を悼み、平和を祈ろう。

P1030312w800  この日に合わせたかのように落柿窯の睡蓮が咲いた。

 本土に住む一人として、沖縄を心にとどめて生きたいと思う。

 世界が平和であってほしい。

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2010年6月22日 (火)

日本の風景

 今日散歩の途中、田植えが終わった水田の美しい風景に出会った。

P1030306w800  整然と植えられた早苗。一杯に張られた水。水路には清らかな流れ。遠く近くに小高い山がある。

 日本の原風景に心和む思いがする。この風景がいつまでも変わらないことを祈るばかりだ。

 目を転じると耕作放棄地が目立ちだした。これからの日本の姿は・・・、もう昔に戻ることはないのだろうか。

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五月晴れー梅雨の晴れ間

 五月晴れは、5月の良い天気を言うのではない。正確には、梅雨の晴れ間を指す言葉だ。

 6月11日が入梅だったから、梅雨の最中の晴れ間の今日は、まさしく「五月晴れ」と言うことになる。

P1030305w800  庭が白っぽくなったと思ったら、いつの間にか、家の目隠し用に植えてある大木の珊瑚樹が一杯の花をつけている。

 数年前には、この花にたくさんの日本ミツバチが来ていたが、今年は来るかどうか。

 最近、日本ミツバチが減っているらしい。

 「農薬が影響しているのでないか・・・」、と言う話も聞いた。どんどん自然環境が悪くなっていくのが心配である。

 今日は、手遊びで宝瓶を造った。

P1030297w800  主は、細かい仕事が苦手だし目も余り良くないから、いつも不恰好になるけれど、これが主だからお許し願いたい。

 最近、宝瓶の名人といわれる人が少なくなった。

 かつては○○作の宝瓶といえば形が浮かんできたものだ。これも時代の所為か・・・。

P1030300w800  梅雨の晴れ間の今日も蒸し暑い。

 こんな日は、できる限り涼しげに器を使いたいものだ。

 落柿窯作「備前水注&湯呑み」。

 使う前に器肌に十分水を含ませてしっとりした状態で使うのが備前を使う時のポイントである。

 

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2010年6月21日 (月)

梅の実の実る頃ー夏至

 今日は夏至。昼間が一番長いだけあって、夕方の散歩の時(18時)でも太陽は高い位置にあった。

P1030294w800  夏至の太陽。梅雨空の雲を通してボンヤリ浮かんでいる。

 18時ごろでもこんなに高い位置だ。

 朝、工房の前にある梅の木の周りで爽やかな香りがすると思ったら熟れた実が落ちていた。痛んでいるけれど、少し拾って工房に置いたら、工房が甘酸っぱい梅の香りに満たされた。

P1030287w800  紅梅は、手入れをしていないから実が少ない。毎年、落ちるに任せて香りを楽しんでいる。

 選定をしてやれば収穫できるほどの実を付けるかも知れない。来年は頑張ってみるか。

 夏至の日、落柿窯の周りで咲いている花はアジサイと擬宝珠、それにドクダミ。沙羅はまだ蕾。

 もう一つ、この間から庭先で甘い香りがしていると思ったら小花のクチナシが満開だった。

P1030296w800  露地で咲くクチナシ。木は小さいけれど一杯の花を咲かせている。

 蹲の周りにある地を這うクチナシはまだ咲いていない。

P1030290w800  この白アジサイも露地の奥でひっそりと咲いている。

P1030285w800  この間から造っていたイチゴとハートのシュガーポットがどうにか出来上がった。

 甥のお嫁さんに頼まれたものだから上手く焼き上がればいいが・・・。

P1030293w800  おまけの一枚。

 展示場の前にあるガクアジサイが益々彩りを増してきた。

 いい色だ。

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2010年6月20日 (日)

夏の茶

 夏こそ美味い茶が飲めるのをご存知だろうか。夏だからこその茶がある。

 それは水出し煎茶。煎茶は大体70度~80度まで冷ました湯で出すのが普通だが、本当に美味い茶を出すには水出しが一番だ。

 水で出すと緑茶独特の渋みが出難い。代わりに茶葉の甘みが出てくる。

 これからの季節、主は水で煎茶を入れることが多くなる。時間はかかるけれど、水出しの煎茶を味わうと病み付きになると思う。それほど美味い。

 一番簡単なのはペットボトルに水道水と茶葉をいれ、一晩冷蔵庫に入れておく。そうすると朝には美味い茶が飲める。勿論、お客さんに良く冷えた茶を出すとたいそう喜んでいただけるはずだ。是非試していただきたい。

 主は、この方法も使っているけれど、もっぱら宝瓶を使って水出し煎茶を入れている。時間はかかるが、主にはタップリ時間があるから急ぐことはない。

 寝起きに味わう一杯の茶は、一日の始まりに相応しい。

P1030282w800  落柿窯作「備前宝瓶&湯呑み」

 こんな宝瓶で一人茶を楽しむ贅沢は、何ものにも変え難いものだ。至福の瞬間である。

 美味い水出し煎茶を楽しむポイントは、決して茶葉をケチらないこと。この一点に尽きる。

 

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6月第3日曜日ー父の日

 今朝、甥夫婦から宅配便が届いた。開けてみると欲しかったトレーニングパンツが入っている。

 そういえば、今日は父の日。甥夫婦が父親代わりの主に父の日プレゼントを送ってくれたようだ。

P1030279w800  ナイキのウエヤー。

 主は、ほとんど毎日散歩しているからこのパンツは丁度良い。

 昨年は帽子を頂いた。帽子は毎日使っている。このパンツも毎日愛用することになりそうだ。

 甥夫婦に感謝感謝。

 田植えが始まって、昨日と今日で、このあたりの田圃はほとんど田植えが終わった。

P1030280w800  昨夜あたりから夜通し蛙の大合唱が始まっている。

 しばらくはうるさいけれど、そのうち慣れて、静かだと帰って心配になりだす。

 人間の感覚は面白い。

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2010年6月19日 (土)

一輪の魅力

 今日は梅雨の晴れ間。落柿窯の周りの田圃では田植えが急ピッチで進んでいる。

P1030277w800  植えられたばかりの早苗。

 かつては、この田圃の田植えは家族総出で2日かかったけれど、田植機の働きであっという間に終わった。

 明日には回りの田圃はほとんど田植が終わるだろう。

 今日は蒸し暑い日になったけれど気温は25度前後だったから扇風機で十分だった。

 主は、轆轤を廻して丸壷花器を挽いた。

P1030270w800  丸壷の口を少し歪めるだけでずいぶん印象が違ってくる。

 この花器は花が一輪あれば十分だ。今盛りのガクアジサイを一輪投げ入れるととても良く似合う。

P1030269v800  普通、一輪差はこんな筒型が多い。

 この形が一番使いやすいのは確かだが、たまには上の写真のような偏壷を使うのも楽しいと思う。

 いずれにしても一輪の魅力である。

P1030276w800  雨のたびにトウモロコシがグングン伸びる。同じ様に草もグングン伸びる。

 トウモロコシと草の競演。

P1030275w800_2  落柿窯の工房横には赤いアジサイ。

 展示場横にはこのガクアジサイ。

 雨の季節は、なぜかアジサイが良く似合う。。

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2010年6月18日 (金)

代掻き馬

 田圃に水が張られて、その中を巨大な代掻き馬が働いている。

 かつて、このあたりでは、代掻きは牛の仕事だった。今ではその牛が四駆のトラクターに取って代わった。機械の力はすさまじい。水が張られた田圃の中を澱むこともなく進む。

P1030264w800  このトラクターは屋根付だが、中には冷暖房完備のものも見かける。

 まるで高級車が田圃ごと動いているのと同じだから、規模の小さい農家は、いくら働いても機械代に追われることになる。

 日本の農業の行く末は・・・。

 主が心配してもどうにもならないのは分かっているけれど・・・。

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田植えシーズン

 今日は朝から梅雨らしい雨。落柿窯のある里でも、今日から用水路に水が通った。

 このあたりの田植えは県下で最も遅い。ようやく田植えシーズンの到来だ。

 農家は、早朝から競って田圃に水を挽いている。

P1030259w800  夕方にはタップリと水を蓄えた田圃があちこちに見え出した。週末には田植えだろう。

P1030258w800  雨の中で今年も庭の擬宝珠が咲きだした。

 窯場の裏にある古い株から移植して数年立つ。

 擬宝珠は強いから、山土の庭でも十分根付き毎年花をつけてくれる。

 昨日紹介したように、大きな葉は夏の茶席で水指の蓋として使われることもある。

P1030254w800  工房の前においてある古い石臼を利用しためだか池で睡蓮が蔓延ってきた。

 メダカの姿も金魚の姿も見え難くなったけれど、時折元気な姿を見せてくれるとホット安心する。

 今日は、陶芸教室に工房を明け渡したから、主の仕事は、シュガーポットを仕上げただけだ。

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2010年6月17日 (木)

夏の茶道具ー水指

 今日も梅雨の中休み。気温は30度を超えた。真夏にはちと早すぎるけれど、このところ何日か真夏日が来ている。

 暑さに弱い主にとっては恐怖ではあるが、冷たい夏より暑い夏のほうが良いに決まっている。この夏はどうなるのだろうか。

 予報では、西日本は暑く、東日本から北日本にかけて冷夏と言う。

 きつくても夏はやはり暑いほうが良い。

 さて、夏の茶道具として先日は茶碗を取り上げたが、今日は水指をご覧頂くことにした。

 今日取り上げる水指は、今まで何度か紹介したことがあるけれどお許し願いたい。

P1030255w800  落柿窯作「備前竹節水指」。

 緋襷の水指だ。

 夏の水指は、茶碗と同じように口が広い。共蓋よりも塗り蓋。時には大きな蕗の葉や擬宝珠の葉、サトイモの葉などで涼しさを演出することもある。

 夏は、涼しく客をもてなすことに心を尽くす。

 今日は、頼まれていたハートのシュガーポットの本体を挽いた。この間紹介したイチゴのシュガーポットと同じく甥のお嫁さんに頼まれたものだ。

P1030253w800  明日は蓋を作って仕上げることになる。

 さて上手くできるかどうかは焼いてみるまで分からない。

 

 

 蒸し暑さの中でドクダミの白い花が涼しげだ。

P1030241w800  主が夏用に使っている薄造りの湯のみの見込みにもドクダミの花が描かれている。

 この花は名前に似合わず清楚で涼しげだ。

P1030232w800 もう一つ、やっと咲き出したガクアジサイも主が好きな花だ。

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2010年6月16日 (水)

リニューアルオープン

 今日、落柿窯の展示場がリニューアルオープンした。

 この展示場の改装については、今までこのブログで紹介したから改めて書かないけれど、いずれにしても、展示場が綺麗になって結果オーライだ。

P1030222w800  最初に設置した棚。

 この棚を設置したのが今回の改装のきっかけである。

P1030223w800  今日は、重ねて置いていた皿類を一枚ずつ並べ直した。

P1030229w800  新しい展示場に古い箪笥、書棚を置いて、その上にも作品を並べた。

P1030230w800  新しく設置した棚だけでは到底並べきれないから、従来からあった机も利用している。

P1030231w800  これだけ広くても並べ切れない作品は足元にも置いている。

 今までは、八畳の和室に所狭しと作品があったから見ていただくことが難しかったけれど、これからはじっくりと吟味していただける。

 お近くの方は、是非お立ち寄りいただきたい。

リニューアルオープン記念セールにしたいと思っている。

 

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2010年6月15日 (火)

展示場

 梅雨入り3日目で本格的な雨になった。今朝から、強まったり弱まったりしながらずっと続いている。

 この雨の中、リホーム中の展示場にクッションフロアーが張られた。

P1030217w800  完成した展示場。

 壁に設置した棚と掃き出しのサッシが新しい。床はクッションフロアー。

 シロアリ被害の部屋が蘇った。これで、主が生きている間は十分使えるだろう。

 明日からボツボツ作品を並べていこうと思う。

P1030220w800  雨の中でアジサイが映えている。

 アジサイには雨が良く似合うけれど、今朝からの雨量は相当多くなった。

 予報では、明日にかけて大雨になるところもあるようだから気がかりだ。

 被害が出なければ良いが・・・。

 それにしても、この時期から大雨の予報とは・・・、梅雨末期の雨が心配になる。

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2010年6月14日 (月)

雨の後

 昨日の梅雨入りは恵の雨だった。今日は早くも朝から良い天気。風も爽やかで梅雨入りが嘘のようだ。

 畑に出てみると、雨の前に草刈りをしたときよりもトウモロコシがグンと伸びている。これには驚いた。

P1030215w800  よほど水が切れていたのだろう。ひと雨でこんなに伸びるとは・・・、お隣の婆ちゃんもびっくりしていたよ。

 これだけ伸びれば草に埋もれることもない。

 今年、初めて種から育てだが、発芽率は予想よりも良いように思う。元気に育って欲しい。

 さて、これから暑さが増して来ると夏の茶を立てることになる。

 夏の茶道具はできる限り涼しげな物を使う。炉も釜も茶碗も水指も夏用に変わる。

 やきもの屋として気になるのは、やはり茶碗と水指。

 そこで、今日は茶碗を紹介したい。

P1030212w800  落柿窯作「備前夏茶碗」。

 普通、夏茶碗は、口が大きく開き、見込みは浅い。

 これは、熱が逃げやすく、茶が冷めやすくしているのだ。

 夏は冷水で茶を点てることもある程だから。

 これらは、全て相手を思いやる茶の精神から来ているもの。夏も美味い茶が飲みたいね。

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2010年6月13日 (日)

予報通りー梅雨入り

 明け方から雨になった。予報どおりの梅雨入りである。

 今年は、例年より一週間ほど遅い梅雨入りになった分、梅雨入り前の良い天気を満喫できたから、これはこれで良しである。

 今日の雨でカラカラだった地面はしっとりと潤っている。この程度の雨がちょくちょく降るのが良いけれど、梅雨ではそんなに都合良くは行かない。

 人は勝手なもので、晴れが続くと雨を望み、雨が続くと晴れを待つ。ただ、日本は、四季のはっきりした気候であって欲しいと願う。

 さて、今日の梅雨入りはカラカラ天気で元気のなかったアジサイを蘇らせてくれた。

P1030211w800  今日のしとしと雨で工房の横にあるアジサイが鮮やかさを増した。

 正直なものだ。雨に濡れたアジサイは生き生きしている。

 雨の季節は雨が降るべき・・・、これが日本の自然なのだと改めて思う。

P1030209w800  しっとりと濡れた庭に壷を置いた。

 今が盛りの皐月。濡れて黒ずんだ石。置いた蕪徳利。

 結構絵になる。

 こんな楽しみ方もある。

 

 

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2010年6月12日 (土)

茶漬け用飯茶碗

P1030192w800  暑さが増してくると主の食欲は一気になくなってしまう。そんなときは冷茶茶漬けが一番だ。

 美味い漬物と茶漬けのりで良く冷えた茶漬けを食らう。

 主が造る飯茶碗は、茶漬けができる大きさを意識して造っているから大体が大きめである。

 落柿窯作「備前飯茶碗」。この茶碗も大きめだ。

 サイズは13センチ×8センチ。普通の茶碗より少し大きいはずだ。

 いよいよ梅雨入り。あっという間に暑くなり、主の食欲がなくなる日も近い。この夏も冷茶漬けのお世話になるだろう。

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雨の前に

 今日、九州と山口が梅雨に入った。この様子ならこのあたりの梅雨入りは天気予報の通り明日だろう。

 そういうわけで、雨の来る前に畦道の草を刈った。今日の気温は昨日ほどではなく、涼しい風も吹いていたから良かったけれど、それでも炎天下の草刈は結構きつい。

 梅雨の季節は沙羅が咲く季節でもある。庭の沙羅の蕾も膨らんだ

P1030199w800  今年もたくさんの蕾が見える。咲くのが楽しみだ。

 沙羅は、朝開いて夕方には落花するほど儚いから、どんどん咲いて欲しいと思う。

P1030195v800  甥のお嫁さんに頼まれていたイチゴのシュガーポットを作った。

 本体に石目を入れ、ヘタの部分を蓋にしたが、イチゴに見えるかどうか・・・不安がある。

 こんな器を作るのは初めてだから、いくつか作れば使えるものもできるだろう。

 明日からの梅雨入りを前に畑はカラカラ。野菜たちは雨を待っている。

 

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2010年6月11日 (金)

美しい姿

 先日の奈良西ノ京への旅で、久しぶりに再開できた鑑真和上と技芸天はさておいて、いつも感動するのは、薬師寺の東塔と唐招提寺の天平の甍、それに秋篠寺の講堂のたたずまいである。これらは文句なしに美しい。

 薬師寺の東塔は、明治の初めフェノロサが「凍れるシンフォニー」と称したとされるだけあって、裳階を備えた三重塔はリズミカルである。その上に1300年の歴史が加わった美しさだ。特に、水煙に舞う飛天(天女)は格別だ。

Img_0751v800  薬師寺東塔。

 今秋から解体修理が始まるというから、当分はこの美しい姿を見ることはできなくなる。

Img_0745w800  4枚の水煙には飛天が24体透かし彫りされている。飛天は、それぞれ楽器を奏でている姿が印象深い。

 

 

 唐招提寺の山門から望む天平の甍の美しさにはいつも息を呑む。その雄大な甍と素朴な鴟尾の姿は美しい。

Img_0767w800  唐招提寺金堂の天平の甍。

 この寺を造営した天平人の技術の高さに感服するしかない。

 それにしても美しい姿だ。

Img_0769w800  この鴟尾の姿はどこから来たのだろう。力強く単純な形。すばらしい造形美だと思う。ここにも職人の技が光る。

Img_0786w800  最後に訪れた秋篠寺。

 戦火にあってこの講堂が残された。その後、鎌倉時代に改修されて本堂と呼ばれるようになったようだ。

 今、この中に諸々の仏がおわす。

 この建物も単純素朴で美しい。単純・素朴の中に美があることを我々に教えてくれる。

 このところ、引きこもりが続いていた主に、今度の小さな旅は、忘れかけていたものを思い出させてくれた。

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暦では今日が入梅

 暦の上では今日が入梅。例年ならすでに梅雨に入っていることも多いのに、今年は、相変わらず爽やかな晴天が続いている。

 今年の梅雨は遅れ気味。しかし、天気図を見るとそろそろ梅雨の気配が見えている。予報では、明後日の天気の崩れが梅雨入りになりそうだ。

 さて、この間からのお湿り程度でも畑は草に埋もれた。草の中でトウモロコシが元気に育っている。

P1030191w800  これで梅雨に入ったら草の成長が半端でなくなるけれど、みんな生きているんだから仕方ない。

 トマトもゴウヤも大きくなった。草の中で逞しく育ってくれると信じたい。

 

 今日の紙上展示会は、芋徳利。

P1030189v800  落柿窯作「備前芋徳利」。

 今まで何度も書いたけれど、主は徳利の中でなぜか芋徳利が一番好きだ。

 蕪徳利も好きだが、蕪型はある程度大きくないと良さが出てこない。その点、芋徳利はこの大きさでも十分存在感がある。

 徳利の形は多い。

 芋、らっきょ、蕪、丸、肩付、鶴首、お預け、男、女、舟など数々の徳利の呼び名があるのも面白い。

 徳利は酒器ではあるが、花器として使うのにも適していると思う。

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2010年6月10日 (木)

真夏日ーエアコンの掃除

 真夏日になった今日、梅雨入り前にエアコンのフィルターを掃除した。落柿窯には工房と母屋に合わせて5台のエアコンがある。

 今日は、この5台全てのフィルターを掃除した。

P1030184w800  これは母屋にある容量の大きいエアコン。200Vだから力が強いけれど電気も食う。

 しかし、このエアコンが無いと夏の母屋は蒸し風呂だ。

P1030183w800  上のエアコンのフィルター。

 シーズンごとに掃除をしているが一シーズン使うと結構埃が付いている。我が家が汚いということかなぁ・・・。

 来シーズンは展示室にもエアコンが入っているかもしれないな。

 さて、今日の紙上展示会は花器。

P1030178v800  落柿窯作「備前花器」。

 ちょっと造形的?・・・・。

 

P1030186v800  落柿窯作「備前掛け花生け」。

 胡麻の景色が面白い。なかなかこの景色が出せないけれど、たまにこの景色が出ると気持ちは思わずガッツポーズだ。

 この景色は、全て窯詰めの工夫次第。

 それに加えて、窯の神様と火の神様の気まぐれが大きく影響している。

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2010年6月 9日 (水)

沸き立つ緑ー癒し

Img_0796w800  庭の緑が沸き立っている。。梅雨の前に、こんなにも爽やかな日々が続くことも珍しいけれど、今年の庭の緑は一段と鮮やかである。あたかも里山を庭にしているような錯覚さえ覚える。

 それもそのはずで、庭といっても手入れなど全くしないから木々は伸び放題。しかし、主にとってはこの状態が一番の癒しになっている。

315w800  この穏やかな大皿も主にとっては癒しの一つだ。

 落柿窯作「備前大皿」。

 サイズは35センチ×5,5センチ。

 この皿だけはお嫁にやりたくない。

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乾燥注意報

 今日は、天気予報の通り良く晴れた。特に、午後からは雲ひとつ無い快晴の青空。梅雨の季節とは到底思えない天気だ。

 こんなに乾燥していると陶芸家には注意することが多い。土造りでも轆轤成型でも油断ができない。

 主は、先日の奈良の帰り、大阪のレストランで夕食にパスタを頂いたが、そのときの器が面白かったので、今日は、そのイメージでパスタ皿を挽いてみた。

P1030176w800  今の寸法は尺ほどだが、乾燥と焼成で八寸ほどになるだろう。

 今問題なのは、今日のような乾燥状態で、油断するといつの間にかヒビ割れてしまう。

 今日もこの後ナイロンを掛けておいた。天気が良くても気を遣うし悪くても心配する。陶芸に限らず何をするにも同じだね。

 さて、今日の紙上展示会は大鉢を選んだ。

P1030174w800  落柿窯作「備前大鉢」。

 大鉢といってもサイズは30センチ×8センチほど。

 今日の鉢は、落柿窯の作品らしく酸化焼成の景色。

 このところ還元焼成の作品を紹介していたから気になっていたが、やっと本来の作品に戻った。

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2010年6月 8日 (火)

紙上展示会ー叩き長方皿

P1030157w800  夕方、小雨。梅雨前の貴重な晴れ間が続いているのは嬉しいが、カラカラ天気で作物に影響が出かけていたから、この僅かな湿りでも嬉しい。

 しかし、明日からまた晴れて来る予報で、次に天気が崩れるタイミングが梅雨入りのようだ。

 このところ庭の緑が濃くなってきた。沙羅の花芽も膨らんでいる。皐月も満開だし、トウオガタマも匂っている。

P1030161w800  庭の椿に蝶が止まっていた。

 主は、蝶に関しては全くの門外漢だから種類は分からないが、時折、蝶やトンボがやってくる。

 歳を取ると一晩寝たくらいでは疲れが抜けない。今日も怠惰なままだった。

 しかし、毎日必ず工房と展示室に風を通すようにしている。

 今日、展示室から持ち出したのは叩き長方皿。

P1030163w800  落柿窯作「備前長方皿」。

 サイズは33センチ×14センチ。

 強還元で焼けた皿だが、この皿も酸化焼成する落柿窯から出てきたものだ。

 抜けの部分は青備前の色合いをしている。

P1030170w800  この皿に皐月の花と蕗の葉っぱを置いた。

P1030169w800  こんな雰囲気の皿も使い方次第で食卓が楽しくなるだろう。

 

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2010年6月 7日 (月)

紙上展示会ー花器

 今日は、天気予報どおり曇りの天気。時折小雨が降っている。このところカラカラ天気が続いていたから、野菜も草木も雨を待っていたが期待したほどの雨にはなっていない。

 主は、昨日の日帰り旅の疲れが出たのか、一日ボンヤリ過ごした。それでも展示室から未発表の花生けを持ち出して写真に撮ったから紹介しよう。

P1030152v800  落柿窯作「備前種壷」。

 サイズは15センチ×11センチ。

 窖窯の作品とは思えない焼成だが、この作品も落柿窯から出てきた作品に間違いない。

 口が広いから花が入れにくいけれど工夫すれば上手く活けられるはずだ。

P1030154v800  この作品も窖窯らしくない。

 落柿窯作「備前砧花生け」。

 ご覧のように、強い胡麻の流れが見える。

 サイズは20センチ×10センチ。一輪差しとして、とても使い易い型だ。

 酸化焼成する窖窯でも、窯詰めの場所によっては強還元になるからこんな焼成ができる。

 この大きさと形なら今の住宅にも合うのではないかなぁ。

 

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2010年6月 6日 (日)

鑑真忌-6月6日

 今日は鑑真忌。神戸の友人と久しぶりに鑑真和上の像に逢いに行った。あわせて、秋篠寺の伎芸天にも逢ってきた。十数年ぶりになる。

 鑑真和上の像がおわす御影堂は、思いのほかすいていて、ほとんど行列もなく入れたのは幸運だった。かつて、雨の中、長時間並んだ末、結局入れずにあきらめたことがあった。

 梅雨入りも近いというのに、良い天気で、これも鑑真和上の徳の賜物だろう。

P1030147w800  主が初めて和上の像に出会ってから数十年が経つ。当時は東山魁夷画伯の襖絵も描かれたばかりで色鮮やかだったけれど、数十年の歳月はそれなりの色合いに変えていた。

 鑑真和上の像は、やはり暖かく慈愛に満ちている。逢えてよかった。

Img_0767w800  唐招提寺の象徴ともいえる「天平の甍」も新しく蘇って鴟尾の美しさがひときわ映えていた。

Img_0773w800  今日はお祭りだから講堂には彩色の布が掛けられ風になびいている。

 唐招提寺は心和む寺である。

Img_0786w800  唐招提寺を後にして、程近い秋篠寺にも寄った。

 今日は、秘仏「大元帥明王」の年に一日の開扉の日であるから、いつもは静かな境内も参拝の人が多かった。

 この寺の伎芸天は、主にとっては恋人のようなもの。

 久しぶりで恋しい人に会えた心地してなんとも嬉しい。

 「諸々の御仏の中の技芸天 何の縁ぞ われを見たまふ」(川田順)

P1030151w800  技芸天は、芸術・芸能の仏様だから陶芸家にとっては縁が深い存在である。

 親しい陶芸家の仲間にお土産として技芸天のお守りを買って来た。

 お土産を買わない主義の主だが、これだけば別だ。

Img_0788w800  秋篠寺は、つい長居をしてしまう寺。今日も技芸天の前で時を忘れていた。

 今日は、久しぶりに命の洗濯をしたように思える日になった。

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2010年6月 5日 (土)

野武士の茶埦

 展示室の作品を整理していたら、豪快な茶碗が出てきた。

 いつか「備前落柿窯作品集」に野武士の風格の茶碗と紹介したことがある。

 今も、お嫁に行かず主の手元に残っていた。

P1030142w800  落柿窯作「野武士の茶碗」。

 あちこちに大きな白い石が覗く。見込みには黒い鉄も吹いている。荒々しいけれど肌は思いの外しっとりしているから不思議な土だ。

 今日はこの茶埦を外に連れ出した。器肌を濡らし台を濡らしてアジサイの緑の前に置いた。

 夏は涼しく・・・、と利休七則にある。

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快晴の真夏日

 今日は、日の出から日の入りまで全く雲の無い快晴の青空がひろがった。まるで秋の空と間違うほどだ。

 気温もぐんぐん上がり、30度を超えて真夏日になった。しかし、風は爽やかで木陰にいると気持ちよい日和だった。

 これから暑さが増してくると冷たい飲み物が一番。そこで、水と茶葉を入れて冷蔵庫に置き、水出しの冷茶を作るポットは如何かな。

P1030144v800  落柿窯作「備前冷茶ポット」。

 水出しの緑茶は美味い。渋みも無いから飲みやすい。麦茶よりずっと美味いと思う。

 備前焼は水を浄化してくれるから一層お茶の味が引き立つ。

 こんなポットをいつも冷蔵庫に入れておくと急なお客さんにも対応できるから重宝すると思う。

 主は緑茶だが、麦茶でも冷たいコーヒー、紅茶でも勿論OKだ。

 今日は展示室に棚が設置された。

P1030138w800  結局、隣の部屋との境の襖を取り外すことにしたから広々とした展示室になった。

 出来上がりが待たれるが、サッシの関係で完成は10日ほど先になる。

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2010年6月 4日 (金)

旬のご飯

 季節にはそれぞれ「旬のご飯」がある。主が良くお世話になる精進料理の松琴寺でも季節によって出てくるご飯が変わる。

 春は「筍ご飯」、初夏は「紫蘇ご飯」と「豆ご飯」、秋には「キノコご飯」、冬になると「豆茶ご飯」。ちょっと考えただけでもこんなにある。

 今日は、姉から「豆ご飯」が届いた。

P1030137w800  このあたりで「アラスカ」と呼ばれる青豆がタップリ入った豆ご飯だ。かすかな塩味が良い。

 冷奴と一緒に美味しく頂いた。

 さて、展示室のリホームもずいぶん進んだ。

P1030132w800  昨日の基礎の上に垂木が渡ったと思ったら、夕方には座板が張られ部屋が出現した。

P1030133w800  明日は右の壁に展示棚が設置される。

 後はクロスが張られ掃き出しのサッシが付けば完成である。

 その後、7月半ばに施工されるシロアリ駆除が終われば今回のリホーム工事は完了だ。

P1030134w800  夕方、散歩の途中で仲良しのワンちゃんに出会った。飼い主さんが忙しそうだったから一緒に散歩した。

 主が犬好きだということが分かるらしく良くなついてくれる。

 ご覧のようにパピヨンだが、名前はハイカラすぎて覚えられない。

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2010年6月 3日 (木)

夏日ー雷ゴロゴロ

 今日は一段と陽射しが強くなっていた。夕方になって北の空が真っ黒になったと思ったら雷が鳴り出した。この時間は、まだ雨は降っていないけれど怪しい雲行きである。

 さて、今日は、朝から大工さんが来てくれて展示室のリフォームが始まった。

P1030126w800  太いヒノキの柱で基礎を作り、垂木を張って座板を止める。

P1030127w800  大工さんが手際よく基礎を組んでいく。

 明日は、ほとんど座が張られるだろう。

 この部屋は畳ではなくクロス張りにすることにした。

 例のシロアリ駆除は、今、仕事が立て込んでいるらしく、わが展示室は7月半ばの工事になるという。その前に、部屋は完成している。

 今日の陽射しはほとんど夏を思わせる強さだった。暑くなると主の食欲は途端に落ちる。これから注意が必要だ。

 食欲の無い日には、冷奴に茶漬けが一番。・・・と言うことで、今夜は漬物を入れる器に大き目の盃を使った。

P1030130w800  自作の盃にピリ辛ラッキョウと紀州の梅干。

 できれば、これにキュウリとナスの糠漬けが加われば申し分ない。

 メインは、めざしの2匹もあればそれで十分だ。

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2010年6月 2日 (水)

初夏の光

 今日は定期診療の日。爽やかな晴天だが、陽射しは日に日に強くなっている。6月に入ったんだから当然だけれど、もう少し爽やかな日が続いて欲しいと思う。

P1030122w800  病院の対岸にある名園の森は緑が濃くなっている。

 連休前の診察日には新緑が眩しかったっけれど、季節は規則正しく進んでいるから当然と言えば当然だ。

 次回の診察日には蒸し暑くなっているだろう。

 診察結果は「一進一退」。良かったり悪かったりを繰り返している。

 今回は少し後退していたが、日々変わらず生活できているから良しとしよう。

 それにしても、病院に行くと疲れるなぁ。

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2010年6月 1日 (火)

水無月

 今日から6月。梅雨入り前の良い天気が続いている。田植えの遅い瀬戸内でも、ようやく田植えの準備が始まった。苗代には白いビニールが掛けられ田圃は細かく整地された。後は、早苗が伸びて田に水を引けば田植えだ。

 水無月は、田に水引き入れる月の意だから季節どおりと言える。

 今日は、爽やかな晴天だったけれど日差しが強まっているのが分かる。これから梅雨に入り暑さが増してじめじめしてくると途端に主の食欲は落ちる。こんな状態でいつもお世話になるのが冷奴だ。

 今日は、この冷奴を盛る器を紹介しようと思う。

P1030120w800  落柿窯作「備前輪花小鉢」。

 この小鉢に良く冷えた美味い豆腐を盛った様子を想像するのはそんなに難しいことではない。

 この焼成が出た時は嬉しかったなぁ。しかし、今はこの1セットが残されているのみだ。

 ブログでの作品展示は、これからも続いていくことになるから、よろしくお願いしたい。

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