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2010年4月30日 (金)

花の器

 晴れの周期に入った。今日も爽やかな晴天。生垣に使われている霧島ツツジが咲きそろってきた。明日から風薫る五月。

 そんな良い天気でも、主の生活は相変わらずのスローペース。世はゴールデンウイーク真っ最中だけれど、そんなことは主には無関係だ。

 今日も予定通り眼科の診察に行った。3ヶ月に一度の経過観察が続いている。結果は、何とか現状を維持しているようだから良しとしよう。

 季節が進んで椿が終わりを迎えても、庭の花が絶えることは無い。小手毬やスズランが咲き始めた。

 花の季節には花の器だろう。

P1020710w800  落柿窯作「備前輪花鉢」。

 サイズは21センチ×9,5センチ。

 5弁の花びらの鉢はなぜか収まりが良い。

 多用鉢だけtれど、この鉢にはタップリの野菜サラダを入れたいと思うけれどいかがかな・・・。

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2010年4月29日 (木)

小手毬と葉皿

 落柿窯の露地で小手毬が咲き出した。まだ2~3分咲き。でも、満開よりもこの方が愛おしい。

P1020815w800  昔は庭に大手毬もあったが、周りの木々に押されていつの間にか消えてしまった。

 その後、友人に苗を頂いて植えていたけれど上手く根付かない。

 この小手毬は、毎春、元気に花を咲かせてくれる。

P1020816w800  アップでみると、手毬は小さい花の集合だというのが良く分かる。

 自然は、いろんな形があり、それぞれに理由があるのだろうが、人間にとっては、その全てが自然である。

P1020822w800  一輪手折って自作の叩き葉皿に置いた。

 小手毬と葉皿、それぞれが生き生きしてくるから、備前は不思議な焼き物だ。

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嵐の名残り

 天気予報の通り、未明の強い風と雨が過ぎて、太陽が顔を出す頃には青空が戻った。しかし、強い風は治まらず終日続いている。明日はこの風も止むだろう。

 今日は、昨日の大皿と鉢を仕上げた。

P1020813w800  昨日より縁が少し立ち上がった皿。

 皿は乾くに従って収縮するから必ず縁が立ち上がる。

 轆轤を挽く時点でこの割合を予測しておく必要がある。

 さて、今日紹介する作品は平鉢。平鉢は鉢と皿の中間の形だが、口辺部が立ち上がっているから鉢に分類している。

P1020808w800  落柿窯作「備前平鉢」。

 サイズは31センチ×6センチ。

 サイズだけ聞くと皿ではないかと思えるが、ご覧のように縁が立ち上がっているから平鉢だ。

 

 この鉢をどのように使うかは使う人のセンスで決まる。

 主だったら、種々の刺身か寿司を盛り合わせてみたい。

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2010年4月28日 (水)

窯焚き

 夜、食卓の備前焼を主催している従妹の福田さんから、「薪窯に火を入れた」と言う連絡があったので早速見に行ってきた。

P1020805w800  松割り木が燃える炎は生きているようだ。時に激しく、時に穏やかに・・・、焚き手の心がそのまま映されるような動きである。

 松割り木を焚く窯焚きは、いつ見てもいいもんだ。

 主は、焼き物造りの行程の中で窯焚きが一番好きだから何度見ても飽きることが無い。

P1020806w800  炎の表情を見ていると心が癒される。

 今夜も窯を焚くオーナーの横で燃える炎をボンヤリ眺めていた。

 子供の頃、「火遊びするとオネショをするぞ」と良く言われたのを思い出しながら・・・。

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晴れの周期

 ゴールデンウィークを前にしてようやく晴れの周期に入ったようだ。天気予報によれば、29日早朝の雨の他はズーと晴れマークが並んでいる。

 それにしても3月から4月は大変な天気だった。このままゴールデンウィークに突入したらどうなることか心配したけれど、これで観光地は胸をなでおろしているだろう。

 何も主が心配することでは無いけれど、これで不景気風が少しでも和らいでくれたら・・と思う。

 昨年は新型インフルエンザの影響で観光地は散々だったようだから、今年はその損失を取り戻して欲しい。

 備前焼の里にも観光客が来てくれることを大いに期待したいところだ。

 さて、話は変わるけれど、先日窯を焚いた従妹(福田路子さん)が新作を見せに来てくれた。

P1020793w800  福田路子作「備前叩き皿」。

 サイズは21センチ×13センチ。

 強い胡麻と抜けが良い景色を見せている。特に左右に走る突起が面白い。

P1020797w800  この皿をプレートに見立てて湯飲みと菓子を載せて使うのもアイデアだ。

 もう一つ、面白い作品を見せてくれた。

 黒い焼き物。それが次の写真である。

P1020789w800  これがその作品。このように花も入るけれど本来は香炉。

P1020804w800  福田路子作「香炉」。

 黒い肌と中に入れた白い灰(?)のコントラストが目を引く。

 スティックの香でもコーンでも練り香でもOKだ。

 灰に埋めた金色のリングもお洒落である。

 

 主も、今日は久しぶりに轆轤を廻した。

P1020791w800  40センチほどの皿。

 乾燥と焼成でどこまで小さくなるかだが、多分、一尺二寸(36センチ)程ではないかと思っている。

P1020792w800  鉢も挽いた。これは、今、一尺ほどだから焼きあがりは八~九寸の間くらいだと思う。

 ここに来て天気が安定してくれて嬉しい。今日も爽やかだった。

 気がつけば早くも初夏。今年は春が無かったことになる。

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2010年4月27日 (火)

春の嵐

 今日は、低気圧が南岸を東進していったから、強風を伴う横殴りの雨になった。まさに、春の嵐だ。夜になって風も雨も治まったけれど、雨量も多くて昨日整備した畑には水が溜まっている。

 昨日、畑を整備したのは大正解だった。また、当分の間、ぬかるみが取れないだろう。

 畑に入れるようになったらトウモロコシの種を蒔こう。その頃には土中の温度も上がっているはずだ。

 3日連続の農作業は、体力の無い主にはきつかったようで、今日は完全休養だ。天気も悪いことだしまあいいか。マイペースでいくしかない。

 さて、昨日、大工さんが展示室に設置する展示棚の寸法を取りに来てくれた。近々できると思う。

 その時、良さそうな皿を見つけた。

P1020779w800_2  落柿窯作「備前七寸皿」。

 サイズは21センチ×5センチ。

 表面に変化をつけてあるから菓子器としても使えるし、パスタ皿にもカレー皿にも使える。

 七寸皿は、家庭で使うのには最適のサイズだ。

P1020780w800_2  工房の駄菓子を盛ったらこんな感じになった。

 表面を変化させて深みを持たせてあるからスープがあってもOKだ。 

P1020781w800  裏から見ると変化の様子が良く分かる。

 高台は小さめ。裏から見ても面白い。

 twitterでは無いけれど、何でこんな皿がお嫁に行かないのか、思わずつぶやいてしまう。

 今日の雨で、昨日まで出ていた乾燥注意報も解除された。工房の周りに自生する蕗が大きくなった。

P1020783w800  雨で、緑が一層鮮やかである。

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2010年4月26日 (月)

夏野菜の目処

 今日も暖かい天気になった。今日で連続3日の晴れ。昨日荒引きした畑も乾いてきた。

 明日からまた雨の予報だから、この機会に一気に畑を整備した。3日連続の農作業だ。

 「カルエイト」と言う牡蠣殻石灰と鶏糞を入れてトラクターで耕した。

P1020766w800_2  綺麗に整備された畑。

 今日、トウモロコシの種も買って来たから、もう少し土中の温度が上がったら種をまく。

 ゴウヤも少し植えるつもりだ。隅にサツマイモも植えようと思っている。

 さて、今日は午後から歯科の予約が入っていたから街まで出かけた。午前中は畑に出でいたので今日も焼き物の仕事はしていない。

 帰宅途中、いつものお茶屋さん(佐藤開運堂)によって、いつものお茶(天下一)と濃茶(鵬雲斎宗匠お好み)を買った。

 主の茶葉の消費量は半端では無い。あっという間に茶葉がなくなる。

P1020775w800  主がいつも使ってりる茶碗。

 左から、鍋島焼きの玉露茶碗、有田焼きの煎茶茶碗、清水焼の湯呑み茶碗と並べてみた。

 これらはみんな磁器だから碗はこの字が相応しい。

P1020771w800  玉露茶碗と煎茶茶碗の大きさはこの程度だ。二つあわせても携帯の文字盤に乗るほどしかない。

 特に玉露用は小さい。玉露は舌の上で転がすほどの味わいだからこの大きさが適当だ。

 茶葉によって茶碗を選ぶのも楽しみである。

 

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2010年4月25日 (日)

風薫る

 今日は朝から快晴の青空が広がった。朝、バルーンの音が聞こえて来たから窓を開けると、遠くに一機浮かんでいた。

 これが、この時期本来の天気だ。もうすぐ5月。「風薫る季節がやっと来た」と思いたいけれど、天気予報は、来週半ばの雨を伝えている。

  この晴天を良しとして、一気に畑を整備した。

P1020759w800  トラクターを入れた畑。

 このまま、しばらく置いてから施肥をする。その後、もう一度トラクターで整備して夏野菜の苗を植えることになる。

 気になっていた仕事が一段落してホッと一息だ。

P1020755w800  今日の良い天気を利用して、久しぶりに茶室を全開にして緑の風を入れた。

P1020758w800  茶室の門にかかる新緑は、今が見頃。

 まぶしいほどの新緑は、老いて行く者にも力を与えてくれるように思う。

P1020761w800  今日も散歩の途中、広いレンゲ畑に出会った。

 春爛漫。

 幼い頃の思い出に出てくる風景はいつもレンゲ畑。しかし、今は、レンゲ畑に子供の姿は無い。

P1020764w800  里山も散歩コースの一つになっている。

 新緑のトンネルを抜けていく気持ちの良い道だ。

 昨日今日と百姓仕事をしたら陶工仕事はできなかった。

 

 何も無いので作品を紹介してお茶を濁そうと思う。

P1020698w800  落柿窯作「備前7寸皿」。

 サイズは22センチ×5センチ。

 今が旬の岡山名物「鰆」が入ったバラ寿司を盛って欲しい皿である。

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2010年4月24日 (土)

矢車草

 畑で矢車草が咲いている。お隣の畑から種が飛んできたのだ。

 畑にトラクターを入れると全てなくなるから、記念に写真を撮っておいた。

Img_0733w800  このまま引き倒してしまうのは忍びない。畑の隅に移植しよう。

 紫・ピンク・白が混在している。

Img_0730w800  これらの写真は5DⅡにタムロン28ミリー300ミリのズームレンズを付けて写した。

 Asで絞りは4,0.。ボケも良く 使い易いレンズである。

 このレンズが一本あれば全てがカバーできるから便利だ。

 矢車草を活ける花生けを展示室で探した。

P1020744w800  落柿窯作「備前花生け」。

 サイズは18センチ×13センチ。丁度良い大きさだと思う。

 焼成は、被せで焼いたから、上部が抜けて部分的に緋襷が付いている。

 この花生けも花を選ばない。

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5DⅡを持ち出した

 朝は良い天気だったのに、午後から目まぐるしく変わる天気になった。

 主は、3時間ほど田圃の畦草を刈り畑の薹立ちの野菜を始末したら完全にダウン。体力のなさが情けない。

P1020742v800  先日の写真と比べるとすっきりしたのが分かる。

 これで歩けるようになった。

 畦道と柿木の周りの草を刈った。草刈機は腰に来る。

P1020743w800  畑の薹立ち野菜も全て抜いた。少し地面が乾いたらトラクターを入れて夏野菜を植える準備だ。

 今年はトウモロコシ畑にしてみようと思っている。

 少し休んだ後、久しぶりに5DⅡを持ち出して白山吹と木苺にレンズを向けた。昨日と今朝紹介した写真はルミックスFX40で写したものだ。5DⅡとタムロン90ミリマクロを使ったらこんな写真になった。

Img_0716w800_2   

  

  白山吹Img_0717w800_2

         白山吹

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   白山吹

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         白山吹

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   木苺

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            木苺

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木苺の花

P1020716w800  今日は良い天気。

 工房の前の草むらで木苺の花が咲いている。

 木苺は実も優しい味がするけれど、花も儚げだ。

 晴れたら畑仕事が待っている。

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菓子器

 お茶を飲む習慣があれば、当然、茶菓子が必要になる。お茶だけで済ますこともあるけれど、少し甘い物があれば、より一層お茶の味が際立つ。

 そんなわけで、茶器の隣に菓子器も必要なのだ。

 落柿窯の主は、茶も好きだけれど、甘いものも好きだから菓子器を良く造る。

P1020694w800 落柿窯作「備前菓子器」。

 サイズは、19センチ×5センチ。

 菓子を選ばない菓子器だ。

 上等な饅頭でも駄菓子でも何でも来い。 場合によってはサラダなどを盛る器にもなるし煮物だって入れられる。

 作者は菓子器のつもりでも、使い方は使う人のセンスにまかされているから、使う楽しみは無限に広がっていく。

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2010年4月23日 (金)

牡丹・春蘭・クリスマスローズetc

 今日、工房は絵手紙教室の教材で花盛りだ。

P1020735w800  紫の牡丹。高貴な花だけあって香りも高貴である。

 今日は寒いので工房はストーブを焚いていた。その温かさの所為か、見る見る花が開いた。

P1020739w800  春蘭。

 昔は山に自生していたから子供達は摘んで遊んでいた。「爺婆」と呼んでいたように思う。

 牡丹も春蘭もクリスマスローズも先生が持ってこられた。

P1020736w800  クリスマスローズ。

 花に見えるのは萼。花がどこにあるのか分からない。

 花が散っても萼はいつまでも残るから長く楽しむことができる。

 このほか、アイリス、水仙、矢車草と、工房は花で埋もれた。

 勿論、花器は全て落柿窯の備前焼。花がいくら多くても花器が足りなくなることは無い。

P1020709w800  五弁の花びらをイメージした輪花鉢。

 この鉢のイメージは牡丹で無いことは確かだ。

 落柿窯作「備前輪花鉢」。

 サイズは22センチ×10センチ程。

 多用鉢として使えば重宝すると思う。

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白山吹

P1020723w800_2

 今年も茶室の側で白山吹が咲き出した。山吹が咲くと思い出されるのは「七重八重 花は咲けども山吹の 実の一つさえなきも悲しき」の有名な和歌だけれど、この和歌に読まれた山吹は、八重の黄色い花で実をつけないが、白山吹は黒い実を付ける種類だ。

 白山吹は可憐である。咲くとすぐに散ってしまうほど儚いから余計愛おしい。

P1020720w800  ご覧のように花弁は四枚。これも珍しい。

P1000809w800  この花のイメージで作った輪花鉢。

 落柿窯作「備前輪花鉢」。

 酸化焼成の明るい景色が好ましい。

 自然を見回せば、教材はどこにでもあるもんだ。

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2010年4月22日 (木)

埦と鉢

 備前焼の埦と鉢の違いが良く分からない。広辞苑によれば、埦は飯や汁を入れる食器とある。一方、鉢は、皿より深く埦よりは浅い器で、僧が日常持ち歩く応量器が元のようだ。

 日本で、「ワン」と言えば、「碗」、「埦」、「椀」の三様で表現されるが、これらは、その素材の違いで区別されるものだ。

 「碗」は磁器、「埦」は陶器、「椀」は木製である。しかし、鉢は、素材による字の区別は無い。

 落柿窯では、埦は抹茶埦、飯埦に使い、鉢は、その他の器に使っている。鉢は、大鉢、小鉢、金魚鉢などと大きさや用途で表している。

 主の認識では、ワンもハチも応量器の形が基本だと思う。どちらにしても、人が両の手を合わせて水を汲む形だ。

 なんだか訳が分からなくなって仕舞ったが、今日は、「どんぶり鉢」を紹介する。

P1020703w800  落柿窯作「備前どんぶり鉢」。

 サイズは、17センチ×8,5センチ。

 たっぷりした「うどんどんぶり」に丁度よい。

 素麺でも良いし蕎麦も良い。しかし、主は、うどんが一番だと思っている。 

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雨の日は沈する

 朝から本降りの雨が降っている。気温は10度程だから肌寒い。昨日の気温が20度を超えていたから10度以上低い。この温度差は、年寄りや病人にはちと辛い。主は、ダウンのベストにジョンバー姿だ。灯油も底をついてしまったから電気ストーブで寒さをしのいでいる。

 この雨で田圃には水が浮いて来た。

P1020705w800  このまま雨が続くと田植えの頃と見まがうだろう。

 遠くは雨で霞んでいる。

 こんな日は、気が滅入るばかりで、仕事をする気力がうせてくる。

 そんなわけで、今日は一日沈殿した。

P1020704v800  この天気の中で元気なのは雑草だけ。

 畦道があっという間に春の草で覆われた。このままだと歩くこともできない。

 晴れたら草刈だ。また一つ仕事が増えた。

 毎年、この時期から草との格闘が始まる。

 怠惰な主は、行動より先に溜息が出てしまうのが常だ。

P1020687w800  今日の落柿窯の作品紹介は、変形小鉢。

 落柿窯作「備前変小鉢」。

 穏やかにゆがんでいる小鉢だ。

 サイズは12センチ×6,5センチ。

 ご覧の通りの酸化焼成。

P1020691w800  大きく写すと柔らかな歪みが良く分かる。

 目的を選ばない多用小鉢だから用途は広い。

 白地に緋襷が見どころだけど、使うにつれて肌がしっとりしてくるから変化を楽しんで欲しいと思う。

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2010年4月21日 (水)

カメラバッグ

 昨日は雨、今日は晴れ、明日はまた雨。日替わり天気が治まる気配が無い。こんな春もあるんだ・・・とあきらめた。

 今日は穏やかな晴天。少し風はあるものの気温は20度を超えて暖かい。

 こんなに良い天気なのに、今日は、いつもの病院の予約日だったから、午前中に昨日挽いたカップをマグカップに仕上げて午後から出て行った。

P1020670w800  温かな陽気に土手で憩っている人もいてのどかだ。

 対岸の名園の森も良い天気に微笑んでいる。

 病院の結果は相変わらずだから良しとしよう。

 何とか「今年ばかりの春」にならなくて済みそうだ。

P1020680w800  病院からの帰り、行きつけのカメラ屋さんに寄ってお洒落なカメラバッグを買った。

 先日の観音様めぐりの時不自由したから適当なバッグが欲しかった。

 このバッグは、カジュアルで一見カメラバッグらしくないところが気に入った。

P1020684w800  早速、レンズ付き5DⅡと90ミリマクロ、GRⅡを入れたらピッタリだ。ストロボなどは入る余地が無いけれど必要ならGRを出せば良い。

 価格も片手以内だったから満足満足。

 ただし、造りはチャチだ。この価格では、それも仕方ないだろう。

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2010年4月20日 (火)

穀雨の頃

 今日は、「穀雨」。雨が降って田畑を潤す頃とされる。田植えの準備を始めるのもこの頃だ。

 しかし、今年の穀雨はちょっとおかしい。雨ばかりだし、気温も低いから苗の育ちが悪い。油断すいると、遅霜で、育ちかけた苗が枯れてしまう恐れもまだ去っていない。

P1020567w800  芽吹いたアジサイ。

 アジサイには雨か似合うけれど、時期が違い過ぎる。

 自然の営みは、概ね正確ではあるけれど、時として乱れることがあるのも、また、自然の営みなのだと思う。

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競い合う

 またまた雨の夜明けだった。せっかく乾いてきた畑が元に戻っている。これで畑の始末がまた遅れる。

 午後から雨が上がって曇りの天気に変わった。明日は晴れ、明後日から再び天気が悪くなる予報だからどうしようもない。もうどうでもいいや。どうせ夏野菜は期待していないし・・・、それにしても、やはり愉快ではない。

 雨が降るたびに緑が濃くなって来るのがせめてもの救いだ。

 近くの山が嗤い始めた。庭のもみじの緑は、今が一番美しい。

P1020662w800  新緑が、もこもこ盛り上がってきた。

 目に優しい、心にも優しい緑の競演だ。

 紅葉も言いけれど、新緑の息吹は、力を与えてくれるように感じる。

P1020669w800  地表に目を向ければ蕗の葉が力強い。一面に蔓延ってスギナと競い合っている。

P1020666w800  蕗の葉と備前の競演。

 落柿窯作「備前八寸皿」。

 ほのかに赤い皿に緑が映える。黒い皿ではこの取り合わせは無理だろう。

P1020660w800  赤から薄いグレーに変わる色の競演。

 競い合うのは緑ばかりではない。備前焼の色も競い合っている。

 やはり、備前焼は奥が深い。

P1020664w800  今日はマグカップの本体を少し挽いた。

 不順な天候の所為か、身体がシャキッとしない。

 早く、安定した天候に戻って欲しい。

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2010年4月19日 (月)

やっと暖かくなった

 ここ3日ほど良い天気が続いた。今日も暖かい。

 天気予報では、明日からしばらく雨模様で気温も低めと言うけれど、春は春だ。

P1020656w800  雑草は逞しい。

 気温の低さなど諸共しないで勢力を広げている。

P1020658w800  今は、年中スーパーの売り場に並んでいるイチゴも、季節から言うと今が最盛期。

 自作の赤い小鉢に入れてみたら、余計にイチゴの赤が浮きたった。

 露地の作物は、異常気象の影響をまともに受けているけれど、ハウス栽培は、農家の努力で何とか持ちこたえている。

 農家の努力には頭が下がる。

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お好みはどっち

P1020655w800

 最近は、窖窯の酸化焼成も市民権を得たけれど、主が窖窯を築窯した頃は、窖窯焼成は少数派だった。

 備前焼は、登り窯で還元焼成するのが当たり前で、いわゆる黒い作品こそが備前焼だった。

 上の写真は、いずれも落柿窯で焼成した作品達だが、見ると、酸化した作品と強還元した作品が両方ある。この作品は、同じ窯から出たものだ。

 窖窯の酸化焼成といえども、松割り木を焚く以上、窯中全てが酸化するわけにはいかない。炭も溜まればば灰も溜まる。そんなところに置いていた作品は、当然還元状態になるから黒くなる。

 使う人それぞれに好みが違うから、いろんな景色が出るのはありがたい。

 作品によって、または、作者によって狙いも違う。

 どんな景色を出すか、窯詰めの工夫次第で焼き上がりが大きく異なることになる。だから、窯詰めは難しいし大事な作業だ。

 

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2010年4月18日 (日)

国宝 如意輪観音と十一面観音

 想いがかなって、神戸の友達母娘と一緒に観心寺如意輪観音の拝観に行って来た。何年ぶりだろう。20数年ぶりだと思う。しかし、観音様の温かさは、なんら変わることは無い。

 南河内の山奥にひっそりとおわす観音様。年2日だけのご開帳にお会いできた幸運に感謝だ。

 今日は、暖かい晴天に加えて休日と言うこともあって拝観の善男善女も多かったけれど、広い境内は思いのほか静かだった。

P1020631w800  山門から本堂に続く参道の両脇は美しい新緑。名残りの山桜が清楚である。

 本堂の中は拝観者であふれていたけれど、若い僧侶の愉快な解説を聞きながら、しばし、仏の世界に浸ることができた。

P1020644w800  帰路にある道明寺にも立ち寄った。

 ここには「国宝 十一面観音」がおわす。

 尼寺らしく、良く整えられた境内は優しさにあふれている。

 ここの観音様は少年のようなお顔をしておられる。

 国宝の十一面観音の中では一番若々しい。

 主は、十一面観音が好きで、国宝は全て拝観したけれど、それぞれに趣が違っていて、お会いするのが楽しみでわくわくする。

P1020643w800  境内の八重桜が満開。手毬のような八重桜で、花の重みで枝がしなっていた。

 今日は、嬉しい時間の連続だった。素敵なお友達母娘に逢えたのも、好きな仏様に逢えたのも・・・。

 生きていれば良いことがあるという証だろう。 

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2010年4月17日 (土)

やっと晴れた

 天気予報は良く当たる。今日は朝から青空が広がった。久しぶりの春の陽光が眩しい。風も穏やかで、家の中より外のほうが暖かい。

P1020612w800  青空に落柿窯の赤レンガの煙突が映える。遠くの山は熊山。ふもとは備前焼の里だ。

 今日は、夜、村の定例集会があるから、この時間に記事を書いている。

 

 今日の仕事は、昨日挽いた香立てと皿の仕上げのみ。

P1020615w800  三つ足の輪花の香皿と丸い香立てのセット。

 香立ては、スティックでもコーンでも対応できるようにした。

 香しい香りを聞く。人それぞれに好みはあるけれど、主は沈香が好きだ。

P1020611w800  仕上げた皿は、この状態で八寸少しあるから、焼成後は7寸ほどになるだろう。

 焼き上がりが八寸にするには9寸以上が必要だ。皿は難しい。

P1020619w800  春の陽光に庭の新緑が美しく輝いている。

 これが、この時期本来の姿なのに、今年の異常気象にはお手上げだ。

 明日も晴れる予報だから、日帰りの旅を楽しんでこようと思う。

 

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2010年4月16日 (金)

今日も雨

 今日も終日雨。気が滅入る。元気なのは草木だけ。特に雑草の勢いがすごい。畑が、畦道が見る見る雑草で覆われた。田越しされ田圃にも水が溜っている。

 最高気温は7~8度ほどしかない。陶芸教室があった工房はストーブを焚いていたから快適だったが、外に出ると震える寒さだ。

 いつまでも冬衣装のままでいるけれど、今回の寒さは今日までのようだからもう少しの辛抱だ。

 さて、さて、落柿窯の展示室に作品が溢れていることは何度も紹介したけれど、このままでは足の踏み場も無いから、大工さんに棚を作ってもらうことにした。またまた設備投資。結構きついね。

P1020608w800  この部屋は八畳の広さ。それに四尺の廊下が付いている。

 ここに3列の棚を設置して、展示しやすく見やすいようにする予定だ。

 良く見ると、結構お宝らしき作品もあるのに、この状態では宝探しのようだ。

 それも面白いかも知れないが、これらは全て主が心をこめて造った作品だから、造り手としてはしっかり見ていただきたいからね。

 

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2010年4月15日 (木)

香立てを造る

 今日は、真冬かと思う程の気温の低さだった。4月になって、こんなに寒い年は、今まで経験したことが無い。この寒さで野菜が大変なことになっている。

 そろそろ夏野菜の植え付けの時期を迎えるけれど遅霜が心配される。このままだと作物は大打撃だ。早く、この不順な天候が治まってくれることを祈るばかりだ。

 話は変わるけれど、落柿窯の主の嗅覚は結構鋭い。それだけに匂いには敏感で日常使う香を選ぶのに苦労している。

 今使っている香は、線香タイプで沈香が主成分の物だ。甘い沈香の香りが心地よいが、他に好ましい香りが無いかと、この間から探していた。

 伽羅は高くて手が出ない。やはり沈香の香りに落ち着くけれど、メーカーによって香りのつくりが違うから選択が難しい。

 今日、近くの仏具屋さんで、玉初堂の「陽成」を見つけて小さいサイズを買ってきた。早速くゆらしているが、今一つイメージと違うように思う。

P1020595w800  今使っている香は「慶賀沈白」。

 線香タイプで使いやすい。泥沈香が主成分だから、濃厚な甘い香りだ。残り香もしっかりしている。

P1020590w800  今日買ってきた「陽成」。

 沈香が主体の香だが、上の香とは全然違う香りのつくりになっている。

 今まで使ってきた香が残り少ないので、当分この香を使ってみようと思う。

 これらの香を薫くためには香立てが必要になる。

 そこで、今日は香立てを造った。

P1020586w800  木の葉皿に線香立てとコーン型の香を置く台をセットにしている。

 最近の癒しブームの中で香立ての需要も多い。いろんな香具があるから少し研究してみよう。

 

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2010年4月14日 (水)

ミニ壷にタンポポを活ける

P1020570w800  西洋タンポポしか目に付かなくなって久しい。あちこちで花盛りだ。

 手折ってミニの壷に入れた。これなら、お花の代金はかからない。

 今こそ野に出よう。さすれば小さな花器が大活躍してくれる野の花が手当たり次第。

 2寸ほどの壷だけど、野の花にはこれで十分だね。

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ドウダンツツジ

P1020577w800  庭のドウダンツツジが咲き出した。

 まだまだ木が小さいから花の数は少ないけれど、それでも、年々数が増えているのは確かだ。

 大きな木になって、花も紅葉も楽しめるようになるまで主も頑張って生きていたいと思う。

 ドウダンツツジが咲き出すと春本番なのに、この寒さはなんだ・・・。それでも自然は正確に時を刻んでいるようだ。

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香炉を造る

 今日は、3月半ばの気温。日差しは暖かいけれど風は冷たいし空気もひんやりしている。明日はもっと寒くなる予報が出た。

 原因は「エルニーニョもどき」らしいが、早く安定した天気になって欲しい。

 工房で石油ストーブに火を入れて、香炉を造った。

P1020566w800  久しぶりで造ってみたらこうなった。

 まあ、仏壇の前に置く分にはこれでも良いだろう。

 生活の中で使える香炉も作ってみようと思う。

P1020580w800  雨が上がったら畑の始末をしようと思っていたけれど、今日は風が強く寒いのでやめにした。

 草と野菜の花、それにいつの間に蔓延ったのか矢車草が元気だ。

 来週には何とかしたいが・・・、急ぐことも無いか。

P1020581w800  散歩の途中、今年もレンゲ畑を見つけた。

 大きなレンゲ畑だ。最近少なくなったレンゲ畑に出会うと、子供の頃、どこにでもあったレンゲ畑の中で遊んだ記憶が蘇ってくる。

 今はそんな子供を全く見ない。子供はどこで遊んでいるのだろう。

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2010年4月13日 (火)

天候異変

 不順な天気が治まらない。明日は、また寒くなるらしい。ダウンのジャケットがいつまでも手放せないでいる。

 ニュースでは、北海道で寒さと風の強さで警戒が必要だと言うし、今日の関東は昨日に比べて15~6度の気温の変化があったと言う。

 こんな気温の急激な変化は、人間の体にとっては大敵で、血管障害が起こりやすくなるらしいから十分な備えが必要だ。

 主も健康不安を抱えているから人事では無い。老人の一人暮らしとしては気になるところだ。

 さて、主は、週末体調が悪くならなければ、久しぶりに友人と一緒に仏様に逢いに行くことになった。河内長野にある観心寺の如意輪観音と道明寺の十一面観音がお相手である。どちらも国宝で、特に如意輪観音は年2日だけの公開だから、この週末を逃すと一年先まで待たねばならない。

 主は、すでにどちらの仏様にも逢っている。今、恋人に会いに行く心境に似て「わくわく、どきどき」と言うところだ。

P1020549w800  落柿窯の庭にある大輪の椿が見頃だ。

 落花も豪快で、ボトッと大きな音に驚かされる。

 春本番というのに・・・、天候不順が恨めしい。

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偶然の出会い

 今日も一日鬱陶しい天気が続いた。夕日が沈む頃になってようやく光が差してきたから、明日はきっと晴れるだろう。

 さて、今日は面白い出会いがあった。人との出会いではない。物との出会いである。

 故あって、初代楽山さんの茶器セットが主の手元に届けられた。主は以前この茶器に会ったことがある。縁は異なもの・・と言うべきだろう。

P1020552w800  後手の小さな急須に湯冷まし、それに煎茶碗がセットになっている。

 残念ながら箱がない。裏には扇形の中に「楽山」と見える印判が押されている。

 登り窯の緋襷だ。

P1020554w800  肌は石目。造りは、極めて丁寧。

 

P1020559w800  湯冷ましの肌も石目。形は独特でお洒落である。

P1020560w800  煎茶碗も石目で統一されている。

 薄造りで軽い。粗相の無いように扱わないと壊れる恐れが大きい。

 縁あって落柿窯に立ち寄った初代の作品だから、手元にある間は粗相無きようにしなければならない。粗雑な主は、それが一番の心配である。

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2010年4月12日 (月)

桜の茶碗

 雨が終日降り続いた。この時間でも、まだ降っている。

 主は、夕方近くになっていつもの歯医者さんに行った。帰宅した時はあたりは暗くなっていた。

 そそくさと夕食を済ませ、花散らしの雨を恨めしく思いながら、桜の茶碗を引っ張り出してデザート代わりの茶を点てた。

P1020546w800  この茶碗を使うのも今シーズン最後だろう。

 菓子は京銘菓の落雁。

 茶を服すると、やっと一息ついた思いがする。

 

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春の雨

 南岸を東進する低気圧の影響で昨夜来の雨が続いている。気温は15度前後。昨日は20度ほどあったから、気温の変化に身体が付いていかない。

 しかし、やはり春の雨。一雨ごとに木々の芽吹きが進むのが良く分かる。

P1020539v800  数日前までほとんど裸状態だった庭のもみじが、いつの間にやらこんなに芽吹いている。

 落柿窯の庭は、庭と言うより雑木林状態だから、落葉樹も常緑樹も同居して雑然としているけれど、主は、この状態が一番落ち着くから、庭師さんが入ったのは、20数年でたったの2回しかない。

 木々の下は腐葉土でふかふかになっている。そのまま放置しているから、木々は、みな元気だ。

P1020535v800  小さな瓢花生けに頂いたクリスマスローズを入れた。

 晴れたら野の花を摘んで来て活けようと思う。

 雨の所為で昨日挽いたビアマグが乾かない。

 今日は、雨を言い訳にして、またまた横着の虫がうごめいている。

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2010年4月11日 (日)

花散らしの雨

 朝から雨が降っている。温かな雨だ。玄関先の海棠も、この雨で見る影も無い。昨日見た桜も散っただろう。

 それよりも、気がつけば、いつの間にか主の誕生日が過ぎていた。満62歳。ここまで良く生きてこられたもんだ。医学の進歩に感謝、感謝。

 この先、いつまで元気でいられるか分からないけれど、ここまで来たら欲張って生きてやろうと思っている。「怠惰に安逸に・・・」をモットーに、浮浪雲のようにね。

 さて、今日は若い陶芸家の卵が3人訪ねてくれた。お馴染みの二人は手土産持参で。

P1020533w800_2  一つは帰省土産の「からしめんたいこ」。

 絶対美味いとお墨付きだ。

P1020534w800  もう一つは香水石鹸。

 くちなしの良い香りがする。お母さんの手作りらしい。

 癒しの香りだ。匂い袋代わりにしよう。

 雨の日は一段と怠惰になる。それでも、今日は定番のビアマグを少しだけ挽いた。

P1020530w800  次、何時焚けるか分からない窯を目指して、ゆっくりゆっくり進んでいる。

 さあ、この雨が上がったら、いよいよ畑仕事にかかろう。

 

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2010年4月10日 (土)

備前焼の灰皿

 このところ、健康志向が強まって喫煙者の居場所がなくなってきた。先日乗った新幹線「のぞみ」でも全車両禁煙で、喫煙場所は車両の間に設けられた狭い喫煙ルームしかなかった。

 世の中は変わった。主が若い頃は喫煙天国だった。タバコが吸えない主は、酒が飲めなし事とあいまって結構肩身が狭かった。

 主は、タバコが苦手だから今の状況は歓迎だけれど、喫煙者がいかにも悪者のように扱われると、元来の天邪鬼気質が頭をもたげて、あえて備前焼の灰皿を作ったりする。

 今回の窯で頼まれもしないのに灰皿を焼いた。今回作った灰皿で3個目だ。最初作った物は、今工房に在って、来客用に使っている。二つ目は大阪のお客さんに頼まれて造ったからすでに手元には無い。三つ目が今回作った灰皿だ。

P1020519w800  落柿窯作「備前灰皿」。

 備前焼を灰皿にするとはもったいないという人もいると思うけれど、それは、人それぞれの価値観の問題だから、他人がとやかく言うこともなかろうと思っている。

 この灰皿は、結構焼けが良いから器にも使えるね。

P1020522w800  落柿窯作「備前灰皿」。

 この灰皿は、工房で来客用に使っているものだ。もうずいぶん前のものだから、タバコの灰が染み付いて洗っても黒い部分が取れない。

 落柿窯では、傷の器を灰皿変わりに使うこともあるけれど、使いにくいから、どうしてもこの灰皿の出番が多くなる。

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花吹雪

 今日は天気予報どおり穏やかな晴天に恵まれた。この晴天の中、大阪の旧友夫妻が来窯された。一昨年の窯焚きに来られて以来だから、ほぼ一年半ぶりだ。

 作品を見て頂くことが一番ではあるけれど、せっかくの桜の時期だから近くの桜の名所に桜見物に繰り出した。

P1020510w800  青空に満開の桜が映える例の貴船神社の境内。近づくと日本ミツバチの羽音がしている。忙しく働いているようだった。

 花見客もちらほらで、桜の下で携帯用ガスコンロを持ち出して美味いコーヒーを沸かした。

 アウトドア派の夫婦だから、いつも準備はできている。さすがだね。

P1020502w800  神社の裏手にある三つ葉ツツジも満開だった。

 こんな大きな株は珍しい。桜より見事であるとも言える。

P1020504w800  時折吹く南風に花吹雪が舞う。地面は桜色の絨毯のよう。踏みつけるのがはばかられた。

P1020511w800  次に訪ねたのは三徳園と言う農業公園。ここは県の施設で種々の桜を含めてボタンや椿、その他の植物がたくさん植えられている。

 今は、ソメイヨシノと数種の枝垂れ桜が見ごろ。

 珍しい桜はまだ蕾が固く、これからだ。

P1020513w800  これほどいろんな桜が見られるスポットは他に無い。

 5月初めまで桜が次々に咲くはずだから長く楽しめる。ボタンの蕾も大きく膨らんでいたから、4月下旬にはボタンも見頃になるはずだ。

 大阪からでも3時間足らずで来るから、ドライブに丁度良いと思う。是非、おいでいただきたい。

 そんなわけで、今日は、花見のハシゴを楽しんだ。明日は天気が崩れる予報だから、満開の桜にとっては、花散らしの雨になるだろう。

 

 

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2010年4月 9日 (金)

新しいビアマグ

 寒気は去っても天候不順は相変わらず続いている。今日は夕方から雨。明日は晴れると言うし、明後日は雨の予報だ。

 春の天気は不安定とは言え、こんな雨の多い年は珍しい。畑の冬野菜の始末が進まないから草ばかりが蔓延ってきた。そろそろ安定した天気になって欲しいと思う。

 しかし、何度もあった寒の戻りの中で桜の寿命が永いのだけがせめてもの救いかな。

 今日は、工房を陶芸教室に明け渡していたから、主の仕事は見学だけだった。そこで、今日は新作のビアマグの紹介にした。

P1020495w800  落柿窯作「備前ビアマグ」。

 落柿窯の定番型では無いビアマグ。最近、この形も作り出したから定番に加えたいと思っている。

 焼成は重ね焼きの緋色の上に、なぜか、ボタボタと胡麻が掛かった。抜けの部分にも胡麻が来ている。

P1020498w800  もう一方から見るとちゃんと抜けている。

 なぜ、一方に胡麻が来て、もう一方が抜けたままなのか不思議だ。

 こんな予測できない景色が出るから備前は面白い。

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2010年4月 8日 (木)

お気に入りの作品

 今まで焼貯めてきた落柿窯の作品は多い、その数を数えたことは無いけれど、時に、お気に入りの作品が見つかることがある。

 今日もそんな作品が出てきたので紹介しようと思う。

P1020476w800  落柿窯作「備前輪花鉢」。

 サイズは一尺に少し足りない。口から見込みにかけて綺麗な胡麻。中は白く抜けていて、中央部がほのかに赤い。その中に緋襷がかすかについている。

 永くやっていても、こんな焼けはめったに出ないから、手放したくない作品の一つである。

P1020475w800  落柿窯作「備前7寸皿」。

 この皿もお気に入りだ。サイズは7寸より少し大きい。強い赤い緋襷が目を奪うけれど、口辺部の胡麻も良い。

 こんな皿がセットで焼けたらいいけれど、そうは問屋がおろさない。同じものが焼けない備前ならではの面白さだ、といっておこう。

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寒さは去った

 今回の寒の戻りも今朝まで。陽が昇ると春の陽光が戻った。

 快晴の空には一日中雲が無い。

P1020473w800  綺麗に田お越しを終えた田圃が青空を受けて輝いている。

 いつもの風景も春の暖かさが感じられる。

P1020334w800  菜の花の向こうを近所のおばあちゃんが散歩する。

 なんとも気持ちの良い日和だ。

 

P1020486w800  散歩コースの山上の桜は満開。時折吹く風が桜吹雪を運んでくる。

 のどかさこの上なし。

P1020480w800  工房も花盛り。

 この椿が落柿窯の椿では一番遅く咲く。そろそろ椿の季節も終わりだ。

P1020489w800  工房に活けてあるツツジも満開だ。

 今日の散歩で、蕾を一枝手折ってきて加えた。。

P1020492w800  玄関前の海棠も見頃。

 どこへ行っても花、花、花・・・。主がウキウキする季節だ。

P1020481w800  のんびりと、ボンヤリと春の陽光を楽しんでいる主の今日の仕事は、この土瓶を仕上げただけ。

 「怠惰に、安逸に、今日を無事に、明日を無事に・・・」生きる主の面目躍如と言うところだろう。

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2010年4月 7日 (水)

またしても寒の戻り

 これで何度目の寒の戻りか?・・・。昨日の初夏の陽気はどこへやら、今日は、またしても寒気が入ってきたようだ。冷たい季節風も強く吹いている。

 こんなに大きな気象の変化には到底身体が付いていかない。特に、年寄りや病気がちの人にとっては大きな問題だ。

 この大きな寒暖の変化に主のアカギレも完治する暇が無い。轆轤を挽くとピリピリ痛むから仕事にならない。それでも何とかごまかしながらやっている。

 確か、清明は5日だったから、本来なら、ずいぶん暖かくなっているはずなのに、本当に今年の気象はおかしい。

 こんなに寒くても桜は満開だから、この強い風で散ってしまうだろう。花吹雪の夜桜見物も情緒があるが、出て行く気持ちは全く出てこない。

 変わりに、備前の花器に差している三つ葉ツツジの花を一輪摘んで大き目の盃に浮かべた。

P1020471w800  落柿窯作「備前盃」。

 少し大きめではあるが、花びらを受けて呑むにはこれくらいの大きさは必要だ。

 主が親しくしている備前の若い作家さんが、「マイぐい呑み」運動を提唱している。

 自分用のぐい呑みを仕覆に入れて持ち歩こうというものだが、面白い試みだと思う。おおいに広がって欲しい。

 さて、今日は、三回忌法要を終えた義兄が使っていたプリンターを頂いてきた。

P1020469w800 「キャノンMP950」で2007年製。

 早速セットしたら十分動く。インクは7色だから色も綺麗。ただインク代は馬鹿にならないけどね。

 工房のパソコンにセットした。これで工房でもプリントが可能になった。

 工房が益々充実してきたよ。 

 

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2010年4月 6日 (火)

初夏の陽光ー京都

 今日の気温は20度を越えたようだ。観光客の中には半袖の人も目に付いたほどの温かさだった。・・・と言うのも、今日は義兄の三回忌法要で京都知恩院にいた。

P1020461w800  山門の瓦が初夏を思わす陽光に輝いている。桜は満開。時折吹く風が花吹雪をおこしている。

P1020458w800  桜と緑が美しいコントラストを見せる境内。

P1020464w800  多くの観光客の雑踏をよそに、御影堂の中では、木の音、鐘の音、読経の声が凛と響き渡る荘厳な空間あった。

 義兄が亡くなって丸2年、永代供養をお願いしている知恩院での三回忌法要を無事終えた。安らかに眠って欲しい。合掌。

 法要を終えて、「ゆ・くらしな」さんで会食した後、久しぶりに四条通を歩いた。

P1020467w800  高瀬川沿いの桜も、時折、桜吹雪。

 40年以上前によく利用していた雑炊の店「珍竹林」も、漬物屋さん「村上重」も、喫茶店の「フランソワ」、「築地」もみな現役でいるのはさすが京都である。

 懐かしくて、築地に入ってコーヒーを飲んだ。ここのコーヒーは昔からウインナーコーヒーと決まっている。店のたたずまいも店内の雰囲気も、勿論、コーヒーの味も昔のまま。嬉しかった。

 このまま変わらずずーっと現役であり続けて欲しい。

 一年ぶりの京都は、やはり京都だった。

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2010年4月 5日 (月)

もう一つの奈良土産

 今日頂いた奈良土産の紙袋に、正真正銘の奈良名産が入っていた。

P1020434w800  一つは「葛胡麻豆腐」、もう一つは「鹿のふん」。

 あの大女優の吉永小百合さんが若い頃歌っていた歌に「奈良の春日野」と言う歌があったが、この歌詞に「鹿の糞」が出てくるから、それ以来有名(?)になったと思う。

 何のことは無いピーナツ入りの豆菓子に過ぎないが、名前の面白さは一級品だ。

 最近は、「せんとくん」のほうが有名だけどね。

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桜日和

 この春一番の桜日和になった。気温は18~19度と暖かい。家の中より外の方が気持ち良い。

 この温かさの中、例の貴船神社の桜を見に行った。平日というのに駐車場は満杯。あわせて桜も満開。

P1020425w800  ほんの数日前まで蕾だったソメイヨシノがご覧のとおり。

 自然の力は、やはりすごいと思わずにはいられなかった。

 桜の下では宴たけなわ。

 日本人は桜が好きだ。

 今日は、先日、陶芸教室の面々が青春切符を利用して、遷都1300年祭で賑わう奈良に行って来たようで、みんなからの土産が届いた。

P1020427w800  奈良へ行ったはずなのに、なぜか京都の鶴屋吉信の高級菓子詰め合わせ。

 こんな良い菓子を頂いたら美味い茶を点てないわけにはいかない。今夜は一人茶会だ。

 陶芸教室の面々に感謝感謝。

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2010年4月 4日 (日)

月遅れの雛祭り

 今日、4月3日は、月遅れの雛祭り。最近では3月3日に雛祭りをするところが多いけれど、主が子供の頃は、雛祭りと七夕は月遅れが普通だった。

 そんなわけで、落柿窯では、まだ雛飾りを仕舞っていない。

P1020366w800  落柿窯作「備前雛人形」。

 この人形は新しく焼いたもので、落柿窯の雛飾りでは無い。

 2月下旬から今日まで、床の軸もお雛様仕様だから、明朝には、早速仕舞おうと思う。

 今日は、落柿窯の里の同族(氏)の祭り「おしめ様」のお祭りだった。

 同じ氏を名乗る家が持ち回りで宿をする。由来は、良く分からないが、名前からすると女の子を祭る行事のように思う。あわせて家族安寧、豊作祈願の行事でもあるようだ。年に2回、春と秋に行うことになっている。

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花爛漫

 今日は暖かい春日和に恵まれた。風も穏やかで、昨日の冷たさは無い。

 「春眠暁を覚えず・・・」と言うことでも無いけれど、主の朝は益々ルーズになって来た。ゆっくり起きて美味い茶を一杯呑むまでは意識朦朧である。

 午前中、昨日轆轤挽きしたビアマグ、土瓶、マグカップを仕上げたら昼を過ぎていた。

P1020402w800  工房の机の上は、花、花、花・・・。

 この季節はどこに行っても花があるから、目に付いた花を摘んできては活けている。結果は、この通り、どこもかしこも花盛りだ。

P1020421v800  いつぞや紹介した花器に畑で咲いているチンゲンサイの花を活けた。

 こんなおかしな花器でも、案外似合うもんだね。

 主としては、この花器は早くお嫁入りすると思っていたけれど、いまだ主の手元にある。いいのか悪いのか複雑な心境だ。

P1020409w800  畑の菜の花は蝶やミツバチが戯れて、春を謳歌しているように見える。。

 このチンゲンサイの花も近づけば甘い香りが漂ってくる。

 春爛漫この上なし。

P1020424w800  我が家の周りでは土筆がぐんぐん伸びている。

 嬉しくはないが、そのうちスギナ畑になるだろう。

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2010年4月 3日 (土)

寒い花見

 天気予報では、今日、明日は絶好の花見日和と言うことだったが、瀬戸内のこのあたりは風が強く寒かった。

 夕方近くになって少し風が和らいだのを見計らって、散歩がてら、近くの山にある八幡宮の桜を見に行った。満開の木もあるが、ソメイヨシノは、大体5分咲きというところ。

P1020383w800  山の上が公園になっている。神社から公園に通じる道沿いの桜は満開だった。

 公園の一等地にブルーシートが敷いてあったから、今夜は夜桜見物のグループが来るのだろう。

P1020385w800  頂上から西を望む。

 夕日に川面が輝いている。

P1020394w800  山ツツジ(三つ葉ツツジ)が咲き出していた。

 一枝手折って来て工房に活けた。桜と趣きが違うツツジもいいもんだ。

 これから次々に咲くから、山の散歩が楽しくなる。

P1020379w800  風が止むまで轆轤を廻して高盃形ビアマグを挽いた。

 この形が落柿窯の定番で一番人気。

 いつの間にやら無くなっている。そういえば、今回は余り数を作らなかったな。

 浮気して違う形を作ったけれど、こちらは不人気でほとんど出て行かない。

 やはり浮気は良くないね。

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海棠開花

 今日、明日は花見日和。主は、花見の予定は無いけれど、ふらりと近くの桜を見にいこう。

 そんなことより、今朝、玄関の前にある海棠が開花しているのに気が付いた。日に日に蕾が膨らんで、いつ咲くか、いつ咲くかと待ち望んでいたからちょっと嬉しい。

R0010478w800  開花したのは数輪で、満開にはまだ間があるけれど、海棠は満開よりも咲き初めのほうが好きだ。

 名所の桜も良いけれど、毎年、庭先で咲く海棠とドウダンツツジを楽しみにしている。

R0010480w800  コンパクトデジカメのマクロ機能を使って写したらこんな優しい写真が撮れた。

 カメラはGRⅡ.

 単焦点のレンズはいいね。

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2010年4月 2日 (金)

五色の椿

 椿が大好きな落柿窯の主は、そこかしこに椿を植えている。春先から、次々に咲き続けている椿もそろそろ終盤にさしかかった。

 今見頃なのは五色の椿だ。五色の椿は、一本の木にいろんな色の花をつける。

 以前、主が古寺や仏像を訪ねて足繁く大和方面に通っていた頃、奈良白毫寺の境内で五色の椿に出会ったことがある。

 白毫寺の椿は、見事な大木だったけれど、落柿窯の五色の椿は、人の肩ほどの高さしかない。

P1020377w800 ピンクの斑入りの花の中に真っ赤な花が混じって咲く。

 落柿窯には、何本の椿の木があるか、何種類の椿があるか、主にも定かではないけれど、椿の苗木を見ると、つい手が出てしまう。

 備前の花生けにこれほど似合う花は無いから、これからも、まだまだ増えて行くことだろう。

 

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2010年4月 1日 (木)

新しい水指

 新しい水指を「備前落柿窯作品集」に追加した。

P1020372w800 主は、この作品がお気に入りだが、なぜか評価されない。

 シンプルで使いやすいと思うのだが、面白さに欠けるのかもしれない。

 最近は、新しい造形以外ほとんど評価されないから、デザイン力が乏しい主は辛い状況である。

P1020373w800  もう一方から見ると景色が違う。

 火裏に当たる部分には、抜けがあったり色合いに変化が出るから、表とはまた一味違った景色が楽しめる。

 備前は、場の雰囲気や気分によって表情を変えて使えるところが面白いところだ。

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新年度

 今日から新しいスタート。会社や官庁では、新年度の始まりだ。入学式、入社式も多かったと思う。

 世界的には「エイプリルフール」。何か面白い話題は無いかな?・・と思って見ていたら、飛び込んできたのは「雨の今日、ゴタゴタを水に流すために鳩山内閣を総辞職する」と言うものだった。

 勿論これは嘘だが、今の閉塞感を何とかして欲しいという庶民の本音かもしれない。

 さて、エイプリルフールの遊びはここまでにして、今日は遅れていた土瓶を仕上げた。

P1020370w800  「家族5人分のお茶が注げる大きさが欲しい」というのが依頼者の希望だが、なかなか思う大きさがつかめないでいる。

 この土瓶も、その要望に応えているかどうか分からない。乾いて焼くと、結構、小さくなるからなあ~。

 それにしても、主の仕事は相変わらず遅い。

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