生き急ぐこと無かれ
このところ、時間が経つのが早い。生き急いでいるのだろうか・・・。いつの頃だったか、元の職場の今は亡き上司に、「そんなに生き急がないで・・・」と言われたことがある。あの頃は、窯を持って間も無い頃だったから、陶芸が面白くて、仕事との両立で日夜フル稼働していた。その様子が生き急いでいるように写ったのだろうか・・・。
今は、のんびり生活であるのだが、なぜか背中を押される感じがずっとしている。この歳になっても遣り残したことが多いから心穏やかではないのだと思う。その思いが生き急ぎ感に通じるのかも知れない。いつまで行っても惑うことばかりである。
何だかんだ言っても、主の生活は変えようが無いから、自分で折り合いをつけるしかない。出来る限り心穏やかに生きていたいと思う。
それはさておき、今日の作品は菓子器とパスタ皿を選んだ。
サイズは6寸。
景色は胡麻と緋襷。明るい酸化焼成だ。
茶席で使っていただきたいと思う。
サイズは7寸。上がりが1寸3分あるからスープがあるパスタでも使用可能だ。
落柿窯の近くに美味いパスタ屋さんがあるけれど、こんな形の白い磁器をお使いである。備前も使って欲しいものだ。
この皿は、一応パスタ皿ではあるけれど、勿論、使い方は自由である。
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