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2010年1月31日 (日)

冷たい雨

 今日は、朝から冷たい雨になった。明け方の気温は高めだったけれど、日中はほとんど気温が上がらず、冷たい雨が降ったり止んだりの天気だ。

 明日からの火入れに備えて最後の買い物を済ませた。

 窯の周りも片付いたし、大まかな買い物も終わったし、後は窯焚きを楽しみたいと思う。

 今日は、久しぶりに、窯の横を流れる小さな川に鴨の姿があった。今年の鴨は行動範囲が広いようで、毎日どこに居るか良くわからない鴨の姿を見るとなぜかほっとする。

P1010725w800

 ずいぶん先に、数羽の鴨が見えるから、この鴨は、仲間の後を懸命に追っていたようだ。

 こんな、のどかな風景が結構癒しになるから、田舎暮らしは、ありがたいと思う。

 今夜は寒いから野菜の水炊きにした。白菜、モヤシ、豆腐、それに豚肉のシンプル鍋だ。

 今日は、この水炊きのタレを入れる小鉢をアップしておこう。

 この小鉢は、主が普段使いにしている物だが、お気に入りでよく使っている。

P1010726w800  落柿窯作「備前小鉢」。

 サイズは11センチ×5,5センチ程。

 見込みの赤い抜けが暖かい。

P1010727w800  裏には小さな足がついている。

 この鉢は、胴についた小さな耳が特徴。それも唯一つ。これがなんともかわいいポイントである。

 最近、こんな暖かい焼成が出ないのがちょっと悔しい。

 窯焚き中は、ブログの更新が滞ると思うが、元気で窯焚きを終えたら再び日常に戻ると思う。ご了承願いたい。

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2010年1月30日 (土)

窯焚き直前

 今日も暖かな陽光が嬉しい一日だった。よく晴れた分、朝の冷え込みはきついけれどね。

 さて、週明けからの火入れを前に、主は、窯焚きのシミュレーションを楽しんでいるところだが、実際に焚き始めると、いつも予定通りには行かない事のほうが多い。今回も同じだろう。

 焚き方次第で焼けが決まる。今回の目標は、やはり完全焼成なのだが、棚の場所によってとても濃厚な色合いが出ることがある。

P1010722w800  うまくいけば、こんなに濃厚な色合いが出るから予定外の楽しみも大きい。

P1010723w800  落柿窯作「備前輪花小鉢」。

 サイズは12センチ×5センチ。

 見込みは黄色い胡麻、胴から高台にかけては濃い緋色から濃緑色に変わる。

 この色合いはめったに出ない。今回の窯で何とかこの色合いが出て欲しい思うが、さて、上手くいくかどうかは、「神のみぞ知る」だ。

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2010年1月29日 (金)

月は東に日は西に

 「菜の花や月は東に日は西に」(蕪村)。この句の季節には、ちと早いけれど、夕方、東の空に月が昇ってきた。

P1010716w800  今日の月齢は13。明日が満月になるから、ほぼまん丸な月だ。

 菜の花はまだ咲いていないけれど、陽光は暖かい。

 この間から、田圃にトラクターが入り、春の田起しが始まっている。

 春よ来い、早く来い・・・。

 春が近いとは言っても、ほほを撫でる風はまだ冷たい。しかし、落柿窯の工房は薪ストーブのおかげで春爛漫。

 そんな工房にあった春の大皿を紹介したい。

P1010711w800  落柿窯作「備前大皿」。

 サイズは35,5センチ×7センチ。

 中央の赤い抜けが春の暖かさを感じさせてくれる。周囲は上品な胡麻。

 この皿の良さはギンギンに焼けていないこと。少し温度が低いからこの柔らかさが出た。

 窯焚きで、オーナーの一番大切な仕事は、火を止めるタイミングを見極めることである。

 いよいよ週明けから落柿窯に火が入る。

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2010年1月28日 (木)

梅一輪

 このところの暖かさで、工房の前にある紅梅が咲き始めた。まだ2~3輪が開いているに過ぎないけれど、今朝の暖かい雨にも春の訪れを感じる。

P1010701w800  「梅一輪一輪ほどの暖かさ」(嵐雪)

 今年もまたこの句を使わせていただくことになった。

 暖かさが続くと一気に咲きそろうだろう。梅の香りに包まれる日も近い。

 今日は、朝から医療費控除、保険料控除の申請に近くの税務署に行ってきた。この期を逃すと混み合うし、窯焚きから窯出しへと続いて忙しくなる。今は、まだすいていたのでスムーズに終えることが出来た。

 午後は、予約していた眼科へ。今年も相変わらず病院通いが続く。やはり医療費が嵩むなあ。診察結果は何とかセーフ。とりあえず良かった。これで窯焚きへゴー。

P1010708w800  今回の窯焚きも「完全酸化焼成」の予定である。

 この写真のぐい呑みも完全酸化焼成。

 落柿窯作「備前ぐい呑み」。白い肌についた緋襷が印象的だ。

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2010年1月27日 (水)

畑も冬枯れ

 落柿窯の畑は野菜が乏しくなった。白菜はすでに無い。食べられそうな野菜はダイコンが数本とネギが数株。後はブロッコリーの株が数本のみ。チンゲンサイ、水菜、ホウレンソウは冬枯れだ。

P1010668w800  今シーズンのダイコンはよく出来た。煮るとすぐに柔らかくなった。おかげでダイコンの消費は多かった。みんなに差し上げたら、たいそう喜ばれた。

 冬ダイコンの季節もそろそろ終わりだ。

P1010669w800  草の中で育っているネギの出来も良かった。鍋物に良く使ったから残りは数株のみ。

 昨秋から、畑の野菜が主の食卓の中心になっていた。

 それもそろそろ終わり。畑を耕す時期が来たようだ。

 今日、落柿窯の工房は絵手紙教室に使われた。机に残された花が甘い香りを漂わせている。

P1010695w800  今日は穏やかな春のような陽気だったが、工房も花盛りで、一足早く春が来たようである。

 来週の窯焚きも温かいといいが、予報では寒さが戻るようだ。

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2010年1月26日 (火)

冬の空

 今日も晴れ間が広がった。時折、雲が出るものの、おおむね青い空だった。今週は冬型もそれほど強くないから過ごしやすい。

 今日は、久しぶりに茶を点てた。

P1010690w800  ほぼ一年ぶりに引っ張り出した「古萩 冬空写し」茶碗。

 この茶碗は、今の季節にしか使えないから、久しぶりのお目見えだ。

 茶名は「香雲の昔」。鵬雲斎宗匠御好とある。

 菓子は、今年の干支にちなんで頂いた「虎屋」の羊羹。

 瀬戸内では、この茶碗のように雪模様になることはほとんど無い。今日も暖かな冬日和だった。

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2010年1月25日 (月)

カップの日

 今日は、これで3度目の更新。すべてカップを取り上げた。

 最初は、酒盃、次は湯呑み、そして今回は汲出し。

 ご存知のように汲出しは湯呑みの一種。碗のように飲み口が開いたものを指す。

 お茶が庶民のものでなかった時代、この碗で水甕や水桶から直接汲んで客に出していたことから、この名がついたのであろう。

P1010679w800  落柿窯作「備前汲出し」。

 窖窯特有の焼成の妙が楽しい。

 湯呑みとしては少し大き目だが、両手を添えて使うと丁度良い大きさだ。その上、お茶の色も見えやすく香りも立ち易い。

 汲出しは湯呑みとして使うだけでなく、小碗、小鉢として使っても良いから用途も広い。

 今日は、落柿窯の展示棚に並んでいるカップをあれこれ紹介したが、たまにはこんな日があっても良いだろう。

 これらのカップを含めて、いろんな器が、使ってくれるご主人が現れるのを心待ちにしている。

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福福茶碗

 寒い夜、下戸の主は、熱い番茶を飲んでいる。主が使う番茶用の器は、タップリ入る福福茶碗だ。

P1010682w800  これが落柿窯の福福茶碗たち。

 酸化焼成の明るい湯呑みだ。表情はそれぞれに違っているけれど、どれもが温かく、タップリ入る大きさがある。

 使うに従って肌合いが滑らかになり表情に深みが出てくる。これが備前焼を使う楽しみでもある。

P1010685w800  この中の一つを取り出した。

 落柿窯作「備前福福茶碗」。

 サイズは9センチ×6,5センチ。

 片手には余る大きさだが、両の手にすっぽり入る。

 茶碗を愛でながら茶を味わう楽しみが幸せを運んでくれそうに思う。

 

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寒い日には

 今日は朝から小雨。気温も上がらない。寒い日は、ストーブの守に限るから、今日も薪ストーブから離れることは無い。

 こんな寒い日は、熱燗で一献といきたいけれど、下戸の主は、ストーブの前で熱い紅茶をすすっているだけだ。残念でならない。せめてこんな盃で呑めたらいいのにと思いながら、展示の棚から盃をいくつか取り出してみた。

P1010677w800  落柿窯作の盃たち。濃厚な色合いもいい。薄い色合いもいい。

 日本酒でも焼酎でもOKだ。

 呑めない主が造る盃がどんなものかを実際に試してみられないのを残念に思う。

 

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2010年1月24日 (日)

今日は休養日

 今朝の冷え込みは、この冬一番かと思われるほど厳しかった。めだか鉢の氷も少し厚かったように思う。その分、日が昇ると一気に温かくなった。風も穏やかで、気球が一機、青空の散歩を楽しんでいた。

 今日は朝から完全休養。工房には出たものの、日向ぼっこに費やした。

 午後、親しくしている若い女流作家が来窯した。彼女は、今回の落柿窯の窯焚きスタッフの一人である。今日は、その打ち合わせに来てくれたのだが、主に嬉しい土産を持ってきてくれた。

P1010675w800  嬉しい土産はこれ。

 阪本清香さんのCDである。

 2009,6,6岡山で開いたリサイタルが収録してある。

 一般には販売されていないようだから、まさにプレミアCDである。

 早速、聴いているが、昨秋聴いた阪本清香さんの生歌声が蘇ってきた。 

 ソプラノのどこまでも響く澄んだ歌声に再び魅了されている。益々、ファンになった。

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2010年1月23日 (土)

準備完了

 一昨日も昨日も今日も左官仕事。窯の壁塗りや鏡レンガの目地止め、焚き口のコンクリートの補修と、連日の左官仕事も終わって、窯焚き前の準備はすべて完了した。火入れまでは体調を整える期間と思っている。

P1010664w800  壁塗りの成果をご覧あれ。

 いい仕事をしている・・・といわれるかもね。

 

 

 

 話題は変わって、今日「食卓の備前焼」を主宰する福田路子さんの薪窯が出るとの情報を聞いて見に行った。

P1010670w800  窯から出たばかりの器たち。まだ灰や砂や藁がついている。

 この器たちは結婚式の引き出物になるらしい。

 柔らかな形に穏やかな緋色と美しい緋襷が付いている。

 ペアのフリーカップらしいが、引き出物としてピッタリであると思う。

 若い二人の門出に花を添える引き出物になるだろう。

P1010673w800  同じ窯から、陶芸教室のメンバーの箸置きも出ていた。誰の作か知らないが、素敵に焼けている。特に胡麻の表情が良い。

 福田さんの薪窯の成果には驚くばかりだ。

 

 

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2010年1月22日 (金)

寒さの向こう側

 天気予報の通り、冬型の気圧配置が強まって寒さが戻った。冷たい北西の風も強まってきた。この週末は寒い。早く窯を詰めたのは正解だったようだ。

 昨日から、窯焚きのスタッフ集めにかかりきりだったが、みんなの助けを借りてようやく目途がついた。これで窯に火が入れられる。スタッフ集めに協力してくれたみんなに感謝する。

 窯焚きは2月1日朝から2月6日夕方までの予定。窯焚きスタッフの皆さんよろしく。

 今日は、寒さが増してきたけれど、畑の蝋梅は満開になっている。甘い香しい香りが漂っている。

 春先には香しい花が多い。蝋梅、梅、水仙、沈丁花・・・などすべてが香しい。この香りの繋がりが春に向かう道しるべでもある。

P1010659w800  満開の蝋梅。水仙とともに春を告げる香りだ。

P1010663w800  一輪手折って自作の「叩き四方皿」に置いた。

 太陽を思わせる赤い抜けが、暖かな春の日差しを想わせる。

 家の中に、ほのかな甘い香りが広がった。

 

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2010年1月21日 (木)

すっきり空っぽ

 昨夜来の雨で乾いた空気が潤った。今朝の気温も温かかった。しかし、午後から天気が回復するに従って風が冷たくなった。

 天気予報では、冬型の気圧配置に戻って寒くなるという。やはり冬は寒くないとだめだ。冬が寒ければ寒いほど春の日差しが余計にありがたく思えるのだから・・・。

 それはさておき、今日の主は元気が無い。さすがに5日続いた窯詰めが応えたようだ。寝起きも悪いし体の節々が痛い。こんな時、いやと言うほど歳を感じる。

 それでも、今朝の暖かさを逃したらまた寒さが増すから、今日は窯のレンガがむき出しになってるところに苆を入れた山土を塗った。

P1010654w800 壁塗りをしたら、窯が見違える程綺麗になった。これで窯の準備はすべて終了だ。後は、窯焚きのスタッフが揃い次第窯が焚ける。

 さて、いつから火が入るか、それが問題だな。

P1010655w800  昨日まで雑然としていた工房の棚はすっきり空っぽ。

 工房が広く感じられる。窯を出すと、ここには作品が並ぶことになるだろう。

 

 

 今朝まで降っていた雨でカラカラに乾ききっていた庭が少し潤った。雨に濡れた庭の飛び石だ美しいコントラストを見せている。

P1010650w800  乾いた時は石が何処にあるのか分からないけれど、濡れると石が浮き出してくるから飛び石の連なりが良く分かる。

 今は冬枯れの庭も木々の枝を良く見ると春を待つ新芽が膨らんでいる。

 季節は確実に進んでいるようだ。 

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2010年1月20日 (水)

大寒の日に

 今日は大寒・・・、とはいっても今日の最高気温は10度を越えていたから、気温からいうと桜の咲く頃の陽気だった。

 この温かさの中で、落柿窯の窯詰めも、早、5日目。何とか大詰めを迎えた。

 今日も陶芸教室のみんなの手助けがあったから、思いの外仕事がはかどり、落柿窯の鏡を閉めるところまで行くことが出来た。お世話になった教室のみんなに感謝したい。

P1010648v800  後は窯焚きのスタッフを集める仕事が残っている。

 落柿窯は、6日間焚く窯だから主一人では到底不可能だ。その為、3交替の窯焚きになる。

 スタッフが集まり次第、窯に火を入れたいと思っているが、スタッフ探しが結構大変なのだ。

 

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2010年1月19日 (火)

温かい日

 今日も寒の最中とは思えないほど暖かな日和になった。「陽気」という言葉が似合うほど春めいている。天気予報では明日はもっと温かくなると言うから気持ちが悪い。寒中は寒くなければならぬと思うのだが、この温かさは主には嬉しいことだ。今日は梅の便りを聞いた。早いなあ。

 窯詰めが続いている。窯を詰め始めて早くも4日目。後、一列を残すだけになった。

 今日は、陶芸教室の人たちが手伝ってくれたから少しは楽をさせてもらったが、4日目ともなると体の節々が痛い。狭い窯の中の作業だし、狭い入り口からの出入りも結構きつい。頭を打つやら背中を打つやらで大変だ。

P1010646w800  窯詰めは体力も頭も使うから、主にとっては嫌な作業だ。しかし、窯詰めは重要な作業であることは言うまでも無い。陶芸をやる以上、いくら嫌いでも避けては通れない仕事である。

 後、一列にまでこぎつけたから、そろそろ窯焚きの段取りをせねばならぬ。

 さて、いつから窯に火を入れようか・・・。その前にスタッフを集めることが先決だが、主にはこれが最も大変な仕事である。。

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2010年1月18日 (月)

牛歩の窯詰め

 今日は、天気予報の通り、春を思わせる暖かな陽気になった。明日から明後日にかけては4月上旬の気温になるというから体調管理が必要だ。

 今日も窯詰めが続いているけれど、やはり昨日の予感が的中して、隙間に詰める素地が足りない。急遽、窯詰めを中断して轆轤の前に座った。

 そういえば、主の友人の若い作家のブログに同じような状況が書かれていた。何処も同じと言うことだろう。詰めているといろいろ考えるから、どうしてもこうなるのは仕方の無いことだ。

P1010644w800  今日は奥から3列目の途中まで詰めて中断した。

 この分だと本当に一週間仕事になるな。

 明日からも泥縄式窯詰めになりそうだ。

 窯詰めは、狭い窯の中でずっと同じ姿勢で居るから時々腰を伸ばすことが必要だ。

 主は、このところの寒さで散歩をやめてバイクをこいでいる。

P1010634w800  このバイクは、最近近所の方にいただいたものだ。

 ここ3日ほどは、窯詰めの無理な姿勢を矯正するのに役立ってりる。今日も20分ほどこいだ。散歩より効果が大きいように思う。

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2010年1月17日 (日)

試行錯誤

 窯詰めが続いている。今朝は放射冷却の影響で強い冷え込みになったけれど、日中の気温は10度くらいまで上がっていた。

 この気温だと窯詰めもやり易い。しかし、天候に恵まれても、窯詰めの試行錯誤の作業は相変わらずだ。

 今日は、奥から2列目をを詰めたところでやばいことに気がついた。どうも素地が足りそうに無い。

P1010641w800  またしても、主の無計画ぶりが露呈した格好だ。

 このまま詰めて足りなければ造ればいいや・・・、といつもののんきな主が顔を出したのはいうまでも無い。それにしても、主は、何処まで行っても脳天気だね。

 今朝、ブログを立ち上げたら、偶然、アクセス数「166666」を表示していた。

P1010640w800  ブログを始めて3年半。良くぞこんな数字になったものだと思う。

 この拙いブログをご覧いただいている皆さんに感謝したい。

 これからも、主が元気な内は続けるつもりだからよろしくお願いする次第だ。

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2010年1月16日 (土)

窯を詰める

 朝の冷え込みはあるけれど寒波が去って温かくなった。この良い気候を逃すとまた寒くなりそうだから、思い切って今日から窯詰めを始めた。

 今回の窯詰めは、いつもと違ってシミュレーションが完全に出来上がっていない状態で始めたから、作業しながら試行錯誤の繰り返しになっている。その上、一人で詰めているので窯の出入りが結構きつい。

 今日は、一日かけて、何とか一番奥の列を詰め終えた。棚板は重いし、窯の中は狭いし、座ったままの状態だから、明日は筋肉痛になるかも知れない。

 来週にかけて温かい日が続く予報が出ている。出来れば、この間に窯詰めを終えたいと思う。

P1010638w800  窖窯はトンネル状だから奥の列から手前に詰めてくることになる。

 今日詰めた一番奥の列。

 備前焼は窯詰め一つで焼けが決まる。そのため気を使う作業が続く。

 窯焚きの予定は決めていない。無理をせずゆっくりやろうと思っている。

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2010年1月15日 (金)

魅惑のボトル

 今日は「小正月」。冬型の気圧配置が弱まって、強い寒波も去ったようだ。おかげで比較的過ごし易かった。夕方から部分日食が見られるという情報をすっかり忘れて、気がついたときにはすでに夕日が沈んだ後。せっかく晴れていたのに惜しいことをした。

 今回の寒気の後、しばらくは春めいた天候になるというから、窯詰め日和になるのを期待しよう。

 さて、数年前、備前では焼酎サーバーが大流行したが、今は、それに代わって焼酎ボトルが流行している。

 ボトルは、冷蔵庫のドアポケットにすっぽり入る大きさの物が主流だ。

 焼酎ボトルといっても焼酎を入れるだけに使うのではない。水道水を入れて冷蔵庫に入れておくと水が美味くなるし、勿論、お茶も美味くなる。

 とても使いやすいから人気になったものと思う。

 主も、このブームに乗っかって作っては見たものの、全然お嫁に行かない。

P1010637w800_2  落柿窯作「備前焼酎ボトル」。

 サイズは23センチ×8センチ。

 それほど大きくない。正確に測ってはいないが、1リットルほどの容量があると思う。

 冷蔵庫のボアポケットにすっぽり入る大きさだ。

 焼成は、口から肩にかけて窖窯特有の豪快な胡麻がかかっている。胴は四角。それに濃い緋色と緋襷がついた。蓋は細い落し蓋だ。

 備前では、若い作家を中心に新しい作品が次々に生まれている。主の老化した頭ではとてもついてはいけない。これも悲しい現実だ。

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2010年1月14日 (木)

凍る朝ー寒気の底

 今朝の冷え込みはきつかった。今回の大寒波のピークが今朝だったようだ。

P1010619w800  凍った朝。日の出前の風景。一面の霜原だが、明るく輝く山際が厳しい冷え込みを少しは和ませてくれる。

 太陽のありがたさを再認識した朝だ。

 

 今日は近くの寺で「とんど焼」があるのだが、あいにく、主は歯科医院の予約があって参加できないので、外出前に落柿窯だけの「とんど焼」をすることにして畑の真ん中でお飾りをはやした。これで正月気分は幕である。

 それはさておき。そろそろ窯詰めに入ろうと思う。

 窯の周りを片付けていたら、傷ついた陶板が出てきた。もったいない程の焼けだから綺麗に洗って工房で使うことにした。

P1010626w800  酸化焼成の綺麗な胡麻と丸い抜けに緋襷。傷が無ければ外に出せるけれど残念だ。

 しかし、窯の中での出来事だからどうしようも無い。窯詰めにもっと注意を払えば少しは傷も減るはずだ。

 そういう意味でも窖窯の窯詰めは気を使うことが多い。

P1010630w800  せっかくだから、工房でおやつを盛って使おう。

 何でも盛れる陶板だか大皿として使うと良い大きさだ。

 それにしても、落柿窯の工房には傷ついた皿や壷や花生けがごろごろしている。

 残念だが、これも陶芸の厳しさだ。

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2010年1月13日 (水)

大寒波

 寒い一日。年末年始に続いて大寒波が来た。

P1010613w800  朝日も寒波の向こうにあるようにぼんやりしている。

 こんな日は、いつもストーブの守に徹するんだが、今日は、姉たちの初陶芸教室だからお付き合いした。

 今日は、教室のみんなで工房と展示室の掃除から始まった。

 ついでに土錬機の口金も磨いた。

P1010617w800  ほぼ半年振りの口金磨きだ。このところ、土錬機から出てくる土がささくれ立っていたから機会があったら磨きたいと思っていたので丁度良かった。

 おかげで、こんなに綺麗な土が出てくるようになった。みんなに感謝だ。

P1010618w800  主には勿体ないほど強力な土錬機。林田鉄鋼製で、800k/hだから非力な主でも土が造れる。

 土錬機にも感謝しなくては・・・。

 陽が落ちて益々寒さが強まった。指先のヒビ割れがひどい。この痛みもまた試練であろう。

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2010年1月12日 (火)

光・開通日

 2010年1月12日は、落柿窯に光回線が開通した記念日になった。

 工事に3時間。PC設定に2時間。合計5時間に及ぶ少々手ごわい光の開通である。特に、我が家の場合は、光の本線から100メートル近く離れている上、屋内配線も複雑だから時間がかかった。おまけにPC設定にも主がわがままを通したから時間がかかり、担当の人には気の毒なことになった

 おかげで、無事、光が開通した。これからは安定してインターネットが使える。

P1010611w800  PC本体、モデム、ルーター、ハードディスクが一列に並んだ。

 電話も光電話に変わった。IP電話も使える。(番号は今まで通り)

 主にはもったいないほどだ。

 朝、工事が入る前の待ち時間を利用して掛け花入れを手造りした。

P1010605w800  今まで何度か作ろうと思いながらも造っていなかった掛け花入れだ。

 モデルは、昔、手に入れた京焼の掛け花入れ。それに主の想いを入れたらこんなデザインになった。

 

 明日からまた冬型が強まる予報だ。

 手の指に出来たアカギレが痛い。

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2010年1月11日 (月)

お日待

 毎年、成人の日に、この村の春のお日待の行事が行われることになっている。今年も、今日がお日待だった。

 春のお日待は、村の真ん中にある公会堂で神主さんを招いて行われる。世話係は、数日前から、打ち合わせやら買い物やら当日の準備やらで結構手がかかる。

 神主さんの「内から出る災い無く、外から入る魔が事無く・・・」と唱える御祓いを聞きながら、主も今年の健康と平穏を祈った。主にとっては、これが初詣代わりである。

 さて、これで午前中が終わった。午後、所用で外出したから、結局今日は仕事せず。窯のことが気になっているけれど、何もしないのはいつものことだ。のんびりやろう。

 明日は、光回線の工事が入るから、また何も出来ないだろう。

 夕方、ちょっと探し物をしていたら、ずいぶん前に造った擂鉢が出てきた。裏の陶印からすると20年近く前の作だ。

P1010600w800  落柿窯作「備前擂鉢」。

 サイズは25センチ×7センチ。

 焼成は明るく、穏やかな緋色と縁にかかった胡麻が特徴だ。

P1010602w800  見込みを見ると、穏やかな色の変化が良くわかる。

 ギンギンに焼けているのもいいけれど、こんな甘めの焼色も捨てがたい。

P1010603w800  裏の緋色も穏やかだ。

 この擂鉢は花器か食器で使うと良いように思う。

 夕方、福田路子さんの工房に寄って見たら、工房脇の紅梅の蕾が膨らみかけていた。

P1010595w800  この冬は暖冬の予測だったが、年末・年始の寒波は応えた。

 しかし、全体としては温かいのだろう。まだ寒の最中と言うのに、梅の蕾がこんなに膨らんでいるのだから、やはり暖冬なのかなあ・・・。

 一方、我が家の蝋梅も咲き始めた。

Img_0635w800  陽だまりの蝋梅。この木では、これから次々に咲くけれど、もう一本の蝋梅はまだ蕾が固い。

 ちょっとした環境の違いでこんなにも違うのかと驚いてしまう。

 育つ環境の大切さは、植物も人間も同じだ。

 この写真は5DⅡと90ミリマクロ。絞りは4,0だ。

 

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2010年1月10日 (日)

もう一年か・・・

 夜、京都から電話を頂いた。友が亡くなってもう一年になるのか・・・。

 思い出すと悲しくなるから特にコメントはしない。ただ、主の手元に残された沖縄の金城次郎さんの水滴を見ながら友を偲んででいる。

P1010594w800  この水滴は、在りし日の友が、焼き物好きの主のために買ってきてくれた沖縄土産だ。

 人間国宝の金城次郎さんは魚の絵が得意だった。「次郎さんの魚は笑っている」といわれるが、苦しみを乗り越えた後の優しさにあふれている。

 友も沖縄の海で安らかに微笑んでいることだろう。

 心からご冥福を祈りたい。  合掌。

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6寸多用鉢

 主は、年の初めから掃除づいている。元旦からゴミ袋(大)3個分の片付けをしたのが効いたのか、昨日の庭掃除に続いて、今日は台所の掃除をした。本来は年末に片付けてしまうのが当たり前なんだが、怠惰な主は尻に火がつかないと動かない。

 今日は、見かねて、姉が手伝いに来てくれた。・・と言うのも、明後日、光ケーブルの工事が予定さているから、その屋内配線が出来るようにする必要があったというわけだ。おかげで何とか配線が出来る状態になったから一安心だ。

 さて、今日も比較的温かい晴天になったけれど、午後から曇って来るに従って肌寒さが感じられたから、今日もストーブを焚いた。

 こんなに温かい日はストーブは不要だが、毎日、工房の薪ストーブに火を入れる習慣はやめられない。

 ストーブで温かい工房に今日は「あたご柿」が届いた。昨日のヤーリー梨、レモン、みかんに続いて、今日は、あたご柿。

 このところ果物付いている。すべて頂き物だ。頂いたみなさんに感謝、感謝。当分果物には不自由はない。

 今日のあたご柿を入れる器を探したら、6寸の多用鉢があった。

P1010589w800  落柿窯作「備前6寸鉢」。

 サイズは6寸×2寸。

 景色は胡麻と緋襷。窖窯特有の酸化焼成である。

P1010590w800  高台部分から見ると酸化焼成が良くわかる。

 手前が火前に当たるから色濃く焼けている。

 高台部は影だから白く抜けて緋襷が付いた。

P1010592w800  頂いたあたご柿を置くとこんな雰囲気になる。

 この鉢は、菓子器にも煮物入れにも麺鉢にも使えるから一つあると活躍するだろう。。

 

 

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2010年1月 9日 (土)

ヤーリー梨

 今日、ヤーリー梨をいただいた。ヤーリー梨はとても珍しい梨だ。日本では唯一岡山市雄神地区で生産されるだけと言うから貴重な梨である。

 ヤーリーも、先日紹介したあたご梨と同様、追熟することで美味くなる。その上、ヤーリーは香り梨といわれるほど熟したときの香りが強い。酸味を感じるとても良い香りが特徴だ。

 今日いただいたヤーリーは、追熟も完璧なようで、良い香りが工房一杯に漂っている。

P1010587w800  ヤーリー梨を自作の皿に置いた。

 洋ナシのような独特の形をしている。別名、鴨梨とも言うらしい。

 先日のあたご梨と今日のヤーリー梨、それにフジリンゴ、キウイ、みかんといただいた果物に囲まれた。

 幸せな気分だ。

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シルバーさんの力

 今日は、明け方は強い冷え込みだったけれど、その分、日中は暖かくて過ごし易い日和になった。寒の最中でもこんな日和が時々あるけれど、それもつかの間、また冬型に戻るだろう。

 この良い日和の中、年末にお願いしたシルバーさんが草取りと掃除に来てくれた。この時期は草よりも落葉と落花で庭が埋もれている。ほとんど軽トラック一杯の燃えるゴミが出た。

P1010578w800  おかげで、ご覧のように庭が生き返った。母屋と窯の周りも見違えるように綺麗になった。

 主一人の力では到底無理だ。いつもながらシルバーさんの力に感謝である。

 しかし、草の生命力はすさまじいから、この綺麗な状態も長くは持つまい。

 午前中、掃除に費やしたから、今日の仕事は午後からにした。それでもこのところの寒さで主の手はアカギレだらけ。轆轤を廻すとまともに痛い。そんなわけで、今日は、細いカップを数本挽いただけだ。

P1010588w800  今、主の両手は絆創膏だらけ。これでは満足に轆轤が挽けない。

 轆轤挽きするときは絆創膏をはずすけれど、指先に集中できないからちょっとまずい。

 これではどうしようもない 。まあ、のんびりやるしかないな。

 そんなわけで、轆轤もそこそこに展示室を見ていたら、埃を被った水指があった。

P1010584w800  落柿窯作「備前竹節水指」。

 緋襷の水指だ。蓋は塗り蓋を合わせている。

 この水指は炉用に使うよりも風炉用の運びに使ったほうが良さそうだ。

 以前、「備前落柿窯作品集」に登載したはずだからご覧いただきたいと思う。

 そんなこんなで、今日はもう1月9日。宵恵比寿である。今日から3日間は恵比寿神社が賑わうが、「えべっさん」今年こそ景気回復たのんまっせ・・・と言いたいところだ。

 

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2010年1月 8日 (金)

変わらぬ日々

 今日は冬型の気圧配置が緩んで穏やかな日和になった。風がないと、こんなにも体感温度が違うのかと思うほど温かさを感じる。

 こんな日は、一気呵成に仕事をすれば良いのだが、何せ、怠惰な主の身体は、そうそう上手くは動いてくれない。午前中、カメラ屋さんに行って帰ったらもう昼。あわてて、昨日、轆轤挽きしたぐい呑みを削った。このところの乾燥と暖房で思いのほか良く乾くから油断できない。

P1010569w800  ぎりぎりセーフで削ったぐい呑みたち。

 相変わらず主の酒器は下手だね。

 今日カメラ屋さんに行ったのは、デジタル一眼のバージョンアップをお願いするためだった。本来なら、自分のパソコンからダウンロードすればよいのだが、なにせ、主は、パソコンが苦手。いつもお店に迷惑をかけている。

 新しい年になっても主の動きは鈍くて、予定している窯詰めが全然進まない。この分だと、いつ窯が焚けるか全く予想できない。まあ、そのうち何とかなりだろう、とのんきないつもの主がここにいる。

 さて、今日の作品は急須。

P1010572w800  落柿窯作「備前急須」。

 少し小さめの急須だから二人用だろう。備前好きのカップルに丁度良いと思う。

 上から降った胡麻が豪快な景色を見せている。

P1010574w800  窖窯特有の力強い胡麻。造りも繊細なところがないから上品に使いたい人には向かないだろう。

 備前の急須で茶を入れると特に美味いから、もっと使って欲しい道具の一つだ。

 

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2010年1月 7日 (木)

七草

 今日は七草。「せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ」の七種類の青菜を刻み込んだ粥を食する風習だ。一説には、正月のご馳走で負担をかけた胃を休めるためとされている。

 主は、正月にご馳走を食べたわけではない。いつも畑の野菜ばかり食っているから胃に負担をかけることはないけれど、これも日本の文化だから、今日は朝から粥で過ごした。

P1010568w800  七草ではないけれど、青菜を刻み込んだ粥と梅干。

 まことに質素な食事だが、主は粥が好きだから特に不満はない。

 普段でも良く粥を作っているので手馴れたもの。あっという間に青菜粥が出来た。

 粥を食うには、それなりの器がいる。少し大き目な飯茶碗が必要だ。

 そこで、今日は、七草粥を食うための器をアップする。

P1010564w800  落柿窯作「備前飯茶碗」たち。

 少し大きめの飯茶碗である。

 酸化焼成の明るい焼け。緋襷が赤い。緋色も見える。

 少し大きめだから炊き込みご飯用にも茶漬け用にも丁度良い。

P1010562w800  少し大きくしてみた。

 茶碗は、毎日ごしごし洗っていると見違えるように綺麗に変わってくる。

 飯茶碗は、備前の使う楽しみを教えてくれるナンバーワンの器であるといえる。

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2010年1月 6日 (水)

もう一枚のCD

 今日、購入したCDは、実は2枚ある。1枚は、長谷川陽子さんのチェロ。もう1枚は、及川浩治さんのピアノ。

 主が及川さんのピアノと出会ったのは、映画音楽を集めた「海の上のピアニスト」と題されたCDだった。その演奏は、映画のワンシーンが蘇るような名演奏だった。その後、ベートーベンのピアノソナタを集めた「情熱のベートーベン」と題されたCDを聞いて、その、ほとばしる情熱とテクニックに衝撃を受けたのがファンになるきっかけだった。

 今日、やはり新譜の棚に長谷川陽子さんのCDと並んでいて思わず買ってしまった次第である。

P1010560w800  このCDにはラフマニノフ・ピアノ協奏曲第3番とピアノソナタ第2番が入っている。

 ピアノ協奏曲は広上淳一指揮、新日本フィルハーモニー交響楽団の演奏。どちらも、ライブ録音だから、それぞれの曲の最後に拍手が入っており、より一層臨場感が増している。

 期待通りの名演奏だ。

 主の目が不自由になり、好きな本が読み辛くなってから、音楽が友となった。だから、落柿窯では母屋の座敷にも、主の寝室にも、工房の轆轤の前にも、展示室にもコンポが置いてあり、いつでもどこでも音楽が聞こえるようにしてある。今や、音のない生活は考えられない。

 本を買わない分CDを買うけれど、「衣・食・住」質素に暮らしているから何とか生活は出来るだろう。

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チェロの響き

 今日、病院の待ち時間を利用して、いつも行くCDショップをのぞいたら、新譜案内の棚に長谷川陽子さんの最近出たCDがあった。

 長谷川陽子さんは日本を代表するチェリストである。主が彼女のファンになったのは、デビューアルバムを聞いて以来だから、もうずいぶん古い話だ。

 彼女のデビューは、確か10代だったと思う。「珠玉のチェロ名曲集」と名付けられたCDは大人気になった。その音は純粋で美しく魅力にあふれていた。以来、主はファンになり「バッハ無伴奏組曲(全曲)」を含めて何枚かのCDを持っている。

 そんなわけだから、またまた衝動買いしてしまった。

P1010559w800  今回のCDには、通の協奏曲といわれる「バーバーのチェロ協奏曲」と「エルガーのチェロ協奏曲」が入っている。

 演奏は、下野竜也さん指揮のチェコ・ナショナル交響楽団。

 

P1010557w800  主にとってはどちらも初めての曲だからゆっくり楽しもうと思う。

 それにしてもチェロの音は豊かだ。すべてを包み込んでくれる包容力がある。

 

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初通院

 今年も病院通いが始まった。今日は、2010年の初通院だった。

 川沿いの病院の周りは冬枯れの景色が広がっていた。

P1010553w800  病院の横にある公園の欅はすべて葉を落とし、青空に向かって広がっている。

 葉をつけているのは楠木。春には新しい葉と入れ変わる。

 ぽつんとブロンズが一体、寒そうにたっていた。

P1010555w800 川の向こうは天下の名園。

 この森も冬枯れの景色だ。川は強い北風にさざ波が立っている。空を映す水は濃紺。

P1010556w800  烏のように黒い城の木々も冬枯れだ。

 美しい澄んだ景色は癒しである。

 今年もこの病院のお世話になりながらもうしばらく元気でいたい。

 いつもお世話になるスタッフの皆さんに感謝である。

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2010年1月 5日 (火)

寒の入りー小寒

 今日、1月5日は小寒。今日から寒に入ったことになる。それに合わせたかのように強い冬型になった。朝から北西の風が強く、とても寒い日だ。

 これから立春までが寒さのピーク。じっと耐えて、春を待ちたい。

 いくら寒くても、そろそろ仕事始めにしなければならない。いつまでも「松の内」気分と言うわけにはいかないから、今日から轆轤の前に座った。しかし、半分以上はストーブの守であることに変わりはないが・・・。

P1010549w800  仕事初めに挽いた鉢。

 轆轤よりも窯詰めにかかる必要があるのだが、こう寒くては元気が出ない。

 今年も怠惰な主は健在だ。

P1010552w800  それにしても、落柿窯の展示室には作品があふれている。

 今年は、少しくらいお嫁に行って欲しいと思う。

 そんな作品の中から、今日は、細いカップを紹介しよう。

 落柿窯作「備前細カップ」。湯飲みにもビアカップにも使えるちょっと上品なカップだ。

 酸化焼成による緋色と緋襷がこのカップの景色になっている。

 この器の難点は、余りに細いから、底のほうが洗い難いということ。しかしながら、底のほうはすすぎ洗いで十分だから、ほとんど問題はないと思う。

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2010年1月 4日 (月)

あたご梨

 あたご梨をいただいた。あたご梨は岡山の特産品だ。日本一大きな梨でもある。その大きさは子供の頭ほどと思えばよかろう。

 落柿窯の叩き四方皿にフジリンゴと一緒に置いてみたのでご覧あれ。

P1010543w800  叩き皿のサイズは39センチ×22センチ。横に置いているフジリンゴは大玉だから、あたご梨の大きさが良く分かる。

 この梨の特徴は果肉が柔らかく糖度が高いことだ。ただし、この梨は収穫してからひと月以上寝かせて完熟させる必要がある。

P1010544w800  この大きさはどうだ。

 大玉のフジリンゴが小さく見える。

 今が丁度食べごろのはず。特に西大寺大多羅地区のあたご梨はブランドだから味も期待できる。感謝、感謝。

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2010年1月 3日 (日)

備前の菓子器

 菓子器は、普通、塗り物や絵付けされた陶器、磁器が多い。茶席で良く見かける菓子器も大体はこれに分類される。

 しかし、備前の菓子器も捨てがたい魅力がある。豪快で素朴な土の匂いのする備前の菓子器を使うとその魅力が良く分かる。

 今日は、そんな備前の菓子器を紹介したい。

P1010537w800  落柿窯作「備前菓子鉢」。

 サイズは23センチ×7センチほど。

 力強い胡麻と赤い緋襷がこの鉢の魅力だ。

 これだけ力強いと上品な菓子には使えないと思う無かれ。実際使うとより一層菓子の上品さが増すはずだ。

 この鉢は、煮物などを盛る器として使っても良いから万能である。

 茶はもともと豪快なもの。こんな菓子器で冒険するのも良いと思う。

 ちなみに、この器は以前から「備前落柿窯作品集」に「備前丸鉢」として登載しているからご覧いただきたい。

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残された湯呑みー作者探し

 今日は、正月も3日目。明日は早くも仕事始めの会社も多い。・・・と言うのは昔の話。今では元旦から開いているスーパーやデパートも多いから、一年のメリハリが無くなった。良いことなのかどうかは分からないが、これも社会の変化なのだろう。

 それはともかくとして、年末に焼いたお客さんの作品が一つ残された。どなたの作品か分からない。記録していなかった主の責任なのだが、作者は焼けるのを心待ちにしているはずだから、何とか探したいと思い、このブログで紹介することにした。

 心当たりの人はご一報をお願いする。

P1010528w800  作者不詳の湯呑み。

 胴に入った波のようなへラ目が作者の窯印と思われるのだが、主には読み取ることが出来ない。

P1010531w800  違った方向から見るとこんなヘラ目だ。

 焼けも形も結構良いから、十分使えると思うだけに早く作者が見つかって欲しい。

P1010534w800  もう少し違った方向から見るとこんな形のヘラ目だ。

 ご本人か、このブログの読者で心当たりの方があれば教えていただきたいと思う。

 またまた主の怠慢が露呈してしまった。おおいに反省しているところだ。

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2010年1月 2日 (土)

三人娘

 今日は、冬型の気圧配置も弱まって寒さが緩んでくれた。最高気温も9度ほどあったから、ずいぶん過ごしやすい。

 ほぼ半年振りに、三人娘が年始の挨拶に来てくれた。長女が転勤してからは、なかなか来る機会が無かったようだ。午後、四方山話に花が咲いて楽しい時間が持てて嬉しい。

 今日の来窯は、長女と三女が昨春作った作品を受け取る目的もあった。

P1010519w800  先日紹介した「河童」もこの中にある。

 みなそれぞれに面白い作品ばかりだから使うと楽しいと思う。

 夕方、新年会があるというので再来窯を約束して帰っていった。

 若い娘さんはいいね。

 今日の主の作品は輪花鉢。

P1010522w800  落柿窯作「備前輪花鉢」。

 サイズは28センチ×10センチ。

 この大きさの鉢があると多用途に使えるから便利が良い。

 

 大きすぎると食器棚に入らないので収納に苦労するけれど、この大きさなら大丈夫だ。

P1010524w800 高台部分。

 派手さのない落ち着いた鉢ではあるが、使い込むと表情がよくなってくるから料理の友にして欲しいと思う。

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2010年1月 1日 (金)

元旦の茶ー大福茶

 晴天の元旦。すばらしい初日の出に出会ったけれど、冷たい北風に尻込みして、今日は一日家の中で過ごした。

 昔から、元旦は、家でお祝いするのが習わしだから、初詣を除いて出歩く人もまばらだ。

 主は、元旦にもかかわらず部屋の掃除に終始した。もうすぐ光回線の工事が入ることになっているので、配線が出来るように片付けたわけだ。

 「何も元旦からしなくても」、と言われるかもしれないが、今日は、何も予定がないから十分時間が取れた。おかげで、何とか片付けられたから工事に間に合った。一安心だ。

 さて、片付けの後、一息入れるため茶を点てた。初春の茶である。

P1010515w800  初春の茶は、いつもこの茶碗を使うことにしている。

 松に雪、紅梅の蕾、根元に水仙。初春らしい絵柄の京焼の茶碗だ。

 美味い茶は疲れを癒すに最高の飲み物だと思う。

 菓子は、鶴、亀、松葉とおめでたい干菓子。

 昔から、元旦には「大福茶」を呑むのが慣わしだ。平安の頃、都に疫病が流行した時、梅に茶を注いで呑んだところ疫病が治まったとされることが始まりと聞く。

P1010517w800  自作のたっふり入る湯呑みに梅を入れ、ちょっと上等な煎茶を注ぐと自分好みの大福茶になる。

 茶はもともと薬として伝えられたもの。殺菌作用が強く、新型インフルエンザの予防にも効果があると思われる。お茶好きの主は、このところ風邪を引かないからそう信じている。

 初日の出も拝めたし、懸案の掃除も出来た。大福茶も飲んだ。今年は良い年になって欲しい。

 

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初日の出

P1010510w800  2010年の初日の出。

 美しい日の出だ。一年の平穏を祈願した。

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謹賀新年ー新しい年のご挨拶

 2010年は雪(?)で明けたようだ。「ゆく年、くる年」を見ていて、何気なく外を見ると少し白くなっているように見える。寒いはずだ。

 いつもながら、主は、多くの人に助けられているが、今年も変わらずよろしくお願いしたい。

 今年は、寅年。虎は孤高である。主も虎に習って孤高に生きて行きたいけれど、怠惰で軟弱な主とて到底無理であろう。やはり、みんなに助けられて行くしか道はない。

 今年は、春の窯焚きが待っている。これもみんなの助けをお願いすることになる。なにとぞよろしく。

Img_0625w800  今年もこの煙突を眺める日々になる。

 2010年が、この澄んだ青空のように、穏やかで明るい年であって欲しいと願うばかりだ。

 皆さんが幸せであることを祈りたい。

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