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2009年7月 2日 (木)

半夏生

 今日は「半夏生」。農業には重要な節目の日だ。この日までに田植えが終わり、苗が根を張る頃とされる。そろそろ梅雨明けも近くて集中豪雨があるのもこの頃だから、この日までには植えた早苗がしっかり根付いて流されることが無い様にということらしい。ある地方の農家では、この頃、田植え休みを取っていたという。関西では、苗が地面にしっかり根を張るようにとの願いをこめて蛸を食べる風習があるようだ。

 それにしても、本格的な夏に入る前の微妙な時期を「半夏生」と言う言葉を当てて意味を持たしてきた日本人の知恵には感動である。農耕民族である日本人ならではの知恵であろう。

 主は、「半夏生」という言葉が好きで、毎年、この日には話題にしてきたが、今年は、まさに梅雨の末期の集中豪雨が九州北部を襲った。先人の知恵は恐るべしだ。

 さて、今日は梅雨前線が南に下がったことから昨日までの雨もあがった。しかし、まだまだ梅雨は続くから集中豪雨には注意が必要である。

P1000033w800  落柿窯の周辺の田圃。早苗がしっかり根を張ったようだ。ずいぶん勢が出てきた。

P1000031w800  工房の横にあっる木苺の枝に絡まっている蔓状の草にこんな花が咲いている。柔らかい感じだがちょっと不気味でもある。

 

 

 

 今日は、先日の傘立てと一昨日の擂鉢の仕上げをした。擂鉢を作り出すと止まらなくなるようで、今日も新たに擂鉢を挽いた。

 しばらくぶりの擂鉢は、なぜか以前作ったものより進化したように思う。

P1000038w800  今日挽いた擂鉢も一昨日のものと同じでよい形だと思う。

 擂鉢は、単純、素朴、豪快の備前焼の代表だから、それだけに難しい。

 

 

 さて、今日の作品紹介は久々に菓子鉢にした。

P1000039w800  落柿窯作「備前輪花菓子鉢」。

 サイズは6寸ほど。焼成は全面胡麻に2つのボタ抜け。それに緋襷が付いている。

P1000040w800  高台部分。重ね焼きしたから緋襷が鮮明だ。

 周囲は窖窯特有の緋色である。

 この菓子鉢も新たに「備前落柿窯作品集」に加えた。

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コメント

ご無沙汰しています。

木イチゴに絡まっている蔓草はカラスウリの花と思われます。
秋には赤い実になると思いますので楽しみにしてください。

投稿: 池○ | 2009年7月 2日 (木) 22時58分

池○さん、こんばんは。あの蔓草がカラスウリですか。秋が楽しみです。

投稿: isa | 2009年7月 2日 (木) 23時20分

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