山花開似錦 潤水湛如藍(碧巌録)
訳のわからないタイトルだけれど、世のすべてのものは動いており、この「移行」こそが「真実」である・・・ということのようだ。
陶器は壊れるからこそ美しく、壊れるからこそ大切に扱う。そこに美が形成される。
禅語を読んでいると、主でもなんとなく理解できることもあるから、真理は一つなのだろう。
「柳緑花紅」というのもあった。時はまさに春爛漫。柳は緑の葉を出し、山にはくれないのつつじが咲く・・・、こんな当たり前のことこそが真理なのだ。道元は「眼横鼻直」という。これも当たり前のこと。しかしこの当たり前のことを知るのに天才道元でさえ10年の歳月を費やしたという。真理は身近にあるけれど、それに気づかないことのほうが多い。
現代のような虚飾に満ちた社会の中では、特に、雑念を捨て、真実を見る目を養うことが重要である。
陶器は壊れるからこそ美しい・・・。だから大事に使う。使えば使うほど歴史が生まれ美が深くなる。
古陶の名品は、こうして残ってきたものばかりである。




















































































































最近のコメント