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2008年11月30日 (日)

窯焚きの後

 窯焚きが終わると、いつも安堵感と共に祭りの後の寂しさを感じることが多い。特に、今回のように大勢の助っ人が集まってくれた後は尚更その感が強くなる。

 落柿窯の主にとって、窯焚きは非日常の出来事だから、窯焚きが終わって日常に戻ると、いつも「あれは何だったんだろう」と夢の中の出来事のようにも思う。

 今朝、窯場に入ると、窯に残る余熱と共に昨日の余韻が伝わって来る。

 窯はゆっくりと冷めており、火を止めてほぼ丸一日経っても、まだ温度計は500度近くを指している。窯が冷えるスピードがことのほか遅く感じられるのは作家の常だから主に限ったことではない。

 昔、親しい備前焼作家の工房に「霜原に 足跡残す 冷まし窯」(うろ覚えだから定かではないが)と言う句の色紙がかけられていた。窯焚きの終了後は窯の周囲は燃えやすい物を掃除して掃き清めてあるから、窯が気になって窯に近づく作家の足跡がどんどん増えていくと言うことだろう。落柿窯もまたしかりである。

4565w800  窯出しまでには、5メートルほどの小さな窖窯の周りに無数の足跡が残ることに成るだろう。

 主は期待と不安が入り交じった複雑な気持ちをやや持て余し気味である。

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一夜が明けて

 火を止めて一夜が明けた。窯はゆっくり冷めている。昨日までの非日常の時間が過ぎて、今日はゆっくり周りを見ることが出来る。

 窯焚き中も、いつも見ていた落柿窯の庭でさえ何か新鮮。

4568w800  今年もピンクのサザンカが咲き始めた。

 赤いサザンカも白いサザンカも含めて、咲いては散り散っては咲くから、落柿窯の庭が落花の絨毯に成るのも、もうすぐだろう。

4554w800  初冬の庭。

 赤いもみじと黄色いもみじ、それに黄色い沙羅の紅葉が常緑の木々との美しいコントラストを見せる。

 初冬の風景はいいね。

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2008年11月29日 (土)

窯焚き終了

 落柿窯の窯焚きが終わった。昨夜から、窯の最終に駆けつけて協力してくれた多くの方々に感謝したい。おかげで無事窯焚きを終えることが出来た。

 昨夜は第3の窯焚き名人が誕生した。有名なコーギー犬「チャヌ王子」のパパさんである。クライマックスの1100を超える大変な温度帯を見事に焚いた。まさに窯焚き名人といえる。

 それはさておき、今回の窯焚きを見てもわかるように、落柿窯は多くの善意に支えられた窯であることは明らかである。あらためてご協力頂いた皆さんにお礼申し上げる。ちなみに、今回の窯焚きに駆けつけてくれた人は、延べにして優に50人を超えた。感謝感謝だ。

4566w800  火を止めた「落柿窯」。これから一週間眠りについて、窯が冷めるのをじっと待っている。

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2008年11月28日 (金)

いよいよ大詰め

 窯焚きも5日目に入った。温度は1100度に近づいている。いよいよ窯焚きのクライマックス。

 今日は、二人目の焚き名人が誕生した。

4559w800  窯焚き名人第2号。このおじさんは陶芸教室のメンバーのご亭主。毎回、熱心に窯焚きに協力してくださるが、今回、初めて窯焚き名人の称号を与えられた。これで二人目の窯焚き開眼者が出たことになる。

 それはさておき、主は、これからが本当の頑張りどころだ。

4558w800  1100度に近い窯の中。性能の悪いデジカメではとても写真にならない。

 さあ、これから最後の頑張り。火を止めたら、また報告する。

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2008年11月27日 (木)

温度計のトラブル

 夜明け前、温度計がトラブった。色々試してみたが回復しない。仕方なく従妹の窯場から温度計を拝借して来た。夜明けを待って業者に連絡し、急遽来て頂いて何とかトラブルは解消したが、冷や汗ものであった。結局、主の管理が悪かったのが原因のようである。大いに反省。

 今日で窯焚きも4日目に入った。今日を乗り切れば後一日と少しなのに温度計のトラブルのため睡眠不足が続く。しかし、今日も手伝ってくれた陶芸教室のおばちゃんの中に窯焚き名人が出現した。おかげで、主は700度台をほとんど任せることが出来たから、今日はゆっくりと休めた。感謝である。

4550w800  このおばちゃんは窯焚きのコツを掴んだらしく、びっくりするほど上手く焚く。おかげで主は椅子でうつらうつら。感謝、感謝。

 

 

 

 夕方から雨になったが、窯焚きに気を取られていた間に、気が付けば落柿窯の庭のもみじが真っ赤に色づいている。

4547w800  今年も赤く色づいてくれたもみじ。おかげで、居ながらにして、紅葉が楽しめる。今夜の雨で散らなければ良いが・・・・・。

 

 

 

 夕方、スタッフに引き継いだ温度は800度を超えていた。

4551w800  いよいよ大詰め。あと少し、頑張ろう・・・。

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2008年11月26日 (水)

窯焚きは楽しいが、ちょっと疲れ気味

 窯焚き3日目。早朝、濃い霧が出たが、太陽が昇るに従って快晴の青空が広がった。

4535w800  今日も全く煙がでないから、大阪から陣中見舞いに来てくれた友人夫婦が拍子抜けしていた。それでも窯焚きは至極順調だ。

4538w800  今日も陶芸教室のおばさま達が昼の部を担当してくれた。3日目になると疲れと同時に中だるみ状態に成るから、みんなの協力には大助かりである。

4541w800  夜、大阪の夫婦が宿に行く前に少し窯焚きを体験してもらった。

 割木を差す夫。

4544w800  妻も負けじと割木をくべる。暗い中火の粉が飛び散るのも良いものだ。

4546w800  夫婦が今宵の宿に向かうときの温度は596度を指していた。

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2008年11月25日 (火)

窯焚き2日目

 窯焚き2日目。今朝は雨上がりの青空が広がった。「あぶり」を終え、本焚きに入った。・・・とは行ってもまだまだ「もせ取り」は続く。素地が窯の中でゆっくり乾いていく時に出る水分を窯の外に出してやる重要な行程である。

4530w800  すっかり青空が戻った。煙突からは全く煙りがでないから、窯を焚いているのがわからない。

 今日は陶芸教室のお手伝いの人を含めて9人のギャラリーが集まってくれた。おかげで賑やかな窯焚きに成った。

4531w800  夕方若いスタッフに引き継いだ時の温度は304度。極めて順調。

4532w800  スタッフは、まだ経験が浅いけれど、札幌から備前焼の修行に来ている若い女性。すべてが勉強。すべてが彼女の財産に成る。

 良く頑張ってくれる落柿窯に取って貴重な戦力だ。

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2008年11月24日 (月)

窯に火が入った

 今日はあいにくの雨模様。それでも予定通り窯に火を入れた。

 午前7時30分、簡単な神事の後、火入れ。

 窯に火を入れる前には、窯焚きの無事を願って「窯の神様」、「空、風、火、水、地の神様」に御神酒と塩を供えて御祓いをすることにしている。

4527w800  今朝の窯内の温度は12度。ここからがスタート。これが1200度を超えるまでに上がるのだから窯の力は本当に凄い。

4528w800  今日から丸一日は、いわゆる「あぶり」の段階だから忙しさは無い。お手伝いに来てくれた陶芸教室の人たちも手持ちぶさたでストーブを囲んで談笑していた。

 

 明日の朝からは本焚きにはいるから少しは仕事が増えるが、窯焚きはまだまだ序の口。のんびりと行こう。

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2008年11月23日 (日)

冬支度・窯焚き支度

 バルーンフェスタ2日目。今朝は薄曇りの空にバルーンが飛んだ。

4521w800  昨日は青空だったが、今朝は薄曇り。気温は高いからフライトは楽だtろう。今朝のバルーンはランディングすることもなく、一気に目的地目指して飛んで行った。このフライトが今回のフェスティバルの最終フライト。少しの寂しさが残る。

 主は今朝から工房の冬支度を始めた。薪ストーブの煙突を組み、本体を設置した。

4524w800_2  煙突を組むと、ぐっとムードが高まる。

 昨年、煙突の先端が台風の風で飛ばされ壊れたので、今年は新しい先端に変えた。昨年までのH型の方がストーブらしいが仕方ない。

4523w800  試験炊きの結果は上々。いつからでも使用可能である。

 薪ストーブの熱は波長の長い遠赤外線らしいから、身体の芯まで「ほんわか」と暖まる。化石燃料と違って環境にも影響が少ないかな・・・?。

 いよいよ明日から窯に火を入れる。ストーブを設置した後、窯焚きの準備。机、椅子を並べ、ストーブをだし、テレビ、ラジオを用意し、お茶の準備からおやつの準備までいつも通りにやった。年に一度の落柿窯の大イベントだから準備も大変。夕方までかかって全て完了した。後は、火を入れるだけである。

4525w800  窯焚きの様子はこの便りで報告するつもりだが、忙しくなると出来ない日もあると思うからご了承願いたい。

 今日は疲れた。早めに休むことにする。

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2008年11月22日 (土)

気球が飛ぶ日

4483w800  今日から恒例のバルーンフェスティバル。今朝は快晴の空をバルーンが飛んだ。今年で15回になるこのフェスティバルは年々盛大になって、今年は35~6機の参加だ。

4489w800  今日は風も穏やかで、余り上空まで上がらず、屋根すれすれに飛ぶ機体もあって、見ているとスリル満点。しかし、パイロットは皆上手くコントロールするから落ちることはない。

 しばし写真を楽しんで頂こう。

4484w800  刈り入れが終わった田圃は、何処でもランディング出来るから安心である。しかし、サポート隊はボンベを担いで走る走る。パオロットは快適だがサポートは辛い。

4486w800  カラフルな機体は青空に良く映える。

4492w800_2  朝日に向かって目的地までgo.。

 良い風を捉えると快適なフライトが楽しめる。

 乗りた~い。

 夜は繋留地で光のイリュージョン・イベント。

4495w800  太鼓の音に合わせて機体に光を灯す。

4503w800  幻想的な光と陰がいいね。

4512w800  これだけ機体が並ぶと、一斉点灯時には露出オーバーで写真にならなかった。

4516w800_2  少し離れると一斉点灯もどうにか捉えることが出来た。

 コンパクトデジカメではこれが限度。早く一眼デジカメが欲しい。

 年に一度のバルーフェスティバルは明日昼まで。これが終わるといよいよ落柿窯の年に一度の窯焚き。ちょっと楽しみ。ちょっと緊張。

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2008年11月21日 (金)

歯抜け爺の戯言

 備前にも他の窯業地と同じように女性の陶芸家が頑張っている。独立している人も、独立を夢見て職人として頑張っている人も、はたまたそのひよこも、さらには卵も、みんなそれぞれに頑張っている。

 今まで備前の女流陶芸家が余り注目を集めなかったのは何故だろう。才能も力もある人ばかりだが、何故か表舞台に登場しない。

 その理由は、主の頭では分析できようはずもないが、お叱りを被るのを覚悟で独断と偏見に満ちて考えるに、それは、備前の特質である素朴さや豪快さを追求するが故に、男達の中に埋没してしまったからではないかと思う。

 主は、かねてから、女性としての特質を最大限に生かした作品作りを薦めて来たが、ようやく主の思いに添う女流陶芸家が現れた。

 その一人は主と親しい泉裕理さん。もう一人は「食卓の備前焼」を主宰する福田路子さんだ。泉さんはデザイン力で食器を作り、福田さんは料理上手な主婦感覚で食器を作る。

 二人ともこれからの作家ではあるが、近い将来大ブレークしそうな気がする。またそうなって欲しいと思う。

 ちなみに、泉裕理さんの作品は「あながまの陶庵」のサイトで見ることが出来るからご覧頂きたい。

 この二人の共通点と言えば、どちらも備前焼の食器では右に出る者のない永末隆平氏に師事したことだ。食器作りにはこれ以上の師はいないから二人とも幸運であったと思う。

 後に続く若い人たちも、技術と共に女性としての資質を磨いて、独自の備前を作り出して欲しいと願っている。

 以上は還暦を過ぎた歯抜け爺の戯言であるから、お許し願いたい。

 それはさておき、今日は寒気も抜けて暖かさが戻った。主は今日「入れ歯(義歯)」を入れた。いよいよ爺(じじい)の仲間入りだ。まだまだ若いつもりでも年齢は正直だね。・・・と言うことでもないが、今夜も茶を点てた。

4472w800  今夜は自作の筒茶碗にした。菓子は草餅。これも自作の銘々皿を使った。

 自作の道具を使うと不具合がよくわかるから一石二鳥である。

 

 

 来週初めに落柿窯に火が入る。そのため、主は休暇を頂いた。

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2008年11月20日 (木)

土の力

 今朝は一段と冷え込んだ。一面、霜に覆われた風景は今シーズン初めて。いよいよ冬支度を急がねばならない。

4460w800  ご覧のように、今朝も夜明け前は凛とした空気に包まれていた。気温はほぼ氷点下に近かった様だが、風は止まっていたから気持ちの良い朝だ。

 

 冬型の気圧配置も今日までと言うことで、窯に火が入る頃には平年並みに戻っているだろう。

 さて、窯に火がはいるまでに後4日。今は窯の焚き方をシミュレーションしたり、通常の仕事を片付けたりで何かと気忙しい日々だ。

 今、一番思うのは、「落柿窯の土はわるいな~」と言うことである。土作りは大変な重労働だから、体力のない主にはちょっと厳しい・・・から、今は横着を決め込んで調合済みの土を使っているから、これでは良い備前は焼けない。それでは自分で土を作れば良いのだが、今の状況ではそれも困難。・・・と言うことでちょっとしたディレンマに陥っている。

4468w800  主が使っている土では、せいぜいjこの程度の力しか無いから自ずと限界点が低くなる。もっと強い土を使う必要が大であるだけに、さて、どうするか、・・・・悩ましいところだ。

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2008年11月19日 (水)

火入れの前に・・・

 窯焚きを目前にして一級の寒気が流れ込んだ。北国は何処も雪。温かいこの地方でも最高気温が10度に届かない。明日の朝が寒気のピークらしいから、火入れまでには平年の気温に戻ってほしいものだ。

 そんな中、主は窯焚きの準備に余念がない。今夜は、火入れの前に、窯の神様、火の神様、風の神様など八百万の神様に窯焚きの無事を祈るときに供える御神酒を買ってきた。

4456w800  主は、窯に火を入れる度に、「御神酒」と「塩」で御祓いをすることにしている。だからどうだと言われてもこれは気持ちの問題だからいつも欠かしたことはない。

 

 火入れはいつも一人だから御神酒はこれで十分だ。

 この他にも窯焚きに必ず用意する物は純綿の軍手。それも丈夫な物がよい。1200度に成る窯を相手にするのだから純綿の軍手は欠かせない。もし、化繊の軍手を使おうものなら瞬時にして融けてしまい、大やけどをすることになりかねない。

4458w800_2  今回用意したのは、純綿の軍手24組と皮の手袋2組。皮の手袋は焼けた煉瓦を触るのに無くてはならない。皮の手袋以外では焼けた煉瓦は触れないからとても重宝している。

 この他には火ばさみ、ペンチ、火掻き棒などが必要だ。

 

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2008年11月18日 (火)

寒波襲来

 今夜から、この秋一番の寒気が流れ込む予報が出ている。夕方帰宅する頃には早くも気温が下がり始めていたから、明日の朝は相当な冷え込みになるだろう。その代わりに、空は良く晴れて雲一つ無い。

4446w800  夕方、コートの襟を立て足早に歩く人が目立つ。

 暗くなり行く空には、雲一つ無く澄み渡っているが、北風が次第に強まってきた。

 

 

 夕食の後、熱い湯を沸かし茶を点てた。今夜の道具は落柿窯作の緋襷の茶碗に、落柿窯作の銘々皿を合わせた。

4451w800  菓子は「栗絞り」。今日は刀の変わりに黒文字を添えた。塗りの刀だと備前に合わすと傷だらけに成ってしまうから、備前には黒文字の方が良い。

 

 

 先日からの疲れがなかなか抜けてくれないが、火入れまでには体調を戻しておく必要があるから、今夜もゆっくり休養している。

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2008年11月17日 (月)

プロの仕事

 いつも、いつも落柿窯の拙い作品ばかりを紹介しているので、たまにはプロの作品を紹介するのも良かろうと思い、今夜は主が親しくして頂いている備前の重鎮の作品をアップする。

 本来なら、主が手に入れることは出来ないけれど、この作品は何故か主のところに来ている。先ずは見て頂こう。

4436w800  高原敏作「備前手鉢」。

 登り窯による焼成。ボタと桟切り、そして紫蘇色。

 菓子器として茶席に出すことを想定して制作された物だ。

 

 主は、この作家さんの花入れが特に好きで、花入れを作る時いつもイメージするが、全く及ぶとこるではなく、ただため息しか出ない。

4441w800  箱には「備前手鉢」「敏」とある。

 この作家さんの轆轤の冴えはすばらしい。土を一気に引き上げる力強さは作品に余韻を与えている。

 

 主のお手本である。いつかはこんな轆轤を挽いてみたいものだ。

 

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2008年11月16日 (日)

良い仕事

 窯の鏡を閉じた。これで後は火入れを待つだけである。今日は鏡を閉じるのに3人娘が来てくれた。彼女たちは壁塗りが得意と言うだけあって、窯の補修塗り、煉瓦の目地埋めがとても上手い。今日も良い仕事で完璧に仕上げた。

4427w800  完全に鏡を閉じた落柿窯。3人娘の壁塗りは完璧である。「すさ」を入れた山土で窯を補修。耐火モルタルで煉瓦の目地埋め。良い仕事だ。

4429w800  今回の窯詰めでは延べ人数で23~24人の助けを借りた。主一人では到底出来ない仕事だから、手伝って頂いた方々にあらためてお礼を言いたい。心から感謝、感謝である。

 

 今日は、24日からの窯焚きをお願いしている若いスタッフが打ち合わせに来てくれた。今、備前の若い作家の卵達は厳しい状況に追いやられているが負けずに頑張って欲しいと思う。

 さて、無事に窯詰めを終えた主は、さすがにちょっと疲れ気味である。こんな時は美味い茶で癒すに限る。・・・と言うことで今夜は頂き物の菓子を友に茶を点てた。菓子は有名な「叶匠寿庵」の銘菓「あも」。小豆の餡に餅が入っている上品な甘さの菓子だ。

4432w800  美味い茶に美味い菓子。

 疲れを取るには一服の茶以上の物はない。

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2008年11月15日 (土)

窯詰め完了

 先週に続いて3日目の窯詰めである。今日も7人の助けを借りて、夕方までかかって何とか完了した。予定通り作業が完了したのはみんなの助けがあったからだ。協力してくれた皆さんに感謝したい。落柿窯はみんなの助けが無ければ成り立たない窯である。

4420w800  これが窯詰めを完了した状態。後は、明日鏡を締めて目地をふさぐ。この作業は、いつもの3人娘かやってくれることになっている。

 

 

 明日は天気が崩れる予報が出ているが、素地を持ち運ぶこともないから、雨になっても気にすることはない。

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2008年11月14日 (金)

朝の月

 昨夜の美しい満月から一夜明けて、今朝もまだ「まんまるお月さん」が西の空に浮かんでいた。出勤の途中、車を止めてカメラを向けた。朝の月など写したことが無いので、上手く撮れたかどうか不安だったが、夜、帰宅してチェックしたら何とか写っていたのでアップする。

4413w800  11月14日、午前6時30分頃、西の空に浮かぶ満月。

 空が明るくなると月の輝きは消える。しかし、こんな月もまた趣があってよい。太陽ではこうはいかない。日本人が月を好むのも頷ける。

 さて、今夜は明日の窯詰め再開に向けてゆっくり休養だ。この一週間は窯詰めに続いて小物作りに追われたから、気忙しい日々が続いたが、今日は完全休養に決めた。こんな夜は、いつもなら茶を点てるところだが、今夜はそれもない。ただ主の好きな煎茶だけは美味しく入れた。

 今夜は、主が日常愛用している湯呑みを紹介しよう。

4415w800_2  落柿窯作「細湯呑み」。

 この形は、通常の湯呑みに比べて作るのに手間が掛かるから、最近はほとんど作っていない。かつては、この形を良く作ったけれど、今では展示室にもほとんど無いから貴重な存在になった。

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2008年11月13日 (木)

透明な夜明け・凛と冴えた月

4407w800  11月13日の夜明け。

 空気が澄んで透明な夜明けだ。まさに「早起きは3文の得」である。

 こんな日は良い天気に恵まれるが、今日は絶好の行楽日和。始まったばかりの紅葉の名所は、さぞかし「もみじ狩り」のお客さんで賑わっていることだろう。かくいう主は、今日もいつも通りの仕事。こんな「小春日和」の日に仕事とは・・・宮仕えは辛いね。

 変わって、夕日が落ちる頃、東の空には満月。この季節もまた「月は東に日は西に・・・」と言われる時期に当たる。

4403w800  冴えわたる月の光は優しくて、全てをそっと包んでくれるようだ。「雪月花」に代表される様に、月は日本人が最も好む自然の一つである。特に茶人は月が大好きで、愛でて愛でて愛で尽くすから月も本望だろう。

 さて、、主は、今夜、今回の窯詰めで足りなかった小物を作り終えた。

4406w800  雑多な物が合わせて四十数個あるから、これだけあれば何とか窯が詰められるはずだ。

 それにしても、泥縄の作業は好ましくないと毎回思うのだが、主の学習能力は猿よりも劣っているようで、毎回同じことの繰り返しになってしまう。

 ああ~情けない・・・。

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2008年11月12日 (水)

紅葉の季節

 9月下旬、北の国から始まった紅葉が、ようやく温暖な瀬戸内近くまでやって来た。今日夕方のニュースで、有名な閑谷学校の櫂の紅葉が見頃を迎えたことを報じていた。職場の同僚も昨夜、櫂の紅葉のライトアップを見てきたようで、近年にない美しい紅葉だったと言う。

 今日は快晴の青空が広がったから、さぞかし美しい櫂の紅葉だったに違いない。この機会を逃さずに行ってみたいと思うけれど、何せ、主は今大切な窯詰めの最中だから諦めるしかない。

 いつだったか忘れるほど以前、この季節に神戸の友人と閑谷学校を訪ねたことがある。この年もすばらしい紅葉だった。澄んだ青空に櫂の紅葉がひとひらまたひとひらと舞う光景が今でも忘れられない。その当時はまだ人も少なくゆっくりと紅葉を楽しめたが、今やラッシュアワーの様相だと聞く。

 その時の写真があるのでご覧頂きたい。

Img_0001w800  これが閑谷学校の櫂の紅葉。

 孔子廟の前に2本の櫂の大木。向かって右が黄色い黄葉。左はこの赤い紅葉である。

 

 北風に舞う赤い木の葉を追って見上げる空は「インディアンサマー」。

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ちょっと贅沢な備前

 今夜は月が冴えている。満月まで後一日。茶人が好む月の姿だ。外は街灯が無くても歩けるほどの明るさだから、主が工房に出るにも今夜は懐中電灯がいらない。

 こんなに晴れた夜は、更けるに従って冷えてくる。しばらく月を眺めていたが寒いので止めにした。

 主は今夜もやっつけ仕事。昨夜の梅鉢を削り、最後の小物を挽いた。今回の窯詰め用としてはこれで打ち止めである。

4401w800  今夜挽いた小物達。思いのまま挽いたから形も大きさも様々。ここ3日ほど結構轆轤を楽しんだ。しかし、今後はもっと計画的に作らねば成らない。

 工房で一息入れていたら、備前焼の灰皿が転がっているのに気が付いた。工房を訪問する喫煙家が勝手に使っている灰皿だ。水洗いしてみるとなかなか良い焼け具合。灰皿にするにはもったいない。

4402w800 落柿窯作「備前灰皿」。

 主は元々煙草嫌いだからほとんど灰皿は作らないが、この灰皿は来客用に特別に作った物だ。灰皿はこれが最初で最後かも知れない。その意味でも貴重な作品?であるといえる。

 備前の灰皿は、一般的にはちょっと贅沢だと思う。

 

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2008年11月11日 (火)

秋の夜長に轆轤を回す

 秋が深まってきた。気温はぐっと下がって朝晩はコートが必要になった。今夜の月は月齢13、約95%が輝いている。先日来、鬱陶しい天気が続いていたが、ようやく晴れの周期に入ったようだ。夕方、夕日に照らされた雲が赤く染まっていたから、明日は良い天気になるだろう。

4398w800  都会でしか見られない景色。

 余り得意ではない都会も、夕暮れのこんな風景は美しいと思う。

 主は、今夜も泥縄状態で窯詰めの準備に余念がない。

 今夜は昨夜の小物達を仕上げた後、梅鉢を挽いた。

4399w800  今夜の轆轤で雑多な小物が30個ほど出来た。

 後は無事に乾燥してくれることを祈るだけである。

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2008年11月10日 (月)

時間よ止まれ

 今日は歯の治療の為帰宅が遅れた所為もあって、先程まで工房で作仕事をしていた。今夜の仕事は、昨夜轆轤挽きした小物の仕上げと追加の轆轤挽きだ。

 今週末には窯詰めを終了しなくてはならないから、ちょっとばかり気が焦る。本業もおろそかに出来ないし、さりとて窯も大切だからもっと時間が欲しいところだ。

4396w800  今夜仕上げた小物達。まだ少し乾きが足りなかったが、エアコンをかけていたら適度に乾いてくれた。エアコンの力は凄いね。

 その後、追加の小物を少しだけ轆轤挽きした。今日も雑多な物ばかり。

4394w800  あれこれと考える間もなく、思いつきで挽いたから本当に上手く組み合わせることが出来るかどうかわからないが、それは後で考えることにする。

 今夜は、梅鉢と小鉢、それにぐい呑みを合わせて10個ほど挽いた。まだまだ色々必要だが、週末までには何とかなるだろう。

 

 それにしても時間ばかりが過ぎていくから、「時間よ止まれ」と叫びたくなる。

4395w800  参考までに、落柿窯が窯詰めに使っている棚の足を紹介しておきたい。

 左は4寸のI型。右の2つは、1口羊羹と主が勝手に名付けた2寸の足。この2種類が棚を組む足のメインである。

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2008年11月 9日 (日)

予感的中

 今日も朝から窯詰め続行。今日はお手伝いの人が7人も集まってくれたおかげで、予定していた通り5分の4まで詰まった。しかし、ここで心配していた問題が明らかになった。やはり素地が足りない。今回の作陶では小さな物をほとんど作っていなかったのが原因。急遽、来週末の最後の窯詰めまでに作らねばならない。・・・・ということで先程から轆轤を回した。

4393w800  急遽轆轤挽きした小物達。背の高い物や低い物など様々な大きさが必要だから、轆轤挽きした素地も色々だ。

 これらは明日の夜仕上げることになるが、明日は帰宅が遅くなりそうだからさてどうするか・・・。

4385w800  今日はここまで窯を詰めた。

 いつもながら、狭い窯の中で中腰の作業はきつい。途中お手伝いの人に変わってもらったから何とか今日の作業を終えたが、明日から筋肉痛に成りそうだ。

 今夜は疲れがピークだから、夜、癒しの茶を点てた。

4391w800  いつもの茶碗にいつもの茶。今日の菓子は頂き物のゼリーに沙羅の紅葉を添えた。葉っぱ一枚でぐっと秋の趣が深まる。

 疲れを取るには美味い茶が一番。

 

 明日からは、また日常の生活に戻る。

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2008年11月 8日 (土)

窯を詰める

 今日から落柿窯の窯詰めが始まった。落柿窯は小さな窖窯だけれど窯詰めには3~4日を要する。今日はその第一日目。

4381w800  今日は陶芸教室の皆さんの作品や落柿窯に遊びに来られた人々の作品が大小合わせて百数十点入った。人形も明かり取りもワンコもプレートも有りとあらゆる作品が並んでいる。

  

 狭い窯の中の作業は結構きつい。今日はお手伝いの人が6人も集まってくれたのでスムーズに作業が進んだ。皆さんに感謝、感謝である。

 明日も引き続いて窯を詰めるが、全部は終わらないだろう。

 

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2008年11月 7日 (金)

木の葉皿無惨

 先日作った木の葉皿にヒビ割れが入った。急激に乾燥させると割れ易いから室に入れてゆっくりと時間をかけていたにもかかわらず、気が付けば大きなひび割れが入っていた。

4377w800  こんなひび割れ。結構大きな割れだから残念ながら如何ともし難いのが現実。

 しかし、主は未練にもこの皿を生き返らせる術を探して思案中だ。

4378w800  近づけばこんなに大きな傷だからこのまま窯に入れると出すときにはもっと大きくなっているのは確実だ。

 普通なら土に戻すことになるけれど何か工夫をしてみたい。

4379w800  この皿は50センチを超える大きさで今回の目玉だったから特に未練が残る。

 さて、さて何とか生き返らせることは出来ないものか・・・。

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立冬の朝

 立冬の朝。昨夜来の雨も上がった。先程から薄日が射している。主は、今日所用のため休暇を頂いてちょっとゆっくりの朝だ。今朝は立冬にしては温かいが、今夜から立冬らしく冷え込むという予報が出ているから帰りは寒くなる。

 いつもは暗い内に出勤し、暗くなって帰宅するから、日々の季節感を感じることは少ないが、今朝はゆっくりと初冬の風景を眺めた。

4376w800  いつの間にか母屋の庭の沙羅が色づいて落葉し始めている。

 今年は冷え込みが急だから何処の紅葉も見応えがあるが、落柿窯の紅葉も期待できそうである。

4373w800  雨上がりの沙羅の紅葉。雨の滴が今にも消えそうな瞬間。

 自然の中で季節を感じながら生きる幸せは何ものにも代え難い喜びである。

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2008年11月 6日 (木)

口作りは難しい

 今夜は時折時雨れるあいにくの天気。乾燥が治まったので呼吸は楽だが素地が乾かない。それでも、昨夜轆轤挽きした片口を仕上げた。

 いつものことなれど、口作りが出来ない。宝瓶を作ってもこんな片口を作っても今まで満足できる口が付いたことはない。今夜も何度も失敗しながら何とか仕上げたが、途中で嫌になり大きめの片口は二つともパスしてしまった。

4364w800  この5本を作っただけであまりにも時間が掛かりすぎたから予定していた大きめの片口はパス。底を削っただけになった。

 それにしても主の不器用さにはほとほと嫌になる。

 主の友人に宝瓶を作らせたら名人と言われる作家がいるから口作りを教えてもらおうと思う。

 いよいよ明後日から窯詰めだ。その前に窯をどう詰めるかイメージするのがいつものパターンだから、今まさにそのイメージを膨らませているところだ。無釉の焼締め陶である備前焼は窯詰めの仕方で焼成が左右されるから窯詰めは大変重要である。しかし、狭い窯の中での作業はとてもきつい。、

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2008年11月 5日 (水)

片口を挽く

 窯詰めを目前にして泥縄の様に追い込み制作が続いている。今日は忘れていた片口を挽いた。主は片口の形が好きだから今まで幾つか作ってきたがいずれもお嫁に行っていない。「備前落柿窯作品集」にも気に入った片口を登載しているのでご覧頂きたいが、今夜は、それとは別の作品をアップする。

4358w800  少し大きめの片口。

 以前、料理屋さんで冷酒が入れられて出てきたのがこんな片口。この大きさなら食器として使っても面白い。

4359w800  反対側は緋襷。完全な片身変わりに成っている。窖窯ならではの焼成だ。

 作品集に登載している片口も主好みだが、この片口も気に入っている。

4360w800  泥縄で挽いた大きさの違う片口の本体。

 2合~5合くらいまでの容量があるいろんな片口になる予定。明日仕上げになるから出来上がったらまた紹介する。

 落柿窯では、今、新しい梟が生まれようとしている。

4362v800  新しい梟。

 ある人から頼まれた物なので上手く焼けtれば良いのだが、さてどうなるか・・・。

 可愛い梟だ。

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2008年11月 4日 (火)

7寸皿に盛る

 落柿窯の展示場には足の踏み場もないほど備前焼が転がっている。今日は、その中から7寸皿を摘んできた。

4354w800  落柿窯作「備前7寸皿」。

 普段使いには丁度良い大きさの皿。多用途に使える。本来なら手作りの料理を盛って写せば良いのだが、あいにく主には料理の才能が無い。そこで、今夜は工房にあったあり合わせの物を盛った。

4355w800  蜜柑を盛るとこうなる。備前の色合いは蜜柑や柿の色がよく似合う。

 この皿は上から胡麻が降り中央部はボタ抜きである。

4356w800  表に出れば柿が成ってrいるが外は真っ暗なので工房にあった柿を盛った。蜜柑と同じで色合いがよく似合う。

4357w800  菓子を盛っても使えそうだ。

 やはり備前の皿は万能である。

 予断だがこのパンプキンケーキはほのかに洋酒の味がしてなかなかいける。

  話題は変わるが、一昨日の「若杉天然林」の美しい紅葉の写真が後何枚かあるのでアップする。

4338w800 イワナの澄む小さな流れに沿って立つ木々の黄葉が特に美しい。

4315w800  コースの入り口にあるもみじの微妙な色合いが何とも言えない美しさだ。

4317w800  このもみじは駐車場の脇に立つ。京都あたりの真っ赤なもみじと違って なんと清楚な色合いか・・・。乙女の恥じらいを感じさせてくれる。

4343w800  渓谷に沿って何本ももみじが植えられている。そのいずれもがこんな微妙な色だ。土壌の所為か、空気の所為か、または種類か・・・正しくはわからない。

 

 燃えるような真っ赤なもみしも良いが、こんな微妙なもみじもまた味わい深い。

 主は、今日もまだ夢の中にいるようだ。

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2008年11月 3日 (月)

愛犬の形

 今日は職場の同僚が愛犬と一緒に来窯した。愛犬はコーギー。躾けの行き届いたワンちゃんだ。名前は「チャヌ」。ワンコの仲間内では「チャヌ王子」と呼ばれているボール馬鹿のワンちゃん。

 今日は同僚夫婦がその愛犬の形を題材に制作に励んだ。

4351w800  お父さんの作品。愛犬の姿そのままである。彼は形を取るのが上手いからなかなかの出来映えだ。特に耳と顔のできは出色である。

4348w800  お母さんの作品。愛犬のプレートだ。愛犬の部屋に掛かる予定らしい。

 上に見えるのは骨の箸置き。面白い発想だと思う。

4349w800  愛犬の好物、骨のプレート。愛犬の肉球をあしらっているところは何とも面白い。これもお母さんの作品。

 奥に見えるワンコのプレートはお父さんの作品。

 

 さて、どちらのプレートに軍配が上がるかは焼けてからのお楽しみ。

 それにしても、飼い主の愛情をいっぱいに受けて幸せなワンコである。

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2008年11月 2日 (日)

若杉天然林を歩く

4323w800_2  今日は県北にある若杉天然林を職場の同僚とそのご家族と一緒に歩いて来た。県北の紅葉は今が盛り。若杉天然林はブナやミズナラの黄葉が美しい。

4329w800  見上げれば黄や赤に色づいた葉を通して時折青空が見える。

4331w800  径は木の葉に覆われて踏みしめると「さくさく」と気持ちの良い音がする。森林浴とはこういうのをいうのだろう。

4334w800  上を見たり、下を見たり、周りを見たり変化に富んだ紅葉が疲れを忘れさせてくれる。

4337w800  黄色から赤へ。微妙な自然の妙を堪能した。

4339w800 緑の常緑樹と紅葉樹が上手くマッチしたこの森は「自然の森100選」にも 選ばれた美しい森である。

4340w800  駐車場脇にある真っ赤に色づいた低木。これほど鮮やかな赤は無い。

4341w800  このもみじも駐車場脇にある。錦織りなす色合いにしばし言葉を忘れた。

4342w800  渓谷に沿って植えられたもみじ。全てが今が盛り。

 久々の山歩きを堪能した一日であった。美味い山の空気を腹一杯吸って、都会の憂鬱を追い出した様に思う。

 

 暗くなって帰宅したが、夕食後、昨夜轆轤挽きした焼酎カップを仕上げた。

4345w800  焼酎ばかりでなく、まんまるな氷を入れて、カラカラと回しながらやるバーボンも粋ではないか。

 そういう使い方もして欲しいカップだ。

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2008年11月 1日 (土)

11月1日ー秋のアルバム

 今日は昨日の寒さは何処へやら、ポカポカ陽気になった。こんな日を小春日和と言うのだろう。午前中畑に出て最後のゴーヤを収穫し、秋の野菜も何種類か収穫した。大根と白菜を除いて他の野菜達は皆食べ頃。どれをとっても瑞々しくて美味い。これから主の食卓は野菜鍋が多くなる。

 さて、そんな日和に、あれこれ写真を撮ってみた。季節の香りを感じてもらえれば何よりである。

4299w800  ついこの間まで、たわわに実った稲穂が風に揺れていた落柿窯周辺の田圃は、いつの間にか初冬の風情に変わった。毎年この季節にはいくばくかの寂しさを感じてしまう。

4308w800  生命力の強いセイヨウタンポポの綿毛が北風に飛ばされるのを待っている。

 こうして繁殖していくんだね。

4309w800  毎日、暗いうちに家を出て、暗くなってから帰宅するからツワブキが咲いているのに気づかなかったけれど、今日見るとほとんど満開になっている。これから当分、次々に花を咲かせてくれるはずだ。

4300w800  柿もようやく食べ頃。熟れるに従って大きくなっていく。最近は稲刈りが早くなったが、昔は11月に入ってからだった。稲刈りのおやつはいつも柿だったのを思い出す。

4301w800  今年も柚子は豊作。

 色づきはこれからだが、冬至の頃には黄色く色づく。

4302w800  落柿窯の畑は有機無農薬栽培だから土が強いのだろう。全く何もしないのにほとんど虫が付かない。それでも幾つかの虫とは仲良く共存している。有機無農薬の野菜は驚くほど甘い。大根は、まるでフルーツのように甘いから、抜きたてをかぶりつくことも楽しみの一つだ。

4306w800  今夜はラディッシュの甘酢漬けを作ろうと思う。このままかじっても良いけれど、甘酢に漬けるとことのほか美味だ。

4304w800  落柿窯の母屋の庭先に1本のカリンの木がある。毎年春にはピンクの美しい花を見せてくれ、秋には実をつけて地上に落ちる。今日気が付くと4個が落ちていた。昨年は籠にいっぱい拾ったが今年は少ないようだ。カリンは喉の薬だし甘い香りがするから車に転がしておくと良い香りで癒される。

 さて、今日は所用で外出していたが、夕方になって昨夜轆轤挽きした壷を仕上げた。

4312v800  昨夜の立壷。丁度良いタイミングで仕上げが出来た。

 いつも寝不足で疲れ気味の主には、今日からの3連休が何ともありがたい。

 明日は、職場の人と県北に森林浴を楽しみに行く予定にしている。久しぶりにブナ林と逢えるのが嬉しい。。

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