収縮の度合い
備前焼は高温で長時間焼く陶器であり、炻器と呼ばれている。そのため石のように硬く焼締まって、時にはキンキンと金属のような音を立てることもあるほどだ。従って、焼締まる分だけ収縮するのは自明の理だ。
備前が乾燥から焼締まるまでに収縮する度合いは土によって色々だから一概には言えないが、大体3割程度と言って良い。
現実にどの程度の大きさかは「百聞は一見にしかず」で見て頂くのが一番だから、昨夜挽いたばかりのビアマグで見て頂くことにする。
まあ、写真ではよくわからないと言われそうだが、実際、落柿窯に来て作られた経験のある人は、窯から出た作品があまりに小さくなっていたのを思い出すはずだ。
たとえば、湯呑みを作ろうとする人には、寿司屋のあがり用の湯呑みをイメージして作るようにアドバイスしている。
初めての人には理解出来ないだろうが、一度経験すると皆納得する。
陶芸は、奥が深い。
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