« 2006年6月 | トップページ | 2006年8月 »

2006年7月31日 (月)

梅雨明け10日

 やっと梅雨が明けた。平年より10日ほど遅い梅雨明け。いつもなら梅雨明け10日のもっとも暑い時期がそろそろ終わる頃なのに、今年はこれから猛暑がやってくる。天気予報では、残暑も厳しく永いらしい。暦の上ではあと8日で立秋だと言うのに。何とかこの夏を乗り切る術を考えたい。

 先日のハーブに続いて、またまた池○さんから今日はラベンダーの手作りポプリをいただいた。とても良い香り。心が和む。ラベンダーの癒しの効果は絶大です。暑さを乗り切る術の一つになるかも知れない。

_117w640  先日のハーブも程よく乾いてきた。お茶にポプリに楽しみが広がる

Img_0001w640  暑いときにはやはり山が良い。谷を埋める雲海、残雪の谷、稜線を吹き抜ける風、すべてが暑さを忘れさせてくれる。登山はすべてに勝る。

この山は後立山連峰北部の雪倉岳。高山植物の宝庫です。

                                                       

| | コメント (2)

2006年7月30日 (日)

夏草刈り再び

 先日、畑の周りの草を刈ったばかりなのに、ここにきて再び刈らねばならないほど伸びた。本格的に梅雨明けしてからでは暑さが増すと思い、意を決して朝1時間ほど草刈機を動かす。全身から汗が噴き出す。これ以上頑張ると、今流行の熱中症になりそうだったので、虎刈りのままでやめた。やはり夏の草刈りはきつい。しかしこれで盆が迎えられる。

 今、先日いただいた「レモングラス」などのレモンの香りのハーブを小さく切り、籠に入れて陰干しにしている。お茶にもなるし、ポプリとしても香りが楽しめるようだ。試してみたい_113w640

 こう暑いと山への思いが募る。体力があれば登りたいけれど、今の健康状態では自信がない。無理をすれば、人に迷惑をかけることになりかねない。まことに残念。

 「山へ行け、君がその憂鬱のすべてをばリュックサックに入れて」大正の名登山家大島亮吉の言葉が心を揺さぶる。

| | コメント (0)

2006年7月29日 (土)

煙突上空に夏の空

_115w640  煙突の上空に夏空が広がった。本格的な夏が来た。今日は朝から暑さが厳しい。そんな中、シルバーの皆さんが草取りをしてくれた。仕事とはいえ、この猛暑の中大変な作業。頭が下がる。いつも休憩時間にはできる限りのもてなしをすることにしている。おかげで、庭も、家の周りも、窯の周囲もずいぶんきれいになった。

_116w640  いつもの田圃の風景。夏になり、稲の株がしっかり大きくなっている。稲の葉先を夏の風が渡っていく。都会に比べるとやはり涼しい。しかし、最近は猛暑を避けるため、クーラーに頼ってしまうことが多い。自然が変わってきたのか、人間が変わったのか。昭和30年代は夏ももっと涼やかだったような気がする。やはり温暖化のせいか。暑さに弱い落柿窯の主にとっては苦手な季節だ。

| | コメント (0)

2006年7月28日 (金)

夏のお茶ー夏は涼しく

 梅雨明けの発表はまだないが、瀬戸内はすっかり梅雨が明けたようだ。夏のお茶は楽しい。茶碗は口が広く浅いもの。水差しは浅く広く涼しげなものを選び、蓋には芭蕉の葉やサトイモの葉、または婆蘭などに霧を吹き使用する。窓には葦簀を掛け陽射しをおさえる。

 点てる茶は名水点て。岩清水を汲み、沸かすことなくそのまま茶を点てる。茶は、ほとんど泡だないが、さわやかなお茶の味がのどを潤す。茶室には言葉などなく、ただ蝉の鳴き声が聞こえるだけ。

 夏は水をたくさん使う。床には、たっぷり水を張った鉢に水草をあしらう。茶席の周りには十分水を打つ。すべて客を迎える亭主の心使い。お茶は楽しいですね。

_114w640 _078w640_1

 水盤の写真は2度目の登場です。

 お茶の緑がとても爽やかで、涼を誘います。

| | コメント (1)

2006年7月27日 (木)

梅雨明け直前の重い大気に涼を

 梅雨明けまで秒読み段階になったが、大気はなお重い。この、暑く重苦しい空気を少しでも薄められればと思い、涼しげな春山の写真を公開します。落柿窯の主が元気だった頃よく通った穂高です。

_102w640 ある年の4月末。穂高連邦涸沢圏園。この年は、結構雪が多かった。

正面のピークは奥穂高岳。右上方の鞍部は白出のコル。そこに突き上げている小さな尾根はザイテングラード。谷の小屋も稜線の小屋も屋根まで雪に埋もれていた。

_109w640 翌日晴天の中、稜線を目指す。正面の尖ったピークは北穂高岳。この日は1日中晴天が続いた。残雪の山は紫外線が強く、日焼けは汚い。

こんな写真を眺めていると、山が恋しくなる。

| | コメント (1)

2006年7月26日 (水)

夏の夜明け

_107w640 今朝、朝曇りの空に久々の太陽が顔を見せていた。梅雨明けかなと思っていたら、九州、四国の梅雨が明けた。梅雨明けを待ちかねたように、熊蝉が鳴き始めている。自然は正直で偉大です。蝉は気温が28度になると鳴き始め、30度を越えると鳴くのをやめる。暑い時間帯は木陰でお休みのようだ。夕方の陽射しはもうすっかり梅雨明け。明日から厳しい暑さがやってくる。 

_108w640 この花の名前は知らないが、庭の隅に咲くどこにでもある小さな花。アップで撮るととても良い。花はじっくり観察するといろんな表情があって面白い。

| | コメント (2)

2006年7月25日 (火)

土・炎・心の賜物ー備前焼

  今日は落柿窯の栞を紹介したい。このタイトルは栞に使っている表題です。

 土の息吹、火の神秘、素朴な自然の美しさ。

 備前の土の持ち味を十分に生かした焼締め。               胡麻だれ。桟切り。緋襷。 

 花を生ける。酒を注ぐ。茶を親しむ。

 備前焼の持つ幽玄の美、そして単純、明快、豪放、という基本理念の上にたって、造形では心温まる美しさを追求したい。 

 土にすなおに、火にすなおに風と水も加わって自然への感謝の気持ちと先人の心を求めて、精進しています。

_105w640              ー落柿窯ー                                   

 轆轤引き直後の鉢。約40センチある。これが焼成後は32センチほどになる。

_106w640

焼成後の輪花鉢。こんなに変化する。

  

| | コメント (1)

2006年7月24日 (月)

炎の洗礼

 備前焼の特徴の大きな部分は、長期間にわたり炎の洗礼を受けることにある。窯の大きさにもよるが約10日前後が多い。_104w640落柿窯は小さな穴窯だが少なくても5日間は焚き続ける。この間、燃料の松割り木を焚き続けるのは結構きつい。温度は最高で1280度近くにまで達する。こんな高温の窯の中で、作品が縦横に変化する。この写真は1100度を越えたあたりの窯の中。作品が次第に透明感を増し、肉眼で見ると、胡麻がゆっくり溶けてくるのがわかる。このとき窯は、産みの苦しみを味合うように、膨張と収縮を繰り返す。これが窯焚きの醍醐味。1度経験すると病み付きになる人が多い。 _103w640

_089w640 _090w640 この作品は、まさに落柿窯の正面にあったものです。穴窯特有のきれいな胡麻がきています。

| | コメント (0)

2006年7月23日 (日)

クリーン作戦

 今朝は地域のクリーン作戦の日。みんなでゴミ拾いをした。道べりには夏草が茂り、ゴミを隠している。それでも相当量のゴミが集まった。一時に比べるとずいぶん減ったように感じるが、あきらかに車からのポイ捨てと思われるゴミが目立つ。ドライバーのマナーが問われるところだ。みんなでマナーを守りましょう。ドライバーの皆さん、ゴミ拾いは大変なのですよ。

 _097w640_099w640 _098w640

 これは落柿窯の徳利。

穴窯特有の胡麻と火襷がよく出ています。

| | コメント (0)

2006年7月22日 (土)

深草の家

 深草の家という題だけ見ると、京都伏見あたりの家かと思うけれど、そうではない。文字通り草ぼうぼうの我が家のことである。入梅前までは草の無いきれいな庭だったが、梅雨の間にこの有様。手のつけようがない。草取りの苦手な主は、シルバーさんに草取りをお願いした。梅雨明けになったら来てくれることになっっている。それまでの辛抱。 

_086w640  我が家の草はこんな状態。虫たちの天国。緑は鮮やかで美しいが、雑草は困る。しかし、雑草の生命力は凄いの一言。

| | コメント (1)

2006年7月21日 (金)

花と備前焼

_085w640  備前の花器ほど、花を生かす器は無いが、それでも活け方を間違えると台無しになる。魯山人は、花器と花との関係について、次のようにいう。魯山人によると、花器に比して花が大きすぎると頭が重くなり最悪である。花器が大きく花が小さい場合はまだ見れるが、やはり花器と花は大きさのバランスが取れていることが重要であると。まさに正論。

 魯山人の花へのこだわりは、「花をいかに生かすか」ということに徹している。花は開ききる前、それも3分咲きまでに活けること。また花は、八重より一重が良いこと。花は毎日生け直すことなど、どれも鋭い指摘だ。特に花を生けるタイミングは、花のエネルギーが感じられる3分咲きまでに活けるのが最も美しいという論は大正解だと思う。

 利休は「花は野にあるように活け」という。これも「花がもっとも美しい状態にあるように」と言うことなのだ。

 さあ、備前の花器に花を生けよう。

_013w640 _015v640_1

  _026w640_1

 これらの写真は、みんな春の花たち。この時期、我が家では桔梗が清楚に咲いています。

| | コメント (1)

2006年7月20日 (木)

香りの味わい

 今、癒し文化の中で香りを楽しむ人が多い。香りの歴史は永く、洋の東西を問わず発展してきた。かつて、トイレ、風呂の無い時代に、身につく不快なにおいを消すために使われてきたのが始まり。西洋でも東洋でも、その香しい香りは人をひきつける。西洋では花から抽出した香りが中心だが、東洋では伽羅や沈香、白檀といった香木が使われる。もっとも貴重な香木は伽羅であろう。代表的なものは正倉院に納められている「蘭奢待」(らんじゃたい)だ。この香木は聖武天皇の頃、中国から渡来したと言われている。この宝を1部切って火に投げ入れた戦国時代の人物がいるらしい。それは、かの信長だという。信長だと、やりかねないと合点した。                   伽羅、沈香は甘い香り、白檀はすっきりさわやか、東洋の香りは神秘的である。茶席では炭の匂いを消すために使われる。戦国武将は、戦に赴く嗜みとして武具に香を炊き込んだ。、いま、香りは香道として文化にまで昇華した。大いに香りを楽しもう。 

_084w640 _082w640

_083w640  これは落柿窯制作の龍の香炉。 

 耳が龍の頭。蓋が龍を取り巻く雲になっている。これに香炉灰をいれ、香炭に火をつけて香木の部割りを沿わすと香を楽しむ事ができる。

| | コメント (1)

2006年7月19日 (水)

五月雨を集めて速し

 梅雨の末期の前線が大暴れしている。あちこちで豪雨となり、降り始めからの雨量が300ミリを越えたところも珍しくない。今日、旭川沿いの病院の待合室から川を見て驚いた。中州にある後楽園が孤立しているように見えるほど水嵩が増している。流れは濁流。こんな中に、もし人が落ちたらひとたまりもなかろう。見ていて怖くなった。

 芭蕉は梅雨時の最上川を見て「五月雨を集めて速し最上川」と詠んでいる。きっと大雨のあと、最上川に出合ったのだろう。その渦巻く濁流のエネルギーを、芭蕉はさらりと表現している。やはり天才。

 それにしても、毎年この時期になると同じことの繰り返しだ。自然の猛威の前では、人間の力はあまりにも小さい。地球環境が変化している怖さもあるが、今回の豪雨の被害が大きくならないことを祈るばかりだ。 

_080w640   梅雨明けを前にして緑の絨毯が濃さを増した。美しい田園風景。しかし休耕田が増え水田が荒れてきているのも確か。この風景が、いつまでも見られれば良いが。

| | コメント (0)

2006年7月18日 (火)

落柿窯の子供たち

 落柿窯は備前焼を焼く小さな穴窯。この窯から生まれた子供たちをいくつかお披露目します。落柿窯はオーナーの遊び窯のため、作品が市場に出ることはありません。ここで少しづつ紹介します。

_003w640  広口花器

窯の正面で焼かれたもの。胡麻が見事です。

_052v640  大皿

中央部の火襷と周辺部の胡麻かぴったりです。

_050v640

 火襷の鉢

白地に赤い火襷がきれいです。穴窯はなんと言っても火襷が持ち味。

 、まだまだいろいろありますが、少しづつ紹介していきます。お楽しみに。

| | コメント (0)

2006年7月17日 (月)

紫式部の花

_079w640  梅雨の最後の雨が続いている。この雨の中、紫式部が花をつけている。紫式部はクマツツラ科の落葉低木。一般には山地に自生しているが、庭木としても栽培される。この時期に淡紫色の小さな花をつける。米粒大の可憐な花。秋になると紫色の美しい小さな球形の液果をつける。

 紫式部の名前は、「源氏物語」の紫式部に准えたものと思うが、この名前をつけた日本人の感性に感服する。別名を「実紫」(みむらさき)という。_076w640

 雨の中、燕の夫婦が羽を休めていた。仲がよさそうに見えるけれど、燕の夫婦は雌のほうが気が強いと聞いたことがある。まるで、最近のどこかの社会のようです。

| | コメント (0)

2006年7月16日 (日)

夏は涼しく

_077w640_1  梅雨明け前の蒸し暑さの中、一服の涼を求めて、庭の桔梗を一輪、備前の鶴首に入れた。凛として涼しげ。たった一輪の花がこれほどの存在感を持っていることに改めて驚く。自然はすばらしい。 

 それにしても、備前の器は花入れには最適だ。これほど花を生かす器はほかには無い。特に、「茶花」を入れると良くわかる。どんな小さな花でも素朴な花でも素材を選ぶことは無い。備前の花入れを是非愛用して欲しい。

_078w640  備前の輪花鉢に水を張り桔梗を入れてみた。鉢の使い方もいろいろです。備前は使い方に制約が無いのも好ましい。

 これも涼しげでしょう。

| | コメント (2)

2006年7月15日 (土)

夏草

_074w640  「夏草や、兵共が夢のあと」こんな芭蕉の句が思われるほど、夏草が茂っている。この時期になると、いつものこと。あまりにひどいので、今朝、元気を出して草刈をした。暑い陽射しの中での草刈はつらい。ほんの2時間足らずなのに、全身汗だく。倒れる寸前でやめた。畦道、畑の草を刈り、畑にトラクターを入れた。

 今年は、夏野菜を何も植えていない。植えても、毎年夏草に負けてほとんど収穫できないので今年はやめた。こまめに草取りをすればよいのだが、好きではない。このまま秋まで待って、秋野菜の種を蒔こう。

_075w640  これは、ご近所からの頂き物の夏野菜たち。新鮮で美味しい。 感謝。感謝。

 輪花鉢に盛ってみました。

 

| | コメント (3)

2006年7月14日 (金)

一期一会

 一期一会は「茶の心」を表現する最も重要な言葉。たった一度の出会いに全てをかける。すなわち、最上のもてなしで接する事を言う。そこでは亭主も客も真剣勝負なのです。

 利休は茶の心を七つのわかりやすい言葉にまとめた。それが「利休七則」といわれるものです。「茶は服の良きように点て」「炭は湯の沸くように置き」「花は野にあるように活け」「夏は涼しく、冬は暖かく」「降らずとも傘の用意を」「刻限は早めに」「相方に心せよ」このなんでの無い当たり前のことが尊いのです。

_018w640  これらの教えは、現代の社会生活においても示唆に富んでいます。

 私は、この教えを実践したいけれど、凡夫の身の悲しさ.、想うようにはゆかぬ。ただ少しでも利休の心に近づきたいと願っています。

| | コメント (0)

2006年7月13日 (木)

癒しの灯かり

_072w640  最近の癒しブームの中で、灯かり取りが人気だ。材質は陶器、紙、木材等いろいろあるが、備前焼も多くみられる。今、備前焼の窯元を尋ねると、たいていどこでも見ることができる。我が家の玄関では、この写真の灯かり取りがお客さんを迎える。_073w640

亭主の機嫌の良いときは笑顔になり、機嫌の悪いときは怒った顔に変わる。泣き顔のときもある。十一面観音ほど表情は豊かではないけれど、それでも、もう何年も玄関を守っている。

| | コメント (1)

2006年7月12日 (水)

冷茶を楽しむ

_071w640  梅雨明けが間近かになった。これから先、暑さがますます厳しくなってくる。この季節は冷茶が特に美味しい。昨今の健康ブームの中でペットボトルのお茶が大盛況だが、冷茶は自分の好みで作った方が良い。作り方はいたって簡単。好みのお茶の葉とカルキの無い水、それに空のペットボトルがあれば良い。

 空のボトルに適量のお茶の葉を入れ、カルキ臭の無い水をいっぱいに満たす。後は冷蔵庫に入れ、一晩置く。これで美味しい冷茶が出来上がる。お茶葉は高級なものでなくても良い、水出しのお茶は渋みが出ないので、お茶本来の味を楽しむ事ができる。我が家では「天下一」という銘の雁がね茶を愛飲している。安いお茶葉だが、とても美味しい。 

 この夏は冷茶を楽しんでみませんか。_026w640

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2006年7月11日 (火)

沙羅の詩

_065w640  今年は例年に無く沙羅の花付きが良い。5月に何年ぶりかで庭師さんが手を入れたからだろう。それにしても、この花ほど、ものの哀れを感じさせる花はほかに無い。花様もさることながら、開花から1日で終わる花の命が哀れを誘う。

 学生の頃、風呂屋に通う路にあったタバコ屋の店先で、月下美人の開花の様子を長い時間眺めたことがある。月下美人もまた花は数時間の命。だがこのときは生の力強さを感じたに過ぎない。しかし、沙羅は違う。この花をみていると、どこからともなく、平家物語を語る琵琶法師の琵琶の音が聞こえてくる気さえする。

_067w640  日本人は沙羅が好きだ。日本的情緒に合うためだろう。今どこのホームセンターに行っても沙羅の苗を置いている。             

 我が家の沙羅もそろそろ終わりが近い。もうすぐ梅雨が明ける。_066w640

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2006年7月10日 (月)

備前焼の窯

_047v640  備前焼を焼く窯は二つに分かれる。一つは落柿窯のような穴窯。もう一つは登り窯。この二つが備前を代表する窯だ。それぞれに特徴があって、どちらが優れているか一概には言えない。基本的に、穴窯は酸化焼成の窯であり、登り窯は還元焼成の窯といえる。焼き上がりは酸化焼成は赤っぽく。還元焼成は黒っぽくなる。いづれの窯も。赤松の割り木で長期間焼き締めることによって、窯の中で土が縦横に変化する。これが備前の大きな魅力といえる。

_002w640  これは落柿窯の春の窯の鏡をきったときの運道(うど)の正面の写真。大量の胡麻が降り,高温で溶けて流れているのがわかる。鏡を切る瞬間はドキドキですよ。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2006年7月 9日 (日)

犠宝珠と赤レンガ

_062w640  この季節になると落柿窯の赤レンガの煙突の側にある大きな犠宝珠の株が花をつける。子供の頃からすでに大きな株だったから、100年近くここにあるのか。煙突を立てるとき、相当、株を痛めたようだが、20年で元の姿に戻った、自然の力はやはりすごい。

_042v640_1  このスレートの建物の中に窯が鎮座している。

 犠宝珠はこの煙突の基部にある。

| | コメント (0)

2006年7月 8日 (土)

大雨の時期

_045w640  梅雨の終わりが近くなり大雨の時期になった。その上、台風も近づいている。2,3日前から九州、四国、紀伊半島、沖縄地方で200ミリを越す雨量になっっている。これ以上の雨は災害を呼ぶ。毎年同じことの繰り返し。四季のある日本では自然なことなのだが、雨の降り方が年々ひどくなるような気がする。地球が変わってきたのだろうか。少し怖い。それにしても瀬戸内のこのあたりは、気象が穏やかだ。自然の恵みに感謝。

 雨の中、田圃の緑が濃くなった。自然の営みは正直です。_061w640 穏やかな落柿窯周辺の田園風景。 前回の写真と同じアングルです。ずいぶん緑が濃くなってきたのがわかります。

| | コメント (0)

2006年7月 7日 (金)

画像入力をテストする

_015v640  これは我が家の侘び助(椿)です。

 この写真をパソコンのデスクトップに貼り付けています。_047v640_1

これが落柿窯(小さな穴窯)     

 もう1枚私の作品を紹介します_048v640

 これは備前焼の「たたき四方皿」です、

 赤い抜けが良いでしょう。自我自賛。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

七夕に寄せて

_058v640_1 _058v640_1  今日は七夕。子供の頃は旧暦で七夕祭りをしていたように思う。早朝、日の出前に子供たちは稲の葉についた朝露を集めるため、盆を手に畦道を書け回っていた。その朝露で墨をすり、短冊に願い事を書いた。笹など、どこにでもあり、取ってきた笹に飾りつけをし、軒下に飾った。夜は満タンの星。天の川もくっきりと見え、織姫も彦星も白鳥座も北斗七星も手に取るように観えていた。あくる日はその笹を川に流した。昭和30年代、日本がまだ生き生きしていた頃の話だ。そこには井上陽水の「少年時代」や「隣のトトロ」の風景が確実にあった。                                      

 あれから50年。日本は経済的に豊かになったけれど、反対に心は貧しくなったような気がする。今夜はあいにくの曇り空だが、たとえ晴れていても、このあたりでは、もはや星をみることはできない。

 昭和30年代の星空を思い出しながら今夜を過ごそう。_057v640 _056w320_1

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2006年7月 6日 (木)

写真が入る

やっと写真が入った。パソコンの大先輩のおかげ。感謝、感謝。

それにしてもパソコンてすごいね。次から写真と一緒に会いましょう_055v640 _046v640_043v640_1 

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2006年7月 5日 (水)

備前のビアマグ

  冷えたビールが美味い季節になった。最近、備前焼のビアマグが人気だ。愛用している人は決まって、「ビールが美味い」「泡が細かくて最後まで泡が消えないのが良い」と口をそろえる。しかし、備前焼きのビアマグの極上の使い方を知る人は案外少ない。今日は作っている立場から上手な使い方を伝授しよう。

 まず保管は必ず冷凍庫にすること。使った後、よく水洗いし、水気を切って冷凍庫に入れ、カリカリに凍らす。使う直前に冷凍庫から出し、カリカリに凍ったビアマグにビール注ぐ。凍った器膚がしっとりと濡れてくる。目にも美味しく見える。この使い方で一層ビールが美味しくなりますよ。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2006年7月 4日 (火)

沙羅に恋して

 「沙羅」は日本では「夏つばき」をいう。いわゆる沙羅双樹とは異なるが、平家物語の沙羅双樹はこちらの木のほうが良く似合う。沙羅の花の命は1日で終わる。物の哀れ、世のはかなさをこれほど感じさせてくれる花は無い。

 この花に恋をしたのはいつの頃だったろう。水上勉の小説のせいか、若い日の恋心のせいか。今はそんなことはどうでも良い。半夏生を過ぎ、次々に開く白い可憐な花を見ていると、よりいっそう、清貧に生き、そして死んでゆく尊さを思わずにはいられない。

 沙羅のようにありたい。自然のままでありたい。無為自然でいたい。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2006年7月 3日 (月)

雷ゴロゴロ

 この夏初めての雷雨。半夏生を過ぎたとたん雷雨とは。自然の営みは不思議です。

ようやく梅雨も末期にさしかかったようだ。今日の雷雨は界雷。寒気と暖気のぶつかり合いで起こるもの。真夏の熱雷とは違うものです。これをみても、梅雨明けが近いことがわかります。しかし実際にはこれからが豪雨の時期。今年もまた災害が起こるのが心配です。天気予報では台風3号が北上中とか。明日からまたまた大雨らしい。

 庭の沙羅が次々に開花し始め、雨の日の鬱陶しさを癒してくれています。周りの田圃の緑がずいぶん濃くなってきました。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2006年7月 2日 (日)

半夏生

 今日は半夏生。「はんげしょう。」と読む。広辞苑によれば「七十二候の一。夏至から11日目にあたる日。太陽暦では7月2日頃。梅雨が明け田植えの終期とされる。」とある。

 先人は自然との営みを通して暦を作っていったのだろう。半夏生とはよく言ったもの。盛夏にはまだ間があるが、梅雨が明け本格的な暑い夏が来る前に準備を始める頃というわけだ。私も先人の知恵に習って冷房機器を整えよう。

 半夏生に合わせたように庭の沙羅が開花した。自然の営みは確かである

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年7月 1日 (土)

まるで獣のように

 今日は一日梅雨らしい天気。このところの梅雨は、地球の様子が変わったのか、集中豪雨のような降り方が多いが、梅雨はやはり、しとしと雨がよく似合う。 こんな日は獣のように棲家でじっとしているに限る。一週間の疲れがたまる土曜日は、いつも活動が鈍くなり、一日中起きているのか寝ているのかわからない程ボーとしている。こんな状態がもう何年も続いている。夕方やっと起きだして、この間から乾きの悪かった湯のみの高台を削った。天気予報が今夜からの大雨を伝えている。明日もまた、獣のように棲家でうごめくことになりそうだ。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

« 2006年6月 | トップページ | 2006年8月 »